仲良し夫婦、優雅に大人のリゾートライフ (1日目前半)
1月も終わろうとするある朝、妻が起き抜けの私に声を掛けました。「ねえ、ちょっとこれ見て!」 それは「ハワイの歩き方」からの当選通知メールでした。一瞬、何が起こったのか理解出来ず、私はリアクションも取れませんでした。それもそのはず、妻が応募していたことさえ知らなかったのですから。丁度その頃、ネット上で当選詐欺が横行していたこともあり、疑いはしましたが、きちんとメールを読むと、紛れもなくレポーターの当選であることが分かりました。そこで正式に参加表明を返信し、私たちの旅はこんな風に始まりました。 準備はパスポートを取り直すところからでしたが、時と共に編集部やスポンサーの方々から様々なご案内を頂き、出発日も決まり、詳細が明確になってきました。オアフは5年ぶりで、最後に訪れた時はワイキキの中心部のホテルや今回お買い物券が当たったロイヤル・ハワイアン・センターなどのショッピングモールを大改装していた時期だったので、その後どんな変化をしているのかも興味深く、また今回はゴルフ付きのプランだったので、約10年ぶりにタートルベイ・リゾートでプレーするのも楽しみでした。
そしてもうひとつの予定外は、昨年末に出会った友人で、我が家の近所でデザイナーをされている松尾さんです。彼はワイキキでハーレーダビッドソンのレンタルショップを経営されているのです。 「もしハワイに行く時は遊びに行ってね」と言われた時は予定がなかったのですが、今回はせっかくの機会なのでお願いして、日本では免許の制限で乗ることの出来ない、ハーレーでのツーリングの企画も加えることにしました。 |
5年ぶりのオアフ、どんな風に変わったかな?
バタバタと仕事に追われるうちに、あっという間に出発日の4月1日。何とか間に合わせて成田の出発ロビーに無事到着。ユナイテッド航空のカウンターにチェックインしました。久しぶりに見るチェックインカウンターはすべて自分で端末に入力するシステムに変更されています。これは以前よりかなり時間が掛かるので、やはり早めのチェックインが必要だと感じました。 午後7時20分ころ、無事離陸。運良くエコノミープラスにアップグレードされていたので、ちょっと広いシートで快適な旅が始まりました。 約7時間後、ホノルル到着。ラッシュよりは1時間ほど早い便だったので、入国審査もほとんど待つことなくスムーズに通過し、出迎えに来ていただいたハワイの歩き方編集部の毛利さんとタクシーでシェラトン・ワイキキに到着。
入り口のウミガメのオブジェこそ以前と変わらないものの、それ以外はすっかり模様替えしたシェラトン・ワイキキが私達を迎えてくれました。正直、以前のシェラトンは良いホテルではあったのですが、やはり老朽化は否めず何となく暗い印象で、団体向けのホテルのようなイメージがあったのですが、現在のシェラトンは木目を基調とした、すっかりモダンな大人の空間にロビーも廊下も、リニューアルされていました。そして毛利さんと海を望むレストラン、「カイ・マーケット」でモーニング・ビュッフェをいただきながらさっそく打ち合わせです。今回の改装で最も特筆すべきは、カイ・マーケットのすぐ近くにある「インフィニティ・プール」です。ビーチのない立地条件を逆手にとり、水辺すれすれまでプールを拡張してあるために、少し離れてみると、まるでプールから海まで一体のように見えます。このプールは16歳以上限定! だから静かなプールサイドでの日光浴は大人気で、早朝6時過ぎから欧米人の皆さんは張り切って早起きしていました。 |
![]() |
コメントを残す