3660オン・ザ・ライズ
3660 On The Rise
●熱狂的なファンが大勢いるレストランだよ! ここの共同経営者でエグゼクティブ・シェフを務めるのは、ラッセル・シュー氏。彼は、15才で地元ハワイのドライブイン・レストランで料理を始めてから、大企業の食品業界で活躍した人物なんだ。アメリカ本土はもとより、香港などでも働いたことがある国際派。そんな彼が1992年にゲイル・オガワ(共同経営者でマネージャー)とシェフのジェームス・ギレスピー氏と力を合わせて「3660オン・ザ・ライズ」を開店したんだよ。このレストランは、全米規模の権威あるグルメ雑誌、「グルメ・マガジン」だけでなく、いろいろなメディアで過去10年間に渡って高い評価を受けているね。 |
●看板メニューともいえる前菜と言えば… それから、舌がとろけそうで魅惑的な前菜は、2種類のフォアグラ。これは、今までに僕が食べたフォアグラの中でも最高級の部類に入るね。天にも昇るようなお味の1種類目は、フォアグラのマンドリン・オレンジ・マーマレード添えのポワレ。フライパンで程よく蒸し焼きにされたフォアグラの味は、たまらないね。もう一つのフォアグラは、「トルション」という手法で料理されたもの。フォアグラを煮込んだ料理なんだけど、これには僕も大好きな甘酸っぱいリリコイ(パッション・フルーツ)のジュレが添えられていて絶品だね。 |
●最高のメイン料理は? 「ザ・チャイニーズ・スティームド・フィレ・オブ・スナッパー」(スナッパーとはフエダイ科の魚のこと)は、ウエイターのおすすめのメニュー。蒸し焼きにする前に軽くフライパンで焼いてあって、味わいに深みを出しているんだ。ソースは、デリケートなブラックビーン風味のソース。コーンスターチでとろみをつけた中華風のあんかけになっているのが特徴なんだ。この料理は、口当たりは軽いけど味わい深い、なかなかのもの。 |
●シーフードとのバランスが絶妙なテンダーロイン 「グリルド・メダリオンズ・オブ・ビーフ・テンダーロイン」は、海老とアラスカ産キング・クラブ、エシャロットのムースに、トマト・ガーリック・ホランデーズ・ソースと四川風ペッパーコーン・ソースと一緒に頂く最高の一品だね。 この料理は、一皿でいろいろな味覚が楽しめるんだ。甘くてマイルドなシーフードが、テンダーロインの風味と歯ごたえをさらに引き立たせ、そして最後にはクリーミーで酸味のあるトマト・ホランデーズ・ソースとパンチのある四川風ペッパーコーン・ソースがピリリと効いてノックダウンさ。その他のメイン・ディッシュは、「スティームド・シュリンプ&スキャロップ・ラウラウ」(ハワイアン料理にあるラウラウのセレブ・バージョンっていうところかな?)、「テンプラ・キャットフィッシュ」(なまずの天ぷらとポン酢)と「セサミ・クラッシュド・アヒ」(ゴマとパン粉をまぶしたマグロをネギ、生姜と一緒に焼いたもの)から選べるんだ。最後に「ミソ・グリルド・ムスビ」(味噌焼きおにぎり)なんてもう最高だね。 |
●デザートのおすすめは…! ●スタッフの対応もバッチリだね! |
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(2007年4月取材)
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