SHERATON WAIKIKI TO RECEIVE PRIZED KOI FROM NAGAOKA, JAPAN
■長岡市とホノルルが平和の祈りをこめて
このほど、ハワイ州ホノルル市の姉妹都市である新潟県長岡市から、平和交流の一環として、長岡の錦鯉がホノルル市に寄贈されることになりました。これに際し、3月13日(日)午後3時~3時30分に、シェラトン・ワイキキ1階のリリィポンド(水連の池)で、錦鯉の贈呈式が行われます。式典には、森民夫長岡市長や三澤康在ホノルル日本国総領事を含む10名が参加します。
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錦鯉は、「泳ぐ宝」として長岡市民に長い間親しまれてきました。その始まりは江戸時代初期にさかのぼります。雪国の長岡で厳しい冬をしのぐ貴重なタンパク源として食用鯉を飼育していたところ、突然変異により出現した模様鯉(もようごい) が始まりだと言われています。その後200年以上もの間、錦鯉の品種は細分化し、現在では100種類にも及ぶそうです。長岡市では、そのほとんどが手に入るため、数多くの愛好家がその錦鯉を求め長岡を訪れています。
この錦鯉は、「ケンカをしない」「群れの中にすぐに溶け込む」などの習性から「平和の象徴」とも言われており、平成26年10月23日発生した中越大震災からの復興のシンボルとして市の魚に制定されています。
今回の寄贈は、長岡とホノルル両市から世界永久平和の祈りがこめられており、長岡の宝と言われる「錦鯉」をホノルル市民や世界各国からホノルルを訪れる人々を通して、世界に発信するのが目的です。寄贈される鯉は、式典の後、シェラトン・ワイキキ内で飼育されます。
また、今週末催されるホノルルフェスティバルの会場となるハワイ・コンベンションセンターでは、3月12日(土)午前10時~午後6時、13日(日)午前10時~正午、贈呈式で放流される錦鯉が約2mのプールで展示、紹介されます。さらに、今年で開園100周年を迎えるホノルル動物園への錦鯉贈呈も決定しています。平和のシンボルとなるこの錦鯉、ワイキキを訪れた際にはぜひ見てみたいものですね。
◎シェラトン・ワイキキ
住所:2255 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815
電話:(808)922-4422
ウェブサイト(日本語):jp.sheraton-waikiki.com
料金&予約(日本語):http://jp.sheraton-waikiki.com/rr_packages.htm
フェイスブック日本語公式ページ:https://www.facebook.com/SheratonWaikikiJP
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