ワイキキはもちろん、オアフ島を堪能したら、未知の魅力にあふれるネイバーアイランド(隣島)へ旅行してみませんか? 極上のリゾート、どこか懐かしいオールド・ハワイ、不思議なエネルギーが溢れるパワースポット、ダイナミックな自然… ネイバーアイランドには新たな発見がいっぱいです。このコーナーでは、そんな素敵なネイバー・アイランドの魅力をお届けします。
ハワイ島 - 古代ハワイアンのスピリチュアル・ポイント、ホナウナウ国立公園
●強力な癒しのパワー溢れるパワー・スポットで生まれ変わる!?
約8年前、「ガンを患った父を癒したい」という一心から足裏マッサージのリフレクソロジーを学び始めたのが私の「癒し」デビュー。その後、札幌でリフレクソロジー店の店長経験を経て、新しいスパをオープンし、新メニュー開発のため約6年前に10日間ハワイ島へ来て学んだのがロミロミ・マッサージとの出会いでした。自然の中で、パレオ一枚を身にまとい、ハワイアン音楽の流れる超リラックス空間で施すロミロミがあまりにも肌に合い、「あぁ、これが本当の癒しだ」と目覚めてしまった後は、「ロミロミをもっと追求したい」という思いで日本での仕事を一気に片付けて改めてハワイに引っ越して来ました。マッサージ学校で勉強し、ハワイ州マッサージ・ライセンス取得後もハワイで学生生活を続けた後、縁があって結婚。そのままオアフ島に住みつくことになりました。
しかし、この3年間は妊娠から出産、育児と忙しく過ぎていく日々でした。ふと「最近、育児と仕事に追われて、なんだかヒーリング・パワーが消えつつあるかも…」と懸念していた矢先に、偶然にもハワイ島行きが決定! イヤッホー!! ハワイ島といえば、ハワイの伝統ロミロミ・マッサージゆかりの地であるとともに、私がクム・ロミ(先生)からロミロミを習得した思い出の地でもあります。ヒロとボルケーノとの中間に住むクムと一緒に遠出して、ロミロミ第一人者で現在は引退してしまったアンティ・マーガレットの道場を訪れたこともありました。当時は英語も地理もよく分からないまま連れてこられたあの場所こそ、今回ステイするケアラケクア湾のすぐそばだったことが分かり、うれしさ倍増。まさにロミロミゆかりの地で、エネルギー充電できるこの幸せ。 |
●世界で一番きれいな海洋深層水がとれる海をバックにパワースポットで癒しパワー増強!
キャプテン・クックにある滞在先の一軒家から車で約5分移動したところに、「オーラの泉」で有名な江原氏も訪れた「プウホヌア・オ・ホナウナウ」と呼ばれる国立歴史公園が位置します。プウホヌアとはハワイ語で「逃れの場」、「聖域」などを意味しますが、その名の通り昔、タブーを破って死刑宣告を受けた人や犯罪者などが逃げ込んだ「駆け込み寺」のような存在がこの神殿(ヘイアウ)でした。ここでは、カフナ(祈祷師)のもとで儀式が行なわれ、神々の保護を受けて清められ、もう一度生きるチャンスを与えられたというお話。カメハメハ大王の没後、1819年に約300年に渡って崇められた神殿は廃止となり、近年ハワイ州政府の国立公園管理局によって再建されました。この近辺の海はまた、環境汚染とはまったく無縁の時代に北極海や南極海で4000メートル以上の深海に沈み込んだ清浄な水が、2000年の旅を続けて一気に湧き上がったスポット。まさに「母なる海からの贈り物」としてこの海で採取された海洋深層水が近年、世界各国で癒しの水として話題を呼んでいるのです。実際に、敷地内の小さな湾に注ぎ込む海水を手にすくってみると、とても清らかで特別な感じがします。 さらに、古のハワイアンが楽しんだ石盤のゲームやカヌー置き場などを通り過ぎると、そこにある建造物は再現されているとはいえ、すっかり昔のハワイにタイムトリップした気分になってきました。いかめしいティキ像が守る神殿が目前に現れましたが、ここは何だか造られた感じがするので別の場所へ。沖縄のグスク(城)跡を思い出させる、高さ3メートル、長さ5メートル20センチの壁「グレートウォール」にやって来ました。目を閉じて気持ちを落ち着かせ、深呼吸をしたところで、「何かが違う」と心の声。南方の海側に見える背の高いヤシの木とハワイ島特有の真っ黒い溶岩台地の方へ、不思議と吸い込まれるように足が向かって行きました。神殿跡や壁など建物の一切ない、ただ黒く滑らかな溶岩台地のみ横たわる場所でおもむろに裸足になり、目を閉じてそのまま一気に深呼吸。「ふーぅ、はーぁ、ひーぃ…」とまるでラマーズ法(?!)のようにお腹の底から深く深ーく息を吸い込んで、ゆっくりゆーっくり吐き出します。クム・ロミがよく、「ロミロミは呼吸にはじまり呼吸に終わる」と話していたことをその時まですっかり忘れていましたが、精神が憶えていたのでしょうか。太陽が照りつけ、黒い地面は熱くなってもおかしくないのに、不思議とまったく素足の裏に熱さは感じません。そのまま手を大地にかざすと、ハワイ島のみなぎるエネルギーからジワジワとパワーをもらっている感覚が。さらに手の平を上に向けると、太陽からパワーを頂いているような手応えがあります。
どのくらいそうしていたか、アッという間だったのかも知れませんが、確実に自分の奥に何か新しい「気」が入ったような感じがします。実はあとで調べてみると、エネルギー充電をしたその場所こそ、昔のヘイアウの跡地だったのです。太平洋の荒波で崩れてしまったヘイアウを再現する際、自然災害を受けにくい現在の内陸側に建て直されたそうです。ただ自然に足が向いただけかと思ったら、やはり何か意味があったんですね。罪を背負ってやってきたハワイアンがこの「聖域」での儀式を通して第2の人生をスタートさせたことを思うと、私の場合は罪はさすがにないけれども、日頃の育児と仕事のストレスをクリアにし、忘れかけていたヒーリング・パワーを甦えらせるための新しいスタートが切れました。 |
●ホナウナウ湾に戻って夕陽にもパワーをもらっちゃおう! そういえばずっと昔、実はハワイに来る前に日本でスピリチュアルな方にリーディングをしてもらったことがありました。その時、人には自分が生まれてきた意味と関係する「バース(誕生)・テーマ」として、「風」や「海」、そして「美」などがあるそうで、私のバース・テーマはなんと地球の核である「マグマ」だと言われました。彼女はリーディング中、しきりに「熱い…」と訴え、私の人生は「ハワイの島が新しく創造され続けていく様と似ている」と話してくれたことを思い出します。火山の神ペレがカウアイ島からハワイ島までどんどん新しい島を創り出していったように、新しい出会いを繰り返して、出身地の神戸から北海道、そしてハワイへと辿り着き「今」があるのかな、なんて気がします。「マグマ」といえば世界で一番新しい島、ここハワイ島で最も身近に感じることができますが、このホナウナウ湾周辺は「聖域」だけあってとてもエネルギーが強く、さらに空気が澄んでいるように思います。目には見えないけれども色々な偶然が起こる場所、眠っているものを目覚めさせてくれるハワイ島へ、新たなエネルギーをもらったこのホナウナウヘぜひまた帰ってきたいと思います。 ◎プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園 カイルア-コナから車で45分。キャプテン・クックからHIGHWAY 11を南へ ■ネイバーアイランド情報 / ハワイ島のマンゴー農園でスローライフ体験 |
匿名 said on 2016年07月12日
はじめまして。8月にハワイ島へ行く者です。
泊まるところとして、「コナマンゴーファーム」がとても良かったと友人から聞き、検索したところ、こちらのサイトにたどり着きました。
他はどうやっても見つかりません。もしかして、もう「コナマンゴーファーム」はもうやっていないのでしょうか?
情報いただけたらありがたいです。
山本まみ