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レンタサイクル「biki」徹底取材!(動画&マップ付き)

投稿者: Eriko 更新日:2018年06月09日

Let's Enjoy Biki, Hawaii's Bike-share Program!

ALOHA! 最近ハワイに来られたことがある皆さんは、既にご存知かも知れませんが、ホノルルの中心部では「biki(ビキ)」と呼ばれるバイクシェアプログラムが話題を呼んでいます。バイクシェアって何? どういう風に使うの? というたくさんのお問い合わせをいただき、編集部一同、bikiの使い方を徹底取材して来ました。ワイキキ近辺にあり便利なビキストップの地図も合わせてぜひ参考にしてくださいね。

目次
1. バイクシェア、ビキって何?
2. ビキストップはどこにある?
3. 実践編:biki アプリの使用法
4. 実践編:気になる料金はいくら?
5. 実践編:bikiに乗ってみよう
6. 実践編:bikiの返却
7. 安全にbikiを楽しむために
8. ビキ利用者からのアドバイス

1.バイクシェア、bikiって何?

最近、ハワイの街中を空色の自転車がたくさん走っていることに気付いた方も多いのではないでしょうか? この空色の自転車は、biki(ビキ)と呼ばれる、新しいバイクシェア専用のもの。2017年6月にサービスをスタートしたばかりのビキですが、すでにハワイ在住者にも旅行者の方にも広く認知・利用されています。

バイクシェアとは、レンタサイクルの新しいスタイルです。バイクと言うと日本ではスクーターのようなイメージがありますが、英語では自転車のことを指します。なので、借りるのに免許はいりません。その新しさのポイントはこちら↓↓↓。

1) 基本的には短時間、短距離専用。ちょっとした移動に便利。

2) 無人のビキストップ(自転車置き場)から、クレジットカードやアプリを使ってレンタルできる。

3)どこのビキストップから借りてもいいし、別のビキストップに返しても良い。

4) 鍵をかけることはできない。ビキストップからビキストップへの利用が基本。

5) アプリでビキストップの空き状況が確認できる。返却場所を探すのに便利。

つまり、気軽にちょこちょこ利用できる、点から点を繋ぐような便利な移動手段と言うわけですね。従来のレンタサイクルよりも、よりカジュアルな感じで使えるのです。それではさっそく利用してみましょう。

2.ビキストップはどこにある?

ホノルル市内には現在、西はダウンタウンから東はダイヤモンドヘッド近くまで、約100のビキストップが設置され、1,000台の自転車が稼動しています。またビキストップは着々と増えてきています。

ビキストップには、大きな「b」の文字とともに、それぞれのストップ番号が記されています。また、クレジットカードで支払いできるキオスクも設置されています。

ビキストップのマップは、公式ウェブサイトのこちらのページから確認することができますよ。利用したいビキストップのアイコンをクリックすると、ステーション番号と利用できる自転車の台数が出てくるので便利ですよ!

下記のマップではワイキキ周辺エリアとアラモアナ周辺エリアの主要ビキストップを紹介していますので、ご利用の際の参考にしてみてくださいね。

◎ワイキキ周辺の主要ビキストップ

◎アラモアナ周辺の主要ビキストップ

ワイキキの真ん中、アラワイ運河沿いのビキストップ

アラモアナビーチパークのビキストップは台数が豊富! 公園サイクリングに最適です。

おしゃれなカカアコの街にもビキストップがあります!

◎ワイキキでbikiに乗る際のポイント!
●ワイキキには基本的にバイクレーンがあり乗りやすい。
●左折は難しいので、自信がなければ横断歩道を歩くのをおすすめ。
●カラカウア通りとアラワイ沿いはバイクレーンがあるがクヒオにはない。
●歩道を走ると罰金。アラモアナからワイキキに行く途中のバイクレーンを事前に知っておくと便利。

3.実践編:biki アプリの使用法

ビキのアプリは簡単にダウンロードできます。ビキストップ、自転車の有無、返却の際のステーション空き状況が把握できるのでぜひトライしてみてください。使用法は下記を参考にしてみてください。

ビキストップのサーチ画面です。それではSearch(検索)の方法を伝授しましょう!

●自転車を探す場合:自転車のマークの部分「Find nearest available bike(一番近くにある自転車を探す)」を押す(左画像)。

●一番近い返却場所を探す場合:「Find nearest available dock(一番近いドックを探す)」を押す(左)。

そうすると、現在の地点に一番近い場所がハイライトされるので一目でわかりますよ(右画像)。

bikiをピックアップしたい場所を選ぶときの画像です。この場所にはbikiが15台ありますが、ドックの空きはゼロだということがわかります。

4.実践編:気になるお値段はいくら?

bikiを借りるのには、クレジットカードを使う方法と、アプリをダウンロードする方法があります。ハワイへ旅行へ来られる方には、クレジットカードが絶対便利。ここでは主にクレジットカードでの利用方法を説明します。ちなみに現金は利用できませんのでご注意を。

bikiの良い点としてあげられるのが、その安さゆえに気軽に使用できることですね。長期滞在の場合には交通費の節約にも繋がります。

bikiには4種類の料金体系があります。自分に合ったプランを探して上手に利用してみてくださいね。

※注:料金は2019年8月に改定されました。

シングルライド:1回$4.00(最長30分)
マルチ・ストップラン:1回$25.00(最大300分まで乗り放題)
超過料金:1回$4.50(30分毎)
マンスリーパス(60分):1ヵ月乗り放題$25(最長60分)
マンスリーパス(30分):1ヵ月乗り放題$15(最長30分)

旅行者の方には、シングルライドが便利ですね。また、長期滞在の方は最大300分まで乗り放題のプランだと時間を気にせず乗り回すことが出来ます。

それではさっそくクレジットカードを取り出して…と。ビキストップのキオスクでまずはお支払い。

上のキオスクで、真ん中のカード差込口にクレジットカードを挿入し、タッチパネルの指示にしたがって支払いましょう(詳しくは上のビデオを見てくださいね)。日本語も選べるから安心! 支払いが済むと、レシートが出てきます。そのレシートのイラストに印刷されている5桁の番号を、自転車左横のボタンに打ち込みます。同じビキストップ内なら、どの自転車でも大丈夫ですよ。

番号を打ち込んで、黄色のボタンが緑になったら、自転車を出しましょう。引っ張るのにちょっと力が要るので気をつけてくださいね。さあ、今度はbikiに乗ってみましょう。

5.実践編:bikiに乗ってみよう

いよいよサイクリング…と、その前に、サドルの高さを調節しましょう。bikiは簡単にサドルの調節ができるので、好きな高さに合わせてくださいね。またハンドルの部分のダイヤルでギアを3段階に切り替えることができるほか、ベルも付いています。

編集部員はアラワイ運河沿い、ワイキキ・サンドビラ・ホテル横のビキストップから出発、アラモアナビーチパークを目指すことにしました。アラワイ運河は一方通行。一番運河寄りの部分には自転車専用レーンが設置されているので安心です。

それでは、安全運転で出発。ワイキキやダウンタウンなどのビジネス地区では自転車で歩道を走るのは禁止されていますので、自転車専用レーンを走るようにしましょう。自転車専用レーンがない場合は基本的に、車道の一番右側を安全に注意して走ります。

アラモアナビーチパークに到着! アラモアナビーチパークは広々として、サイクリングにぴったり。編集部員たちも海を見ながら自転車を漕ぎました。うーん、良い気持ちです♪ 散歩やジョギング中の人に注意して、自転車を走らせました。そろそろ30分かな? アラモアナビーチパークにはビキストップがたくさんあるので、その一つに返却します。

6.実践編:bikiの返却

bikiの返却はとっても簡単。自転車の前輪をステーションに差し込んで、緑色のランプが点くと完了です。これで、もう引っ張っても絶対取れないはず。ラックのところに忘れ物がないか確認してから立ち去りましょうね。たった$3.50でこれだけ楽しめれば、とてもお得感があるのではないでしょうか?

◇関連記事/便利なbiki、返却ミスにご注意

7.安全にbikiを楽しむために

先ほども述べましたが、楽しい旅行を続けるためにも、安全にはくれぐれも気をつけて運転するようにしてくださいね。ハワイと日本は自転車の細かいルールが色々と違います。特に下記に注意して楽しんでくださいね。

1)ワイキキやダウンタウンなどのビジネス地区では、歩道の走行は禁止。バイクレーンを走りましょう。

2)車の進行方向と同じ方向に向かって走行しましょう。ハワイは右側通行です。バイクレーンがない場合は車道の一番右側を気をつけて走りましょう。

3)市バスや駐停車中の車にはくれぐれもご注意を。急にドアが開くことなどもありますので、いつでもすぐ止まれるスピードで走ることが大切です。

4)人通りが多いところ、また大通りで自信がない場合は安全だと思う場所まで歩道を歩きましょう。

8.biki利用者からのアドバイス

最後に、ワイキキでbikiや自転車を常用している在住者に聞いた注意事項をあげています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

◎bikiの利点!
● 価格が安く交通費の節約になる。 
● 乗り捨てが出来る。ステーションさえあればどこにでも返却可能。
● アプリで簡単に確認が出来る。事前にアプリで見ると空いている返却場所がわかる。
● 自分に合ったプランを探して上手に利用すると楽しめる。
● デザインが可愛い!

◎使用の際の注意点!
●盗まれたら$1,200の罰金。返却時にしっかり入れない時にも罰金が課されます。
●自転車の前についている荷物置きカゴは、荷物を落としたり盗難にあう可能性があるので使用しない方がベター。
●biki使用の際はリュックがおすすめ。
●歩道を走ると罰金。
●ハワイの道路はあまり良くないので注意。バイクレーンでも道が悪いところがある。
●ワイキキでは予測不能な行動をする歩行者がいることを頭に入れて気を引き締めて乗る。

楽しく安全に気をつけて、bikiを利用してみてくださいね。きっと新しい発見があるはずですよ。

 

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