The 17th Annual HIFF Spring Showcase Starting Next Week!
■邦画はハワイの人たちに一番人気!
ハワイで邦画を鑑賞できると言うと日本の方から驚かれる事がありますが、ハワイで国際映画祭が開催されているのをご存知ですか? 1981年より環太平洋地域の文化交流やメディアの促進を目的に始まった、ハワイ国際映画祭は毎年春と秋の年に2回開かれます。上映されるのは、アメリカ映画もちろん、アジア、ヨーロッパの国々を含め世界各国から選りすぐられたものです。また、ハワイ初公開のプレミア上映もたくさんあり、これまでも多くの有名な監督や俳優がゲストで来賓しています。 ■関連記事/【イベント】春のハワイ国際映画祭がやってくる
そして、いよいよ来週(4/10~19の期間)から「第17回ハワイ国際映画祭(HIFF)スプリングショーケース」が開催されます。これに際し、先日ワイキキのハレクラニホテルで、エグゼクティブ・ディレクターのロバート・ラムベス氏やプログラミング・ディレクターのアンダーソン・リィ氏によるプレゼンテーションが行われました。 今年は、アルゼンチン、カナダ、チリ、中国、フランス、香港、インド、日本、韓国、ニュージーランド、イギリス、アメリカの12カ国から映画が出品されるそうです。内容も、各国で話題を呼んだ作品から、映画祭での受賞作品、アニメ、社会派のドキュメンタリーまでと幅広いジャンルです。今春の映画祭での話題作は、2014年に韓国で公開されて以来大反響を呼び韓国の自主制作映画では最も成功を収めたと言われる、98才と89才の老夫婦を捉えた感動のドキュメンタリー映画、「My Love Don’t Cross that River(あなた、その川を渡らないで)」です。
10カ国以上の国々で主要の映画祭に参加し、各国の映画をハワイに紹介するという重要な役割りを務める、アンダーソン・リィ氏に「映画祭で一番人気はどこの国の映画ですか?」という質問をしてみました。すると、「ハワイでは邦画が一番人気です。邦画は、ハワイ在住の日本人だけではなくて、ハワイ在住のローカルの人たちにも人気なんですよ。」という答えが返ってきました。また、「邦画ではどんなジャンルがお好きですか?」という問いには、「クレイジーなバイオレンス物も好きだけどどんなジャンルも観ます。日本では松竹や東宝などの映画会社をたびたび訪れます。」とリィ氏。中国や韓国の映画に比べると知名度が低いと思っていた邦画がハワイで人気だと聞き、素直に嬉しくなってしまった筆者であります。 邦画はもちろんのこと、各国の映画が堪能できるのが醍醐味のハワイ国際映画祭。ハワイに旅行でこられている方もこの機会に、ポップコーンの香りが漂うアメリカの映画館に足を運んでみては? チケット購入等の情報はこちらのニュースをご覧ください。 |
●第17回ハワイ・インターナショナル・フィルムフェスティバル・スプリング・ショーケース 会場:リーガル・シアター・ドール・キャナリー18など 期間:4月10日(金)~19日(日) 電話:(808) 447-0577 |
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