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ハワイの歴史、気候、地理などを扱った「知識編」と、ハワイに旅行する人にとっての必須トピックを扱った「実践編」に分けてお届けする「ハワイの基礎知識」。取り上げて欲しい内容がありましたら、編集部までお知らせください。パスポートの取得
ハワイ旅行に限らず、海外旅行をする前にまず、しなければならないのがパスポートの取得です。パスポートは、文化や言葉が違う海外で自分の国籍や氏名、年齢など、「自分が何者であるか」を正式に書面で証明できる唯一の手段であり、旅行者にとって「命綱」とも言うべき大切なもの。もちろん、海外旅行中に空港で受ける出入国審査のときに欠かせませんが、その他にもパスポートが必要な状況が数多くあります。国際線の航空会社のカウンターやホテルでチェックインする時、お酒を買うときやクラブやバーに入店する時、トラベラーズ・チェックでお買い物をするとき、現地で交通違反などを起こしてしまい、警察官に身分証明書の提示を求められたときなどです。このように、ハワイ旅行中は何かとパスポートのお世話になるシーンが多いものです。 ●パスポート取得の仕方 ハワイ旅行に必要なパスポートの発行元は外務省ですが、パスポート申請をするには自分が住民登録をしている各都道府県のパスポート担当の窓口に必須書類を揃えて行くことが必要です。窓口で必要書類を揃えて申請した日から、実際にパスポートを受け取るまでには、だいたい10日前後かかります。各都道府県のパスポートセンターや旅券課の住所と電話番号は以下の外務省のウェブサイトを参照してください。アメリカ(ハワイ)に入国する場合、観光旅行と短期の商用旅行で滞在期間が90日以内の場合は、アメリカへのビザ(入国許可証)を取得する必要はありません。 外務省ウェブサイト:www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
パスポート申請に必要な書類は、以下のものです。現在、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口に出頭し、すべての書類を提出して申請します。 1.一般旅券発給申請書(1通) パスポートの申請書は、パスポート申請窓口で入手できます。申請書には、5年間有効なパスポート申請用と10年間有効なパスポート申請用の2種類があります。ただし、申請者が20才未満の場合は、5年間有効なパスポートの申請のみが許されています。 2.戸籍謄本(1通) 戸籍謄本は、パスポート申請日前の6ヶ月以内に作成されたもののみが有効です。 3.住民票の写し(1通) 住民票の写しは、パスポート申請者の本籍地が記載されており、申請日前の6ヶ月以内に作成されたもののみが有効です。ただし、住民票の写しは、「住民基本台帳ネットワークシステム」で住民登録が確認可能な人については、原則として不要です。 4.写真(1枚) パスポート申請用の写真は、以下の基準を満たしていることが条件となっています。(ICチップ導入以降は、以前と写真の規定が違っています。) (1)大きさは、縦45ミリ×横35ミリの縁なしで、無背景であること (2)申請日前の6ヶ月以内に撮影されたものであること (3)パスポート申請者は、帽子を被らず、正面を向き、頭頂からあごまでの顔の大きさが34ミリであること(±2ミリの誤差が許容範囲なので、厳密には32ミリから36ミリまで) (4)その他、パスポート申請書に記載されてい規格を満たしていること (5)写真の裏面には申請者の氏名を記入します 5.郵便はがき(1枚) 未使用で通常のもの。はがきの宛先として、住民票の記載や住民基本台帳ネットワークに登録されているとおりにパスポート申請者本人の住所、氏名を記入します。 6.申請者本人に間違いないことを確認できる書類を持参(有効な書類の原本のみが有効です) (1)運転免許証、船員手帳、宅地建物取引主任者証などの場合は1点のみの提示 (2)健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、国民年金証書、厚生年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要)のうちの2点を提示。または、上記の1点と以下の1点を併せて提示します。学生証、会社の社員証明書、公の機関が発行した資格証明書などで写真が貼ってあるもの(印鑑が必要な場合も) ●パスポートの受け取り パスポートを受け取る時には、以下のものを持って、本人のみがパスポート交付窓口で受け取ることができます。 1.申請の時に渡された受領証 2.パスポート申請の手数料(相当額の収入証紙と収入印紙を購入し、受領証に貼付します) (1)10年間有効な旅券(20歳以上)16,000円 (2)5年間有効な旅券(12歳以上) 11,000円 (3)5年間有効な旅券(12歳未満) 6,000円 3.申請の時に提出し、自宅に送られてきたはがき
ハワイ旅行中のパスポートの保管は万全ですか? パスポートの盗難や置忘れを防ぐ絶対的な方法はありませんが、ちょっとした配慮でリスクを少なくすることはできるはずです。旅行中のパスポートの保管方法は、ホテルの金庫に預ける人や肌身離さず持ち歩く人など、旅行者の選択によってまちまちですが、パスポートを持ち歩く人の場合は、ジーパンやスラックスの後ろポケットや上着の外ポケットに入れるより、上着の内ポケットや安全パウチに入れるなどの工夫が必要かもしれません。また、ウエスト・ポーチなど、体に密着するタイプのバッグに入れるのも一案ですが、チャックがついた部分を後ろに向けてしまっては安全対策万全とは言えません。ハワイはアメリカ本土の大都市に比べて、全体的に治安が良いとはいえ、ちょっとした工夫で万が一のハプニングを未然に防ぐに越したことはありません。 安全対策は万全の旅行者でも、もう1つ気をつけなければならないのが、「ICチップ」が内蔵された新しいパスポートの取り扱いです。2006年3月20日以降に日本国内で申請されるパスポートには、偽造対策強化の一環として中央の部分にIC(集積回路)チップが組み込んでありますが、この中には国籍や氏名、生年月日、旅券番号、本人の顔の画像が記録されています。新しいICパスポートは、小型の電子製品と同じなので、強い衝撃を加えたり、高温の場所や磁気の強い場所に保管したりすると、ICチップに異常を来たす可能性があります。取り扱いには細心の注意が必要です。 ●ハワイ旅行中にパスポートを失くしてしまったら? もしも、ハワイ旅行中にパスポートを紛失してしまったり、盗難に遭ったら、短期の旅行中の場合は、在ホノルル日本国領事館で「帰国のための渡航書」を発行してもらいます。ハワイに長期滞在している場合は、パスポート再発行の手続きをしますが、通常は発行までに2〜3週間かかります。「帰国のための渡航書」は、帰国日の日程と便名が決まってから申請できるもので、日本へ帰国する帰路で1回のみ有効な「簡易渡航文書」です。以下の書類と手数料を在ホノルル日本国領事館へ提出すれば、即日交付されます。ハワイ旅行の時に予備のパスポート用写真を持っていくと、万が一、ハワイでパスポートを失くしてしまった場合に再発行までの手間を1つ省くことができます。 帰国のための渡航書の申請に必要なもの 1.申請書1通 2.紛失届出書1通 3.縦45ミリ×横35ミリの写真2枚(同じもの) 写真の規定は外務省ウェブサイトを参照して下さい:www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html 4.日本の国籍を確認できる書類(戸籍謄本、日本の運転免許証)もしくは証人(日本国籍の確認できる書類を持参できる人) 5.地元警察署からの紛失証明書、盗難証明書(ポリス・レポート番号だけではなく、紛失した本人の氏名と旅券が紛失していることが証明できるもの)1通 6.帰国のための渡航書の発給手数料 $23(現金のみ) 在ホノルル日本国領事館 住所:1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, HI 96817-3201 電話:(808) 543-3111 ホームページ:www.honolulu.us.emb-japan.go.jp (2006年12月取材) |