前半の続き
今回参加してくれた高校生たち、みんなそれぞれの想いや発見があってのストーリーがあったので、彼らがシェアしてくれた「リフレクション」はすべてがパワフルなものでした。
時間も限られているし、人数もいるので、全部知り切ることは出来なかったけど、ここで出会いがあったことで、これから続くんだと思ったし、きっとこの18人の中でそういう絆が生まれていたのもすごく感じました。みんなそれぞれだけど、種を植えたんだなと本当に思えました。
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日本からの参加者たちにとっては、これから大学受験だの、進路のことだの、色々とやらなくちゃいけないことはいっぱいあると思うんだけど、高校生の段階から自分のやりたいことってなんだろうってのを、こうあるべきだっていうレールみたいのを考えないでみつめて欲しかったんです。
自分もその頃の年齢のころは、ある程度レールからはもう外れていたけれど、やっぱり「こうあるべきなんじゃないか」っていうものにブレーキを勝手にかけてたところがあったと思うんです。もちろんそれはそれでその経験があったわけだから今の自分があるのも否定はしないのですが、
その時に「あー、あの時期にこういうこと言ってくれてたら」「あー、あの時にこういう経験出来てたら」ってものを、このプログラムのテーマに入れたいなってずっと思ってたんです。
プログラムを作る時に予想する反応を思いっきり超えました。
あんまりこう書きすぎるとプレッシャーも与えちゃうのかな。でも、この2週間で参加者みんなが自分のコアを見つめなおすきっかけになっていたのはものすごく感じました。
なによりも、写真を見返すと、プログラムの始めの頃と、最後の方で、みんなの顔つきがすごくしっかり自信があふれているのも感じました。
それを知った時に、「あー、おじさんの役割は終わった(笑)」もう大丈夫だって安堵感たっぷりでした。
もちろんこれでつながったからには一生彼らのこれからには興味があるし、嫌がられてもフォローしていくつもりでいます。
自分がハワイにいながら生まれ故郷のために出来るkuleana(責任、任務)が少しずつ形になってるし、それが広がっていくんだなって思える2週間でした。
この場をお借りして、一緒に企画運営をしてくれているboard members(メンバー)のみんな、steerling committee(委員会)の皆さん、サポートしてくださっている企業やコミュニティグループのみなさん、そしてこのプログラムに参加を許可してくれた保護者のみなさん、学校関係者・自治体の皆さん、そしてなによりもどんなプログラムかもわからないのに、よくもまぁ参加を決めてくれた第1回cohort(仲間)のみんな、本当にありがとうございました。
僕らのチェンジプロジェクトはようやく開始しました。これからまだ進んでいくつもりです。
そして今年参加してくれる、これから参加してくれるみんなが行うチェンジプロジェクトのおかげで色々な地域や、国だったり、世界だったりがもっともっといいところになって、どこかの誰かにとっていいことが起こっていくことを願っています。
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