Enjoy Traditional Hawaiian Food at Highway Inn
ハワイに来たら、ハワイならではの食事をやっぱり食べたいもの。パンケーキやステーキのような華やかさは決してありませんが、ハワイで独自に伝えられる伝統料理ハワイアンフードはハワイでしか食せないメニューです。そんなハワイアンフードを守り続けロコの間でも人気のレストラン「Highway Inn(ハイウェイ・イン)」のグルメ情報をご紹介します。
ここでハワイアンフードを試すなら、ハワイアンフード各種が盛り合わせになった「コンボプレート(メインによって$12.35~$14.25)」が一番のおすすめ。メインを一つ決めたら、主食にポイ(※1)かライス、副菜にロミサーモンかポテトサラダまたはグリーンサラダをそれぞれ選び、あとはウアラ(紫芋をふかしたもの)とハウピア(※2)もセットとなり、まるで給食のようなお盆でサーブされます。1番上の写真は、メインにカルアピッグ(※3、写真一番手前)を選び、ポイとグリーンサラダをチョイスしたセットです。 ●※1 ポイ:タロ芋を蒸してからすりつぶしたもの。でんぷん質が豊富なためハワイアンは主食として食べていました。消化がよくて栄養価も高く、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層にとっても食べやすい食事のひとつ。ドロドロとした状態に、ロミロミサーモンやカルアピッグを混ぜて食べるのがハワイアン流。 ●※2 ハウピア:ココナッツを使って作られるハワイのデザート。四角い形にカットされた状態が定番のスタイル。今日ではハウピアチョコレート、ハウピアソースなどとアレンジされて、レストラン等でも提供されています。 ●※3 カルアピッグ:豚肉をバナナの葉に包んで、土を掘ったかまどで長時間蒸し焼きにし、細かくさいたもの。ハワイの伝統的な宴会(ルアウ)には必ず出てくるメニュー。
こちらはメインにラウラウ(※4、写真左手前)を選び、ライスとロミサーモン(※5)をチョイスしたセットです。 ●※4 ラウラウ:豚肉と白身魚をタロイモの葉で包み数時間をかけて蒸した料理。タロイモの葉もやわらかくしっとりとしているため、肉や魚と一緒に食べることができます。 ●※5 ロミサーモン:ロミロミサーモンと呼ばれる料理で、サイコロ状にカットしたトマトに細かく切ったサーモン、玉ねぎを混ぜ合わせハワイアンソルトであっさりと味付けしたもの。
ラウラウの中身はこんな感じ。中の肉は、じっくり長時間をかけて蒸しているおかげで、ジューシーでとってもやわらか。さらにタロイモの葉はほうれん草に似た味で、それがアクセントとなっています。見た目は地味ですが、味はバッチリです。
伝統的なハワイアンフードのほか、この店ではハワイアン料理をおしゃれにアレンジしたメニューも豊富に用意しています。こちらの写真は、ロコモコをアレンジした「スモーキン・モコ(ポテトサラダまたはグリーンサラダ付 $12.30)」。ハンバーグの代わりに、甘辛く味付けされた燻製肉をご飯の上にたっぷりのせています。ご飯は白米か玄米、フライドライス(プラス$2.65)を選べて、上にのせる卵の調理法をチョイスできるのも高ポイント。通常のロコモコもありますが、ここに来たら一度はこちらのスモーキン・モコをトライすることをおすすめします。
この「ハイウェイ・イン」は1947年に、ハワイの伝統料理を存続する目的で始まった店。ワイパフで長く愛されてきた店ですが、最近カカアコ地区のアラモアナ大通り沿いに2号店がオープンし、こちらも連日ロコたちでにぎわっています。そして意外だったのが、地元の人たちがかなりの割合でコンボプレートを注文しているということ。観光客らしい人もちらほら見かけましたが、2人に1人くらいはローカルでもコンボプレートでハワイアンフードを食べており、ここが人気店なのがよくわかります。
“伝統料理を出す店”というから古い店内を想像するかもしれませんが、そんな古めかしさは一切なくおしゃれなカフェといった雰囲気。バーコーナーもありアルコールもあります。
奥にはかわいらしいデザートコーナーのほか、テイクアウト専用のカウンターもあります。アラモアナ大通りの幹線道路添いという場所柄、ここで食事をピックアップしてそのままお出かけという利用もできます。
お店はこちらのグリーンの看板が目印です。バス停にも近いですよ。
●Highway Inn ハイウェイ・イン(カカアコ店) |
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