国勢調査でハワイ州住民が長寿になったことが判明
Hawaii Residents are Living Longer
■日系人の人口やや減少 アメリカで10年に1度行われている国勢調査の最新の結果が発表され、その中でハワイ州住民の寿命が伸びたことがわかりました。 2010年の年令統計データによると、全ハワイ州民の年令中央値は、2000年の36.2才に比べると2010年には38.6才と2才以上も高くなっています。中でもカウアイ島は中央値41.3才、65才以上の人口の割合も14.9%と一番高く、次はハワイ島の40.9才と14.5%となっています。また、ハワイ州全体の高齢者(65才以上)の人口が、2000年の13.3%から2010年には14.3%に伸びているのとは逆に、若者(0〜14才)の人口は、2000年の20.3%から18.5%と減少ぎみ。更に、混血の人々の人口も、2000年の21.4%から23.6%へと増加しています。アフリカ系アメリカ人、日系、中国系の人口は減少、ハワイ先住民族(ハワイアン)は以前と同じ、白人、フィリピン、サモア、ベトナム、その他の太平洋地区からの移民は増加しているそうです。 お年寄りにやさしく、様々な民族的背景を持つ人々が織り成す、ハワイならではの社会の構造が、国勢調査の結果を通じて浮き彫りになっていますね。 (編集部より:このたびの東日本大震災による犠牲者の皆様に哀悼の意を表すとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一刻も早く状況が改善され、復興の道が開けますことを願ってやみません。) |
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