• キルト体験II

    ■パンの木クッション作成(生地準備)
    ■しつけ縫い・本縫い編
    ■キルティング準備編
    ■キルティング編
    ■飾りキルト編
    ■エコーイング編
    ■最終仕上げ編
    ■初心者でも簡単作成-パイナップルコースター
    ■アロハ柄の布でモダンにアレンジ-ブックカバー
    ■ハワイアンキルトのデザインに挑戦-ミニ・バッグ

    ■ハワイアンカルチャー■







    第4回 パンの木クッション作成(いよいよキルティング)編

    準備ができたところで、いよいよキルティング縫いに入ります。キルティング縫いでアップリケ生地を縫うと、アップリケの部分が少し浮き上がります。毎日10分は針をもって、体で覚えて行きましょうね

    STEP6:落としキルト
    いよいよ重ね合わせた3枚の布の上から、キルティングを行います。



    指ぬき、指サックと糸(左から)。指ぬきは種類が多いので、使いやすいものを

    「キルティングで使う道具」
    ◎糸
    キルティングで使用した糸は、ハンドキルティング用の糸。通常の糸と比較すると、糸がロウでコーティングしてあるので、しっかりしています。3枚の重ね合わせた布を縫い合わせるので、かた
    めの糸で塗っていくのです。
    ◎針
    キルティングでは、アン先生オススメのメリケン針No12を使用。アップリケ生地縫い付けにも使用した「京都・本みすや」の針です。ハンドキルティング針で塗っても問題ありませんよ。
    ◎指ぬき
    アン先生が使用しているのは、金製のもの。皮製の「指ぬき」もお店で売っていますが、皮製のものだと力を入れてキルティングする時にサックがずれて、キルティングしづらいのだそうです。金製の「指ぬき」がオススメです。
    ◎指サック
    事務用の指サックです。何でキルトで指サック? と、目を丸くしてしまいそうですが、人差し指にだけ指サックをはめるのがキーポイント キルティングの針は4.5cmと短いため、針を引き抜く時に指サックのゴムが指抜きに引っ掛かり、針を抜きやすくなるんです


    「落としキルト」と聞くと、「一体、何をするんだろう?」と思ってしまう、不思議なネーミング。この「落としキルト」をすることで、アップリケのデザイン部分が少し浮き上がります。全てのハワイアンキルトは、このように「縁(ふち)」を落とし、モチーフの部分だけが平らにならないようにします。


    こうすれば糸の端2.5cmの位置に玉結びを簡単に作れます!
    ◎糸の端から2.5cm位で玉結び
    まずは、針に糸を通し、糸の端に玉結びをつくります。このとき、糸の端から2.5cmくらいのところで玉結びを作るのがポイント! 左手で糸の「結び目」側の端をもち、右手人差し指の上に針をのせ、左手にもった糸の端3cm位の位置で、左手にもった糸を2-3回針に巻きつけます。巻きつけた部分を右手人差し指と親指で押さえ、左手を使って針を引き抜きます。こうすると、2.5cm位の位置での玉結びが完了です。

    ◎玉結びをアップリケ生地とキルト芯の間に留める

    糸の玉結びした先端部分は、生地の裏から見えないよう隠します。そのためには、アップリケ生地とキルト芯の間で玉結びが留まるようにします。



    1回「プチッ」といったら玉留めが間に入った状態に
    「アップリケ生地とキルト芯の間で玉結びをとめる技」
    模様ギリギリのところで裏布から針を刺し、アップリケ布に針を出します。糸の端(2.5cmで玉結びをした部分)を指で持ちながら、針を思いっきり引っ張ります。「プチッ」と音がしたら、玉結びが裏布を貫通した証拠です。こうして、玉結びをアップリケ生地とキルト芯の間でとめて、裏側から玉結びが見えないようにします。

    私も挑戦してみましたが、糸の端2.5cmの部分を持たずに、ただ針を思い切り引き抜いてしまったので、当然、針は3枚の布を貫通して1回目の試みは失敗。このような失敗がないように、指で持つ分の2.5cmを残して玉結びをするのがポイントとなります。

    では、いよいよ指ぬきを利き手の中指に、指サックは利き手人差し指にはめ、アップリケ模様のなだらかな部分から縫い始めましょう。


    ◎「落としキルト」の縫い方


    「テコの原理」で針を中指で押しながら2-3針ずつ縫います
    右手親指を縫ったときに針が出てくる位置におき、 左手の人差し指は、布の下の針が出てくる位置におきます。 中指にはめた「指ぬき」に針をあて、中指を押しながら針を布に刺します。布下においた左手人差し指に針が少し触れたところで、布下においた人差し指で針を上に押し上げます。右手中指の「指ぬき」をうまく使いながら、「テコの原理」で針を表面に出します。この要領で、2-3mm幅で2-3針縫ってから、完全に糸を引き抜きます。慣れるまでは、5mm幅ぐらいの粗めな縫い目で進めましょう

    ちょっと難しいのですが、何回か縫ってみるとコツをつかめます 慣れないうちは、一目一目「上から下」「下から上」と、針を引き抜きながら縫ってしまいたくなるのですが、それでは縫い目が揃わないので、一目一目縫ってはダメですよ



    裏側の縫い目はこんな感じ
    縫いながら、たまにキルトの裏側を見て、きれいに縫えていることを確認しましょう。少しきつめに引っ張りながら縫うと、さらにアップリケの膨らみが出てきます。糸が短くなったら下に針を抜き、糸を針からはずします。縫い終わったキルティング糸の玉結び処理はあとで行うので、玉結びはしないで下さいね。玉結びの処理については、また次回説明します

    そして、キルトコーナーで大人気のアン先生によるキルト教本「ハワイアンキルト(1Day手作りシリーズ23)」が7月15日、全国の主要な書店で発売されています。お近くの書店で探してみてくださいね

    Anne's Hawaiian Quilting(アンのハワイアンキルティング)
    レッスン開催日:特別指定なし。9:00-20:00までの間
    レッスン内容:ポットホルダー、クッション、ウォールハンギング、ベビーキルト、ベッドカバー
    レッスン料金:1人1回2時間$35(別途1組に付き$10の交通費と材料費が必要)
    予約:受講日の10日前までに、Eメールで受付。レッスン料は、当日の支払いとなります。
    ホームページ:anne-hawaiianquilt.com
    Eメール:info@anne-hawaiianquilt.com

    ■現地最新情報 / アン先生のキルト教本「ハワイアンキルト」発売

    (Mika)