ハワイでは最近、激しい議論が飛び交っています。
というのは、オバマ大統領のシリア難民を受け入れる発言にイゲ州知事が賛同しているからです。
イゲ州知事は、
「ハワイはアロハな州です。危機管理や現在、州の抱えている問題を解決するのは第一だけど、困っているシリア難民にアロハな気持ちで門を開きたい。」
と発言しています。
では、なぜ、それが議論に発展しているかというと、ハワイは現在、アメリカ一のホームレスの数が多い州なのです。失業率は3%なのにです!
このホームレスの多くはもともとハワイ在住者ではなく、ポリネシアの島々、マーシャル諸島共和国からきた人たちなのです。子供も親と一緒に路上のテントで暮らしています。
アメリカから経済的援助を受けるほど貧困に苦しむ母国を後にして、医療などの援助を受けることができ、風土や気候、文化が似ているハワイに来るようです。
でも、ハワイは物価がとても高い。。。仕事につくことができても、家、部屋代が高くて払えないようです。
そのホームレス問題が今、大きく取り上げられているのに、これ以上移民を増やしてどうする?
というのが反対派の意見のようですが、その他にも数えきれないほどの問題があるようです。
どこの国も一緒ですね。
水曜日にヴァージニア州のロアノケのデヴィット市長が、
「第二次世界大戦の後、真珠湾攻撃をした日本からルーズベルト大統領が移民を受け入れました。敵国から移民を受け入れたのです。それに比べるとシリア難民を受け入れる方が安全のように思えるのですが。。。I am sorry.」
と発言したとニュースが流れました。
パリの街での感動的な親子の会話がインターネットをかけめぐっています。
この親子にも移民の背景があるそうです。
そのビデオや記事はここをクリックしてくださいね。私たちには花がある
去年のキングカメハメハのパレードの馬のレイを作るボランティアに参加した時にも同じようなことを感じました。
AuntyAYAのブログキングカメハメハパレード2014
ハワイは果たしてアロハの精神を貫き通せるのでしょうか。。。
移民の1人である私は少し心配しています。
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