■ハワイで子育て&共働きの素敵なカップル 前編に続き、可愛い〜2人の赤ちゃんと中学生のお兄ちゃん、そして背の高〜いお父さん。男性陣4人に囲まれ奮闘するカナさん&スコットさんご夫婦へのインタビューをお送りします。
お名前:カナさん(以下カナ)&スコットさん(以下スコット)さん お互いの出身地&国籍: カナさん(日本)、スコットさん(アメリカ) 結婚年数:3年半 ハワイ在住年数:カナ(あと少しで4年目)、スコット→17年(ハワイ生まれ、カリフォルニアに移住してまた戻ってきた) 家族構成:夫婦&ショーンくん(14才)、ルークくん(1才9ヶ月)、マックスくん(1ヵ月) お互いの呼び名: カナ→ハニー、ダディ(アメリカでパパの名称)、スコット→ハニー、スイーティー 職業:スコット(ネットワーク・エンジニア)、カナ(メディア・クリエーター)
Q.スコットさんのご家族はご近所に住まれているそうですが、家族がそばにいてくれて良かった、と思うのはどんなときですか?
スコットさん(以下スコット):僕の父と妹家族がすぐそばに住んでいるんだけど、すべてのホリデー(祝日、お祝い事)は一緒にすごすんだ。僕の家族はとても仲良しなんだ。
カナさん(以下カナ):子どもたちのサポートをしてくれるので助かりますね。義妹にも女の子と男の子がいて、おじいちゃんが従姉弟を見るときに一緒にルークもみてくれることもあります。
Q.子どもたちは英語中心、それともバイリンガルで?
スコット:今は日本語と英語半々くらいだけど、子どもたちが大きくなったら日本語学校へ入れてきちんと日本語を学ばせたいな。そして僕は子どもたちから日本語を習いたいな。日本へいってカナのお父さんと話す時に、彼女に通訳してもらわずに男同士の話ができるようにね(笑)。
Q.国際結婚の難しい点? 良い点は?
スコット:難しい点? …ロスト・イン・トランスレーション(笑)!? それとカルチャーの違いかな。ハワイで生まれ育ちアジア人に馴染み深い僕だけど、カナは日本の小さな町からきているから、僕たちは生まれ育った環境や考え方が違うからね。良い点は、お互いのカルチャーを分かち合えるところかな。お互いから今まで知らなかった新しいカルチャーを知ることができる。僕たちは2人とも全く違っているんだよね。だから新鮮な気持ちを持続できるのかもしれないな。
カナ:そうですね。言葉の壁は大きいです。日本人だと言わなくても分かる暗黙の了解的なところがあるけれど、アメリカ人はそうはいかないですね。また子どもたちが私の家族に会う機会がない、ということも難しいかな。もっと子どもたちを家族に見せてあげたいな、って思いますね。良い面は、もともと人種が違うというのが分かっているので、少しくらいの違いは当たり前と思えること。それで多分、日本人同士だと頭にくることもなんとなく目をつぶれちゃいますね(笑)。
Q.ハワイでお子さんを育てる際に良いこと、難しいところ?
カナ:良い点は、天気が良くて外遊びがいつも可能なところ。周りが海に囲まれていてお散歩も気軽にできるし。難しいところはさっきの答えと重なりますが、私の家族に子どもたちの成長をみせてあげられない、ことかな。
スコット:ハワイより良いところは他にはないね!
Q.海外で働きながら子育てすることに対してどう思いますか?
カナ:収入がないとハワイの物価は高いから、子どもが生まれても働かないと欲しいものも買えなくなりますよね。かといって、子どもを預けて働いてもデイケア代も高いし、私の場合は家から働いているのでこの点はすごく便利。でも、家だとなかなか自分の時間がもてないのも確かですね。欲を言えば自分サイドの家族の助けもあればいうことなしですね。
スコット:子どもを預けて働く夫婦の気持ちはアメリカも日本も一緒じゃないかな?
Q.今後海外で子育てをしようと思っている国際カップルにアドバイスはありますか?
スコット:何事も我慢強くなることだね。
カナ:コミュニケーションですね。もし言葉で相手に直接言うのが大変であれば、メールや紙に書いてでも良いから、自分の気持ちを伝えることが大事ですね。それから日本人も多いので、お母さん同士や他のお友だちかと情報を交換したら良い、と思いますね。
Q.お2人の将来の抱負は?
カナ:旅行とかしたいですね。ヨーロッパとかに2人で行きたいな。
スコット:家族では日本を旅行したいね。
(2011年2月更新) |
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