今回はハワイのホテルを予約するときに見かける、「リゾートフィーって何?」という皆さまの疑問にお答えします! 知らないと、支払い時に思っていたよりも宿泊費用が高いとびっくりすることも!? ぜひ記事をご覧くださいね!
【目次】
1.リゾートフィーとは?
2.予約時にリゾートフィーの有無を確認する!
3.リゾートフィーに含まれるサービスや特典
4.ホテル毎にリゾートフィーに含まれるサービスを見てみよう!
5.リゾートフィーを払わなくていい方法はある?
6.リゾートフィー無しのおすすめホテル
リゾートフィーとは?
リゾートフィー(リゾート料金、resort fee)とは、宿泊料金とは別に追加で請求されるサービス料金です。宿泊料金には含まれていない特定のサービスや施設の利用料として設けられています。ホテルによっては、リゾートチャージ(resort charge) や、アメニティフィー(amenity fee)、ホスピタリティフィー(hospitality fee)などと呼ばれています。
料金設定はホテル毎に異なりますが、1泊$40~$60前後が多く、客室カテゴリーや時期などに関係なく、どの宿泊予約にも1泊毎に一律料金が加算されます。高級ホテルほど、リゾートフィーが高いという訳でもありません。一方で宿泊プランによって、リゾートフィーの割引や無料を特典につけているホテルもあります。
リゾートフィーに含まれるサービス内容もホテルによって異なりますが、そのサービスの利用有無に関わらず、宿泊料金とは別に自動的に請求されます。そのため宿泊費用を見るときは、宿泊料金とリゾートフィーを合算した料金で考えるのがおすすめです。
予約時にリゾートフィーの有無を確認する!
ホテルの予約をする際、宿泊料金1泊いくらというのが提示されていますが、そこにリゾートフィーは含まれていません。リゾートフィーは、ホテルのチェックインまたはチェックアウト時に追加で請求されます。
「どうやって事前にリゾートフィーの支払いが必要か知れるの?」と疑問になるかもしれませんが、リゾートフィーを設けているホテルでは、予約ページに「リゾートフィーを別途徴収します」というような一文、もしくは予約の段階で宿泊代金にリゾートフィーを加算した金額を示してくれていたりもします。とは言っても、大々的には書かれておらず、料金の詳細や注意事項のところに書かれていたりして、よく注意して確認しなければ見落とす可能性もあるので、ご注意くださいね。
なおリゾートフィーがいくらかは、各ホテルのウェブサイトで確認できます。
リゾートフィーに含まれるサービスや特典
リゾートフィーが宿泊料金とは別に設けられているので、どうしても”追加にかかる費用”という考えになってしまうかもしれませんが、リゾートフィーに含まれるサービスがあることで、ホテルでの滞在がより快適になり、また総合的に見るとお得ということもしばしばです!
サービス内容はホテル毎に異なりますが、よくあるものとしては、高速インターネットの利用(Wi-Fi)や客室内のコーヒーとコーヒーメーカー、市内通話などの無料電話サービス、飲料水の補給所などが挙げられます。中にはレイ作りやフラ、ヨガ、ビショップミュージアムなどの観光施設への入場料無料など、ハワイらしい体験ができるサービスも含まれています。
また、ホテルによって、どのサービスを「リゾートフィーに含まれるサービス」として扱うかも異なります。例えば、ワイキキ中心で格安の人気ホテル「イリマホテル」の “リゾートフィーによるサービス” に、Wi-Fiは含まれていませんが、宿泊料金に含まれていて宿泊者は無料でWi-Fiを利用できます。リゾートフィーに含まれるサービスだけが、そのホテルで提供されている全てのサービスという訳ではないのでご注意を!
ホテル毎にリゾートフィーに含まれるサービスを見てみよう!
ここでは実際にいくつかのホテルをピックアップして、中でもハワイでの滞在がより楽しくなるようなユニークなサービス内容に注目して紹介します。
エンバシー・スイーツ・バイ・ヒルトン・ワイキキ・ビーチ・ウォーク
●ルースズ・クリス・ステーキハウスのメインディッシュを注文するとデザートが無料でもらえる
●ワイキキ水族館(通常、子ども1人$5)とビショップミュージアム(通常、子ども1人$16)にて、入館料を支払う大人1人につき子ども1人の入館が無料。(※料金は予告なく変更となる場合があります)
サービス・特典一覧は、エンバシー・スイーツの公式ウェブサイトをご覧ください。
ツイン フィン ワイキキ
●同ホテル1階にあるビーチキャンディー・ワイキキで、ビーチ用具をレンタルできる(パドルボード、ビーチチェア、ビーチアンブレラ、ビーチトイなど)
●インターナショナルマーケットプレイス・パスポートのプレゼント(参加店舗でのセールや割引を受けられる)
サービス・特典一覧は、ツイン フィン ワイキキの公式ウェブサイトをご覧ください。
パーク ショア ワイキキ
●先に紹介したツイン フィンと同じ系列のホテルのため、同ホテルでもツイン フィン1階にあるビーチキャンディー・ワイキキで、ビーチ用具をレンタルできます(パドルボード、ビーチチェア、ビーチアンブレラ、ビーチトイなど)
●ホテルロビー階コーナーポケット・レクリエーションルームの利用(朝のコーヒーサービス、ビリヤード、ダーツ)
サービス・特典一覧は、パーク ショア ワイキキの公式ウェブサイトをご覧ください。
クイーン カピオラニ ホテル
●到着時のウエルカム・ハワイアンジュース(各ゲスト1回)
●ヨガ、レイメイキング、フラレッスン、ランニングクラブへの無料参加
サービス・特典一覧は、クイーンカピオラニの公式ウェブサイトをご覧ください。
リゾートフィーに含まれるサービス内容を事前に把握しておき、滞在中にうまく活用できるようにしましょう!
リゾートフィーを払わなくていい方法はある?
何泊もするとなれば、リゾートフィーだけでも結構な金額になりますよね。「この分をなんとかして節約したい!」というお気持ちよく分かります!
各ホテルが提供している宿泊プランによっては、リゾートフィーの割引や無料が特典に含まれている場合もあります。さらには、はじめからリゾートフィーが無いという珍しいホテルもあります。
ここでひとつ注意が必要なのが、リゾートフィーだけにとらわれて料金の比較をしないことです。例えば、Aホテルでリゾートフィーは抑えられたけど、もともとの宿泊料金が高くて、結局トータル費用が高くなったという場合や、Bホテルはリゾートフィーはかかるけど観光施設の利用料が無料になる特典がたくさん含まれていて、旅費トータルで見るとお得になったということも考えられます。宿泊料金とリゾートフィーの合計金額とそのサービス内容を比較して、より納得いくほうを選ぶようにしましょう。
リゾートフィー無しのおすすめホテル
ハワイでリゾートフィーがはじめから無いというホテルは非常に珍しいのですが、Myハワイが「1泊100ドル台から泊まれるホテル」や「キッチン付きのお部屋があるホテル」など、あらゆる理由でたびたびおすすめしている、「アラモアナ・ホテル・バイ・マントラ」が、実はリゾートフィー無しのホテルなんです! アラモアナセンター直結の人気ホテルとしても有名です。
同ホテルはリゾートフィーが無いにも関わらず、館内には宿泊者が無料で利用できるサウナ付きジムやプール、無料Wi-Fi、いつでも飲料水をマイボトルに入れられる無料のウォーターサーバーの完備など、嬉しいサービスが充実しています。
宿泊料金自体も、時期やお部屋のカテゴリーによっては一泊100ドル台からの設定もあり、かなりコストパフォーマンスの高いホテルです! ぜひ一度公式ウェブサイトをチェックしてみてくださいね!
同ホテルを特集した過去記事「改装後のアラモアナ・ホテルを大公開!」もぜひご参考にご覧ください。
いかがでしたか。ホテル滞在中はリゾートフィーに含まれているサービスをぜひ有効活用して、ハワイでのより良い滞在をお楽しみください!
ハワイのおすすめホテル関連記事
・ハワイの格安おすすめホテル5選【ワイキキ1泊$100台~】
コメントを残す