映画ファン&ハワイ・ファン大集合!
Aloha! エリコです! アロハ映画館ではハワイが舞台または撮影された映画を紹介しています。ハワイはロマンチックがぴったりくる場所。だから恋物語もたくさん撮影されています。でも同じロマンスでも今回ご紹介する映画は一味違うレアものです。
Vol.4 パンチドランク・ラブ *プリンを買ってハワイ行きを試みる奇妙な男の恋の行方は? |
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Story |
Eriko’s Review |
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トイレのプランジャー(詰まり用吸引具)の会社を経営するバリー・イーガン(アダム・サンドラー)は、スーパーで買うプリンのレベルでマイレッジを貯めるのが楽しみな変てこな男。しかも、情緒不安的で切れやすい性格だからしょうもない。もちろん彼女もなし。そんなバリーの前に美女リナ(エミリー・ワトソン)が出現。リナはバリーの妹の職場の同僚で、初デートでバリーに一目ぼれした事を告げる。リナがハワイへ出張で行くというのを聞いたバリーは、自分も一緒に行こうとマイレッジが貯まるプロモーション付きのプリンを買い込む。リナの後を追いハワイへ行くバリー。楽園のハワイで再会&スイートな時間を過ごし幸せなバリーとリナ。だが…本土へ戻った彼らに思わぬ災いが? 2人の恋の行方は…? |
ハワイが舞台の映画では個人的には一番好きな作品。実際ハワイで撮影されたシーンは20分ほど。そしてほとんどがワイキキとホテル。だけど、劇中のハワイは主人公のバリーが恋人を追っかけて初めて来たパラダイス、としてこの映画の重要ポイントを占めています。完全にツーリスト目線で描かれているのが、ハワイ度に欠けると言えばそうかもしれないけど、私にはむしろ「リアル」で新鮮に感じられました。例えば、ホノルル空港に降り立った時の独特な空気感。ワイキキビーチで遭遇する日本のお祭り。ビーチ・バーでフラを観ながら過ごす夜。出発前のターミナルの静寂感。バリーの恋心が異国情緒豊かなハワイとドッキングしたような、センチメンタルなシーンの数々、ハワイに一度でも旅したことがある人は共感できるのでは…?
Enjoy the movie~♡ |
映画の中にみるハワイのロケーション♪ Honolulu Airport, Oahu主人公のバリーがホノルル空港の到着&出発のシーンで見られる。バリーがオープンエアーのホノルル空港の通路を歩くシーンは、ハワイに来たことがある人ならピンとくるはず! Royal Hawaiian Hotel, Honolulu, Oahu バリーがリナとハワイで再開する印象的なシーンはロイヤル・ハワイアン・ホテル。ワイキキ・ビーチの中心に位置しておりピンクの概観が青い海に映え美しく、「太平洋のピンク・パレス」という愛称でも親しまれている老舗ホテル。太平洋戦争の際にはアメリカ海軍の保養所にも利用されたという歴史も。この映画の他にも、ジョン・ウェイン主演の「ハワイの陰謀(1952)」をはじめ4本の映画のロケ地にもなっている。 Kalakaua Ave, Honolulu, Oahu バリーがワイキキに到着直後、リナの滞在するホテルに公衆電話から電話するシーンの背景になっているのが、ワイキキのカラカウア通り。劇中ではバリーが電話をしている後ろでは日本の祭りが催されている。実際お祭りが多いハワイでは、パレードのたびカラカウア通りは通行止めになる。
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小学生の頃洋画好きの母に連れられてみた、ロンドンが舞台の「小さな恋のメロディ」でカルチャー・ショックを受ける。本屋で「ロードショー」や「スクリーン」を立ち読みしては映画をみたような気分に浸っていた。1番好きな映画は、「パリス・テキサス(1984年、ヴィム・ヴェンダース監督)」。次男の名前は劇中の男の子からとった。つい最近まで子育て&大学生を掛け持ちしていてすべての娯楽は禁断状態だったため、学生生活が終わった今また映画熱が爆発。最近は海外ものやインディペンデント映画を好んでよく観る。美味しいものより映画を観てるほうが幸せ♪ ハワイから楽しい映画情報をお伝えできたら幸いです。 |
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