前編のブログの続きです。
最終日には、トレーニングの終わりとともに参加者全員で輪をつくり、感想をシェアする機会がありました。
そんななかで、経験の多いクルーがこんなことを言ったのが印象的でした。
「自分が生きている時間なんてなが〜い歴史の中ではほんの一部、自分のもっているものを前の世代から次の世代へきちんとバトンを受け取って渡していかないといけない。バトンを持とうと思うのも、渡そうと思うのも、それをやるやらないを決めるのは自分。。。」
自分自身は海の専門家ではないけれど、それでも自分の役割はここにあるわけで、それをちっぽけなものだとしても、キャパマックスでやる大切さと重要さを感じました。
そんな言葉にまた胸がいっぱいになってウルウルしていました。
果たして自分は、今、全力で次に向けて力を注いでいるのだろうか。全力で立ち向かっているのだろうかと改めて考えさせられました。
そしていつも会える人たち、久々に会った人たち、初めて会った人たちのストーリーをたくさん聞いて、出会うことでの化学反応、インパクトのすごさもあらためて感じました。
そしてそこでもみんなが全力の人たちだからこそ伝わるパワーもすごいし、人間力というかもっともっと自分も経験値増やさないといけないし、もっともっと全力でいかないとって思えました。
このトレーニングには、日本の商船高専の学生たちもいました。カウアイ在住の日本人の方たち、ホクレアに関わっている日本人の人もいました。
そして日本航海協会のメンバーたちも、お邪魔にならない程度に視察させてもらいました。なんかハワイと日本のつながりはあるなとうれしく思えたし、
ハワイに居る日本人としての役割、役目はまだまだあるなと実感できました。
ハワイに来てからの学びって、とってもホリスティックなもので、ただ書いてあるものを覚えるだけじゃなくて、論理的に、学術的に正しかろうがどうだろうが、その土地に根付くもの、先代から伝わるもの、直感的に感じるもの、目の前に見えるもの、見えないけれど感じるもの、そういうものを信じて自分のコアと周りの環境や人とのバランスを大切にしなさいって常日頃教えられている気がします。まだまだ自分はぶれている部分もあるけれど、だからこそやるべきことが見えてきているとも思います。
そんな毎日が本当に贅沢でいつも感謝です。
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