繊細な味付けと食感へのこだわりが嬉しい!
MWレストラン
場所:オアフ島アラモアナ、カピオラニ通り沿い
ジャンル:ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ
プライス:ランチ、$30くらい、ディナー、$60くらい
★★★★★(★5個が最高)
ウェブサイト:mwrestaurant.com
日本から友人が言語学の学会でハワイにやってきました。それでは一緒にご飯でも、と。学会の会場と宿舎はアラモアナホテルだそうです。それなら、あそこしかありません。今をときめく「MWレストラン」に突撃しちゃおうっと。
MWレストランは、ハワイ随一のグルメなレストラン「アラン・ウォンズ」で働いていたシェフのウェイド・ウエオカさんと、パティシエのミシェルさんご夫婦が一昨年にオープンしたお店です。ハワイの食材を小気味よくアレンジした、ハワイ・リージョナル・キュイジーヌのお店。ミシェルさんが手がける美味しいデザートでもよく知られています。
ちなみにこのミシェルさん、現在、食のオスカーとも呼ばれる「ジェームスビアード賞」のパティシエ部門、セミファイナリストに選ばれているという実力派なんです。ファイナリストは3月に決定しますが、栄冠に輝く可能性はかなり大!
いつもお昼時は大賑わいなので、早めに出かけました。午前11時過ぎに駆けつけたので、無事に待つことなく着席できましたよ。
ランチには単品も、プリフィクス・コースもありますが、ここはやはり単品をじっくりと。というわけで、私たち2人で注文したものは?
アペタイザー(前菜):1)アヒポケマンドゥー(マグロのポケの揚げ餃子)、2)うなぎとバターフィッシュ(銀ダラ)のアランチーニ(ライスコロッケ)
アントレ(主催):モチ・クラスティッド・モンチョン(お餅の衣をつけて調理した魚、そうめんと柚子ごしょうビネグレット添え)※こちらは2人でシェアしました。
デザート:1)MWキャンディバー、2)クラストロベリー・シェイブアイス
ドリンク:1)ブルーベリー・パイナップルソーダ、2)トロピカル・シュラブ(だったかな?)
まずは飲み物と一緒にパンが出てきます。このパンにつけるスプレッドが、バターのようでマヨネーズのようで、とてもおいしいのです。これだけで食パン一斤は確実! 焼きたてのパンもこんがり香ばしく、思わず笑顔に。
ドリンクもフレッシュで甘すぎず爽やか〜。量もたっぷりと入っているのが嬉しいですね。
と、思う間にアペタイザーが到着。アランチーニのソースは海苔の佃煮のような風味で絶妙なアジア風味がたまりません。水クワイのシャリっとした食感が効果的です。マンドゥーは、カラッと揚がっていて、中のマグロが上品な味わい。どちらもいくらでも食べられてしまいそう。
さて、アントレのモンチョン(写真一番上)。これはずっと前から美味しいと聞いていて、一度食べてみたかったのです。噂にたがわず外側はサクッとしながらも、どことなくふんわり。今まで何を食べても思ったことですが、ここのお店は食感に力を入れていますね。シャリッ、サクッ、パリッ、とアクセントが楽しめますよ~。
あと、味付けも柚子や醤油が効果的に使ってあり、洋風ともアジア風とも言える深みのあるハーモニーが楽しめます。さりげなくひねりが効いていて、素材の味を品良く引き立てている感じです。
お腹はいっぱいだけど、デザートは絶対食べないと。MWキャンディーバーは、チョコレートとピーナツを固めたお菓子。一見甘そうなんですが、全体のバランスが絶妙で、普通に売っているキャンディーバーの1000倍は確実に美味しかったです。盛り付けも美しくてうっとり。
クラ・ストロベリーのシェイブアイスは、ほろほろとした食感のシェイブアイスにタピオカやアイスクリームが加わり、中にはなんとお餅も! お餅の食感がグミのようで面白く、最後まで飽きさせません。
お店の人のサービスも最高だし、どれを取っても驚くほど美味しいし、シンプルだけど明るいお店は落ち着くし…といいことづくめ。久々にあった友人との会話も大いに盛り上がり、限りなく気持ちの良いランチタイムを過ごすことができました。皆様もぜひ!
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