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人気連載「ハワイ島写真日記」

第4回 冬の花火

投稿者: Kaori 更新日:2013年01月10日

三谷かおりのハワイ島写真日記

ハワイ島写真日記  第4回 冬の花火

草の根パハラ花火大会。ハデハデしくないのがいいんだなあ

新年あけましておめでとうございます。考えてみたら、今年はミレニアム生まれのキッズたちがもう中学生になるんですね。改めて時間の過ぎる早さにびっくりです。

皆さんはどんなお正月を迎えられましたか?我が家では、ご近所さんたちと ニューイヤーズ・イブ・パーティを催すのが大晦日の恒例行事。日本人もノン・ジャパニーズも一緒になって年越し蕎麦を食べ、ジャンペン・トーストで午前零時を迎えるという和洋折衷年越しです。陽もとっぷりと暮れた頃から、三々五々集まって、持ち寄った料理とお酒で一年最後の数時間とタラタラと過ごします。

ところで我が家に人が集まり始めるのと同じ頃、街中ではあちこちでパチパチと火の爆ぜる音がし始めます。それは花火と爆竹!これ、大晦日のハワイの風物です。日本では花火といえば夏だけど、ここでは大晦日とアメリカ独立記念日(7月4日)のもの。時計が零時に近づくにつれその勢いは増して、あちらでもこちらでもバンバンピカピカパチパチ。隣近所が全員花火好きだと、もう煙モウモウの中で老いも若きも夢中で火をつけまくり、ちょっとした戦地じゃないかと思えるぐらいの騒ぎになります。

我が年忘れパーティにも、もちろん花火は登場。常連メンバーに、いつのまにか花火担当になってしまったH氏がいて、毎年子供たちの先頭に立って火遊びに燃える、祭り男(普段は真面目な法廷弁護士)になっています。

さて、今年は新年が明けてからもうひとつ花火イベントを体験しました。火山国立公園から20マイルほど南にパハラという街があります。人口2000人ほどのこのシュガープランテーション・タウンに住む友人が「元旦に花火大会が街である」というではないですか。そんなハデなイベントがパハラで?!と話を聞くと、なんでも街に打ち上げ花火士になった人がいて、身銭を切って花火大会を開いてるんだとか。毎年やりたいけどお金が足りない時もあるから、出来る年だけ。去年と一昨年は出来なかったけど、今年はやる。これでたしか3回目。20分ぐらいはあるよ。だと。なんと草の根花火大会! これは見に行かいでか!

なにしろヒロからは車で1時間以上掛かります。ブッ飛ばしたい気持ちを抑えつつ(年末年始は取り締まりがキビシイからネ)、到着したころにはすでに花火はスタート。街に入る手前のハイウェイからも高くあがる花火が見えました。たまや~!

街はずれの広場の周りは普段この街じゃ見た事ないほど車がびっしり。おお、集まってる、集まってる!とはいっても数百人規模の人出だから、花火士もすぐそばに見える距離間。キケンはないのかと一瞬気になるものの、このゆるいノリがパハラらしくてまた楽し、です。

花火士の家は広場のはす向かいらしく、庭には即席ステージ&パーティ会場ができていました。花火が終わると、地元の主婦たち4人のバンド(花火士の母含む)がやにわにライブを開始。これが巧い!ロックやらハワイアンやらのごちゃまぜ演奏にロコたちも大盛り上がりです。その横では花火の寄付金集めのために、プレートランチやチリボールも売っています。う〜ん、手作り感満載だなあ。楽しいことは街の人全員巻き込んでやっちゃおう、というおおらかな気持ちが伝わってくる花火大会。 元旦早々からほのぼのしてしまいました。冬の花火もいいものです。こんなお正月を体験できるのも、ハワイ島ならではかもですね。

今年もよい年でありますように!

(2013年1月更新)

三谷かおり

ハワイ島在住のフリーランス・ジャーナリスト。日本で数々のムック、雑誌企画等をプロデュースした後、1999年博多よりハワイに移住。現在は著述家、カメラマン、メディアコーディネイターとして日米の雑誌やTV番組等の制作に携わる。プロデュースしたムックに『九州の宿』『美味本(おいしんぼん)』『九州冒険王』(プランニング秀巧社刊)など。撮影・著述ではエスクワイア、クレア、エココロ、アンアン、エル・ジャポン、ハーパス・バザー、素敵なフラスタイルほか多数。
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三谷かおり

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