仲良し夫婦、優雅に大人のリゾートライフ (3日目後半)
.3日間お世話になったシェラトン・ワイキキをあとにして、今日はノースショアにあるタートルベイ・リゾートに向かいます。 雨の多い今回の滞在ですが、今日の出発は薄日が差しています。 H2フリーウェイをノースショアへ向かう途中に、最初の目的地「クカニロコ」に到着しました。最近は観光バスも立ち寄るという有名なパワースポットになったようですが、もともとは王族の女性が出産のために使ったといわれる「バース・ストーン」のある聖地なのです。私達は日本でもしばしば神社やパワースポットを訪れているので、遠目に一見しただけで、この場所がただならぬ空気を帯びていることは感じました。自分の名前や住所、分かる限りの先祖の名前、そしてなぜこの地に来たのかを言って、鳥のさえずりが聞こえれば入ってよし、と聞いていましたので、耳を済ませると、先ほどまで静まり返っていたのに突然どこからともなく鳥たちの声が聞こえてきました。
しかし私達はその場所の重々しい空気感に押されて、とうとう式域に足を踏み入れることなく、お辞儀をしてその場を立ち去りました。不思議だったのは、道中ずっと降り続いていた雨が、車から下りた直後にピタリと上がり、車に乗り込むやいなや、今度はまた雨が降り出す、という現象に遭遇したことです。「ここはやはり軽々しい気持ちで足を踏み入れるのはやめておいた方が良い場所だなあ」と思いました。 ぬかるんだ道にタイヤをとられそうになりながら、何とか舗装路に戻り、再びタートルベイ・リゾートに向けて出発しました。
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タートルベイでゴルフ三昧の幕開け!
途中、お昼時間になり、お腹も空いてきたので、ハレイワビーチパーク近くの、私が20数年前に初めてハワイに来たときに立ち寄った懐かしいお店を探してみました。すると嬉しいことにまだそのレストランは昔と変わらない姿で営業していました。そのお店が「ジェームソンズ・バイ・ザ・シー・サンセット・ダイニング」です。 このお店は元々家族経営らしく、とてもフレンドリーな接客がお客さんをリラックスさせてくれます。私は最初の時に頼んだのと同じ「蟹と海老の焼きサンドイッチ」を、妻は名物の「ジェイムソンズ・バーガー」をいただきました。量も相変わらずローカルの人達を満足させるだけのものがあり、味も大満足でした。
そこから約30分ほどでいよいよ「タートルベイ・リゾート」です。ここは最初に道路沿いにゴルフ場の垣根が見えてきます。それでいよいよだな、と分かるのですが、その垣根が延々と続き、なかなか入口にたどり着きません。門からセキュリティ・ゲートをくぐると正面玄関です。このホテルは弟が結婚した時に両親とうちの夫婦と弟夫婦で泊まった、懐かしいホテルでもありますが、ここもすっかり全館リニューアルされて変身していました。 ロビーも部屋も明るいトーンになり、ところどころにハワイの歴史を感じるウッディなオブジェなどが飾られ、南国気分を盛り上げてくれます。 前回はまだ妻がゴルフを始めていなかったので、私と父と弟の3人でゴルフをしましたが、妻も数年前にゴルフをはじめ、そこそこの腕前になっているので、今回は夫婦でゴルフを楽しむのが最大の目的でした。ですので、チェックイン後、荷物を開けるのもそこそこに支度をして、予約してあったファジオ・コースのハーフラウンドに出掛けました。
16時の最終組でのスタートで、後ろからは誰も来ないのため、のんびりとラウンド。実は私も約3年ぶりのゴルフだったのですが、もともと風のあるコースが好きなせいもあり、ファジオ・コースは楽しく回ることが出来ました。ハワイという土地柄、雨はよく降りますが、その分、水はけも良く、コースコンディションはバッチリ、グリーンも速めですが、ラウンド経験がある方なら初心者でもこのコースは充分楽しんでいただけると思います。 また前評判は聞いていたのですが、スタッフが皆とてもフレンドリーな接客で親切なので、より快適な気分で過ごすことが出来ました。 しかしハーフラウンドしたにも関わらず、ランチがお腹にまだまだ留まっていて、お腹が空きません。レストランやギフトショップを見に行きましたが、近隣に他にレストランなどがないせいか、ホテルの格にしては、かなりリーズナブルな価格設定になっていると感じました。しかし結局この日はとうとうお腹が空かず、晩ご飯はパスしてしまいました。 |
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