アロハ、えりこです。アメリカ人の夫と日本で国際結婚後、夫の転勤で日本からハワイへ来てはや17年。子育てと仕事、そして大学生と3足のわらじで頑張ってます(詳しくは、カレッジ・マム奮闘記をご覧下さい)。このコーナーでは、えりこがハワイ在住の素敵な国際結婚カップルに直撃インタビュー。幸せの秘訣やちょっと知りたいあれこれを、じっくりインタビューします。どうぞ、お楽しみ下さい♪
ハワイの国際結婚カップルにインタビュー 第11回 あつこ&ビルさんご夫婦(前編)
■ソウルメイトと出会って再婚のバツイチ・カップル!
お名前:あつこさん(以下あつこ)&ビルさん(以下ビル) 結婚年数:2年半 Q. 国際結婚上で難しい点は? お2人の解決法は? ビル: 国際結婚は難しいとは思わない。言語の違い以外、難しいところは何もないね。言語については、英語で僕が出身地のスラング(地方特有のカジュアルな言い回し)を使ったときに彼女がショックそうな顔をしていた時があったね。アメリカでは州によって違う言い回しがあるし、僕にとっては普通に使っていても、彼女にとっては悪い表現に聞こえることもある。だから僕は彼女に自分の話す言葉の意味をいつも説明しているんだよ。 あつこさん: 彼はフランスとイタリア系の血を引くアメリカ人なので感情的で情熱的。スラングも時々出てきて慣れない私は時々びっくりすることもあります。でも彼が言うようにきちんと話し合うようになってからは、だいぶ理解できるようになりましたね。思うに、夫婦間のコミュニケーションをしっかりとるということは、国際結婚だからというよりも、誰にとっても当たり前のことなんですよね。この大切さは2人とも一度目の結婚の時にしっかり学びましたね。 Q. お2人にとって文化の壁とはどんなところですか? ビル: 文化の壁は全くないよ。逆に僕はアジアのコミュニティはすごく興味深いと思ってみているんだ。日本人はアメリカ人の僕からみるとほんとうにミステリアス。特にあつこは普段はあまり話さないから、なおさら彼女が何か言うときはほんとうに意味が深く感じられるんだよね。ズバリと的を得ているというか納得しちゃうんだよね(笑)。 あつこ: 私は実家がアメリカ基地のすぐ側だったせいもあって、小さい頃はいつも米軍基地の「壁」の向こう側がもう「アメリカ」だと思っていたんですよね(笑)。こんな事を言うと笑われちゃうかもしれませんが、私はアメリカに憧れていて、小さい頃からアメリカ人と結婚するのが夢だったんですよね。でも最初の夫との離婚を経験した際に、法律などのトラブルに直面してアメリカはすべてが「自由」というわけではない、ということを学んだんです。ですので、法律の下でいかにハッピーに生活していけるかという意味で、私のアメリカ生活の中では、家族と私が快適に過ごせている今がベストだと思いますね。 編集部えりこ(以下えりこ):あつこさんにとって「壁」は簡単に乗り越えられると思っていたけど実際そうじゃなかった。でも自分の経験を通して壁を越えて幸せをつかまれたのですね? あつこ:そうですね。 次回は、結婚記念日のエピソードや夫婦円満の秘訣などについてお2人にさらに掘り下げて聞いてみたいと思います。どうぞお楽しみに♪ (2011年11月更新) |
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