いよいよハワイへ出発!
当日は朝から慌しく動きます。お昼は出雲空港内のレストランで。私はいつも直前の食事がうどんになってしまいます。 消化のことや、旅行中の食事のことを考えると自然にうどんを選ぶんですね。午後1時15分定刻のフライトから私たちの旅が始まります。羽田に着いたら、真っ先にリムジンバスの乗車券売り場を探します。 ちょうど、待つことなくバスがやってきました。浮かれ気分で乗り込んだ私は、到着までの間、他の人を眺めながら「みなさん、どちらまで?」なんて余計なことを考えたり、高速道路から見える高層オフィスビルを見ながら、「一体何人の人がこの建物の中で働いているんだろう?」と考えて過ごしました。隣にはすやすやと寝ている主人…。ま、いっか。成田空港に到着し、チャイナ航空のチェックインを終え出発までの時間お店を見てまわったり、お茶を飲んだり… 夫婦2人だとなんて身軽なんでしょう! 早々に搭乗ゲートまで移動し、乗り込むまでの準備をしいよいよ搭乗アナウンスです。チャイナ航空に乗るのは始めてなので、少し楽しみ。あらら…。モニターなしの機材なんですね。でも、後ろの方で2人掛けの席。これだと、トイレに立つ時に他の人に迷惑もかからないからありがたいわ。フライトにワクワクしながら、私たちは機上の人となりました。さすがチャイナ航空、スクリーンの映画も中国語の字幕。ヘッドフォンからは日本語も聞こえたようですが、私はお食事を頂いた後、しっかり休むことにしました。 |
ハワイへ到着、オアフ島からマウイ島へ
ほぼ定刻通り、午前7時過ぎにオアフ島ホノルル空港に到着。 |
それでも40分ほどでカフルイ空港に到着。思っていたより大きな空港です。早速レンタカーを借りにダラーレンタカーのカウンターへ。出口を右手に少し歩くと、受付カウンターがあります。今回レンタルするのは「クライスラー300CHemi」。主人は疲れているはずなのに、スタスタと足取りも軽く、カウンターの女性も、陽気な笑顔で「アロ〜ハ!」。第1関門のコミュニケーションはOK、次は保険の加入。保険に関しては、いろいろ説明してもらうも、言葉の壁が厚く、笑顔が固まっていく…。それでも何とか無事に手続きを終えると、カウンターの後方にバス乗り場があり、シャトルバスに乗って、車置き場まで。待っていてくれたのは、ガンメタリックの「クライスラー300CHemi」。リクエスト通りの車に、子供のようにはしゃぐ主人。子供たちが一緒の時はいつも1ボックスカーのレンタルだもんね、よかったね。 まずは、ガイドブックでチェックしておいた空港近くの「クリスピー・クリーム・ドーナツ」へ。 そういえば昨日は、感謝祭。入り口ドアのところに張り紙が。「23日の感謝祭当日は営業時間を早く終わり、スタッフを家に帰し家族と一緒に過ごさせますので、あしからず」、こんな内容だったと思います。アメリカ人の家族を大切にする姿勢、何だか胸がジーンとしました。 |
時間が止まる? 優雅なシェラトン・マウイ・リゾート!
おやつの時間も終わり、一路ホテルへ。空から海岸線を見ていたので、イメージどおりの道路を走り1時間ほどで無事到着しました。主人は、もっと運転していたかったようですが。今回お世話になるのは「シェラトン・マウイ・リゾート」。リゾートホテルが立ち並ぶ「カアナパリ地区」の一番奥にどっしりと構える、歴史あるホテルだと聞いています。 カアナパリ・ビーチの岬先端には、昔々カメハメハ王朝時代に勇敢な兵士が、その勇気を示すために海へ身を投じたと言われる岩、「ブラック・ロック」。現在でも夕暮れ時に、当時を再現するセレモニーが行われている。これはぜひ見なくては! 私たちの車がホテル正面に到着するやいなや、いい香りのするオーキッドのレイを首に… 感激です。ひろーい敷地にゆったりと佇むそのホテルは、私たちを心から歓迎してくれます。空間をたっぷりとってあるロビーのその先に、海が広がっているように見えるんです。まるで時間が止まっているみたい。ワイキキの喧騒とは違った、静かな空間は「マウイへようこそ」と言ってくれているようです。1日$18(税別)のリゾート料金の説明が英語では理解できない私たちに、日本語をほとんど話せないシェラトン・マウイ・リゾートのフロント・スタッフの方が、一生懸命説明してくれました。彼らは「ブロークン・ジャパニーズ!」と、常に笑顔で対応してくれ、私たちはこのホテルが好きになりました。 |
チェックインを済ませた私たちは、敷地図の案内を頼りに部屋まで移動します。広い、広すぎます。なかなか自分の部屋にたどり着けません。(一応、シェラトン・マウイ・リゾートの下調べはしてたのに。こんな広かったかな?)廊下のつなぎ目から外に目をやると、海の青色、木々の緑、雲の白い色がまぶしいくらいです。巨大な敷地だからか、誰にも出会うことなく自分たちの滞在するタワーまで。お部屋は5階のようです。やっとの思いで部屋に入り窓を開ければ、手入れされた素敵な庭と、どこまでも続く海が一望できます。嬉しいことに、プールまでが近い! 室内は落ち着いた雰囲気で、「大人の部屋」って感じです。バスタブも深めで、シャワーヘッドも切り替えつき。もちろん、スリッパもありました。角部屋のおかげで、ラナイ(バルコニー)も2箇所あってひろーい! 見渡せば、ずっと遠くにまで連なるホテル群。世界中からこのリゾート地へ沢山の人が訪れるのでしょう。歴史ある、このカアナパリ。その中でもこの魅力的なホテルに滞在できることを、心から喜んだ瞬間でもありました。
疲れているはずの私たちでしたが、早速リゾート内を走るシャトルバスに乗り、「ホエラーズ・ビレッジ」と言う名のショッピングセンターへ。簡単な夕食を食べ、散策しました。ホエラーズ・ビレッジに到着した時にはもう日が落ちていて、クリスマスの準備を終えたデコレーションやイルミネーションが輝いています。いろいろな個性のあるお店があり、中でも私は初めてコア・ウッドをゆっくり鑑賞しました。プレートや小箱のようなシンプルなもの、美しい彫刻を施されたもの。私は立ったりしゃがんだり覗き込んだりしながら、コア・ウッドの魅力に惹かれていました。ABCストアで、今夜のおつまみや明日の朝食を買い、明日に備えることにしました。明日は、いきなり「アトランティス潜水艦」。今夜は早めに休もうと思っていたのですが、海外で使えるはずの持ってきた携帯がつながりません。部屋からなんとか日本へ連絡を取り、設定を変えたら使えるようになり、安心安心。 |
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