アロハ、えりこです。アメリカ人の夫と日本で国際結婚後、夫の転勤で日本からハワイへ来てはや17年。子育てと仕事、そして大学生と3足のわらじで頑張ってます(詳しくは、カレッジ・マム奮闘記をご覧下さい)。このコーナーでは、えりこがハワイ在住の素敵な国際結婚カップルに直撃インタビュー。幸せの秘訣やちょっと知りたいあれこれを、じっくりインタビューします。どうぞ、お楽しみ下さい♪
ハワイの国際結婚カップルにインタビュー 第6回 アコリ&きみよさんご夫婦 後編
■日本のおばあちゃんをハワイに、ハズバンドの大活躍!
お名前:Akoli(アコリ)&Kimiyo Jones(キミヨ・ジョーンズ)さん Q.きみよさんはアメリカ市民権を取得されていると聞きましたが、そのきっかけやそのときの事を教えてください。その際、大変だったことはありましたか? きみよさん(以下きみよ):おばあちゃんが私たちと一緒に暮らせるように、2年ほど前にアメリカ市民権を取得しました。私の場合は弁護士さんを雇って、取得までに約5ヵ月かかりましたね。英語のテストがちょっと大変だったけど自分で本を買って勉強しました。もちろん家族全員協力してくれて問題の練習をしたりして一発で合格! 彼と家族のお陰ですね。ただ大変だったことは、私がアメリカで仕事らしい仕事を一度もしたことがなかったので、「私が祖母をサポートしていける」という信用全くなかったこと。弁護士さんから「無理」と言われてしまい私ももう完全に諦めモードでした。でも彼は諦めないで、「絶対に前例があるはず!」と言って自分でカリフォルニアに直接電話をして調べてくれたんですよね。すると本当に前例があって、その後はすぐ取れました! 私はどちらかというとネガティブ思考になりがちなんですけど彼のポジティブさには驚かされますね。ここがアメリカ人と日本人の違いかな、とも思いますね。彼には本当に感謝しています。一生頭があがらないですね(笑)。 アコリさん(以下アコリ):きみよは、前ホノルル市長ムフィ・ハネマン氏から市民権を貰ったんだよ! Q.家族間のコミュニケーション方法は? 例えばアコリさんとおばあちゃんの間のコミュニケーションはどういう風に? きみよ:おばあちゃんと彼はテレビを一緒に見て話したりしています。普段は私や子どもが通訳したりしますけど、間に入って話すのはなかなか難しいですね(苦笑)。
Q.2人きりの時間は? お気に入りのデート・スポットはありますか? アコリ:時間があればいつでも(笑)。僕のお気に入りのデートスポットはワイキキのパシフィック・ビーチホテルにあるオーシャナリウム・レストラン! 大きな水槽がビューティフル! 魚が泳いでいるのを見ているだけでリラックスできるし素敵な気分になれるから好きだね。 きみよ:ファミリーではワイキキ・ジョイ・ホテルのカラオケもお気に入りスポットです。 Q.共通の趣味はありますか? 子どもたちと一緒にやることは? アコリ:う〜ん、趣味はソフトボールかな。彼女は見るほう。最近息子の野球チームのコーチも始めたんだ。サッカーも教えていたよ。(僕は)子どもに教えるのが大好きなんだ。運動は子どもを健康で強くするからすごく良いことだと思うね。 きみよ:子どもたちをなるべくアクティブにさせるようにしています。 Q.彼(彼女)と結婚して良かったな、と思った瞬間は? アコリ:結婚した時、最高に嬉しかった! それから、彼女が僕の子どもたちを産んでくれたとき! これは彼女から僕への最高のプレゼントだね。 きみよ:家族で過ごすなにげないひと時ですね(笑)。
Q.アコリさんはお父さまがアメリカ人、お母さまがドイツ人だそうですが、ご自分が国際結婚のご両親の間に産まれたことは、自分の今の結婚生活に役に立っていると思いますか? アコリ:僕はドイツとアメリカの混血だけど、日本とアメリカのミックスとは違う、と感じるね。なぜならドイツとアメリカは似た部分が多いけど、アジアの文化は全く違っているからね。だから、僕がミックスであることが僕たちの国際結婚に有利だとは全く思わない。それよりもフレンドシップ(友情)とトラスト(信頼)、この2つが大事なんじゃないかな。 Q.将来はどこに住みたいですか? お2人の将来の夢は? アコリ:フロリダかテキサスかな。でもハワイに住めたら最高だよね。僕はハワイがアメリカの州の中でもベストだと思うよ。まず、このサンシャイン! それから人もフレンドリーでナイスだよね。 きみよ:ファッションなどあまり気にしないロコのラフでカジュアルなスタイルも素敵ですよね。アメリカ本土で彼の仕事があればどこにでもついていく覚悟ですけど、「やっぱりハワイに住めたらよいな〜」って思いますね(笑)。 Q.最後に国際結婚についてのアドバイスがあれば一言お願いします。 アコリ:まずは、グッド・コミュニケーション! それからさっきも言ったけど、お互いのよきフレンドになることだね(笑)。お互いのカルチャーを理解しあうことも大事だよね。 きみよ: お互いをリスペクト(尊敬)する気持も大事ですよね! がんばりたいですね(笑)。 (2011年1月更新) |
インタビューを終えて | |
文化や言葉の違い以外でも難しいことの多い国際結婚。でもいろんな事態も2人でスムーズに乗り切っているような印象のアコリさん&きみよさんご夫婦。「ご本人もハーフという経験から?」と思って質問をしたら、「どんなカップルでも友情と信頼感があれば大丈夫!」と言い切るアコリさん、頼もしいですね〜。そんな彼だから、ワイフが大ピンチに差し掛かったときも少しも慌てずスーパーマンのように解決してくれるのでしょうね。また、その彼に心から「感謝しています!」と笑顔で言えるきみよさんもすごく素敵です♪(えりこ)
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