Rail Makes its First Step
■2017年にはオアフ島西部でテスト試行
オアフ島では目下、東カポレイ地区からアラモアナまでを結ぶ全長20マイルの高架鉄道の建設が着々と進められていますが、ハワイ時間の5月2日(月)、車両の第1号がホノルルに到着しました。
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同日、記念すべき車輛到着の特別イベントが開催され、ホノルル高架鉄道プロジェクト関係者やハワイの政治家らが参加しました。アメリカ国内の主要都市の高架鉄道システムに導入されているのと同じタイプの運転手なしの自動操縦型の車両には、「Aloha(アロハ)」「E Komomai(ようこそ)」の電工文字が点滅し、招待客を歓迎。ハワイアンのブレッシングセレモニー(お清め儀式)も行われました。
鉄道建設サポーターのひとりは、「始まった時からなにかと難関の多いプロジェクトだが、やっと実際に見て、感じて、触れることができる。次のステップは乗る事ですね」と語りました。
アンサルドJV社が手がけた4車両には188席が導入されており、650人が心地よく乗車でき800人まで乗車可能だということです。メーカーのアンサルド社と新しい親会社の日立製作所の社長もセレモニーに参加しました。
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市電プロジェクトが完成した際には、この4車輛の電車が20台オアフ島を走る予定です。関係者によると、カポレイからアラモアナまで貫通するのは2022年の見込みだそうです。アンサルド社は、市電が走るまでには2年のテスト期間が必要だと述べており、2017年にはオアフ島西部でテスト試行が行われます。ハワイで日本の技術が生かされた電車が走ると思うと嬉しいですね。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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