「世界を守る」を使命に
ハワイの伝統航海カヌー、ホクレア号が50周年を迎え、ホノルル市・郡、ポリネシア航海協会、文化・航海関連団体が3月8日(土)に記念式典を開催しました。
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Island Newsの報道によりますと、ホクレア号は1975年にクアロアで進水し、それ以来30万マイル(約48万キロメートル)を航海し、15回の遠洋航海を完遂しました。世代や地域の架け橋となりながら、文化の復興や地球環境保護を訴え続けています。
ホノルル市のリック・ブランジアーディ市長は「ホクレア号こそがハワイであり、私たちの島々に住む人々の偉大さを思い起こさせてくれます」と称え、節目となる50周年を祝福しました。また、カメハメハスクールの教師、カレオ・トリニダッド氏は、「ホクレア号はハワイの文化復興の火を灯し、ハワイのみならず、太平洋全域、タヒチやクック諸島などで希望の光となっています」と語りました。
50周年を迎えた今、ホクレア号の使命は“世界を守ること”へと広がっています。乗組員のマイケル・ウィルソン氏は、「知識を求め、共有することで世界をより良くすることがホクレア号の目標」と述べました。環境問題が年々深刻化する中、ホクレア号の取り組みはこれまで以上に重要視されています。 ホクレア号に関する詳細はこちらのサイトまで。
(Island Newsより)
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