After hours of debate, Council approves ban on short-term vacation rentals outside of resort areas
オアフ島のリゾート周辺以外での90日以下バケーションレンタル廃止へ
4月13日(水)ホノルル市議会は、オアフ島のリゾートエリア周辺以外での短期間バケーションレンタルの廃止を目的とする法案を可決しました。
ビル41と呼ばれるこの法案は、90日以下のバケーションレンタルの賃貸を廃止するというものです。現在バケーションレンタルは30日間の賃貸が許可されています。
同法案の対象となるのはオアフ島のリゾート周辺以外のバケーションレンタルです。オアフ島のリゾート内、ワイキキ、コオリナ・リゾートやタートルベイ・リゾート周辺などの短期バケーションレンタルの運営は認められています。
この法案の支持派は、オアフ島が現在ハウジング不足に陥っていることなどから、Airbnbやバケーションレンタルの急増がローカルの居住のチャンスを奪い、人々の平和な暮らしを妨げていると述べています。この法案には違法レンタルの取り締まり強化も含まれているとのことです。
一方で、物価の高いハワイではレンタルの収入源を住宅ローンに充てている人も少なくなくありません。旅行者に人気のラニカイに在住するトーマスさんは、「旅行者に私たちの住宅地域を開放することにより得られる経済的利益は、この地域住民やローカルの人たちに与えるネガティブな影響を上回っている」と述べています。
オアフ島ではカイルアやノースショアなどのビーチタウンでの短期バケーションレンタルの人気が高いですが、最低でも90日の滞在で旅行者がハワイでリーズナブルな旅行を楽しめるのか?という懸念もあります。
この法案は、リック・ブランジアーディ市長が署名すれば成立します。
(ハワイ・ニュース・ナウ より)
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