11月に入り、Thanksgivingやクリスマスの足音が聞こえてきました…時がたつのが早すぎて恐ろしい…。
特にハワイは季節の移り変わりがほとんどない分、日本よりも月日が経つのがあっという間です。
こういうせわしない時こそ、心の静けさが必要!と、ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)に行ってきました。
ホノルル美術館は、私がいつも働いているHonolulu Clubのすぐ近所にあって、歩いても5分弱で行けるほど近いのに、未だにカフェとミュージアムショップ以外は行ったことがありませんでした。
私のピラティスのクライアントさんの一人にホノルル美術館で働いている人がいて、「まだ行ったことがない」と話したら、なんと年間パスをプレゼントしてくれたのです!
9月末にプレゼントしてもらっていつでも行ける状態になっていたのですが、10月は仕事とLAでのトレーニングとで激しく忙しくて、最近やっと行くことができました!
■関連記事/美術館の中にある隠れ家レストラン・カフェ特集 Vol.1
このホノルル美術館は、1927年に設立されました。
美術コレクターのチャールズ・クック夫人が所有していたコレクションを公開したのが始まりだそうです。
現在は、印象派画家の作品や、アジア美術、ポリネシアやアフリカの装飾品など、東洋~西洋、古代~現代美術まで幅広い作品が展示されています。
美術館の入口はBeretania Stという割と交通量の多い道路に面しているのですが、いったん館内に足を踏み入れるとすごく静かで別世界に感じられます。
たくさんの仏像が展示されている部屋の奥の方にライトを浴びながら鎮座している様子がとても印象的です。
この菩薩像の周りだけ空気がシーンと静まり帰っているような不思議な雰囲気がありました。
↑はインド美術のコーナーから「ガルーダ」。
「ガルーダ」インド神話に出てくる鳥の神様。
ヨガのポーズで「鷲のポーズ」のことをサンスクリット語で「ガルーダアーサナ」と言いますが、これがその「ガルーダ」だったのかと思わず写真を撮りました(笑)
気のせいかなんとなく「カラス天狗」にも似てますよね。インド神話から影響を受けたんでしょうか?
こちらは印象派画家のモネの作品「睡蓮」。
モネはたくさんの睡蓮の作品を残していますが、この作品は1917-19年に描かれたものだそうです。
ホノルルでモネの睡蓮が見れるとは…感動です!
そして最後は同じく印象派画家のカミーユ・ピサロ。
ピサロは私が高校生の時から大好きな画家で、念願かなってパリのオルセー美術館にも行きました!
こちらもまさかホノルルで見ることができるとは・・・!これまた感動!
この日は、時間があまりなくてざっと展示物を一通り見て回ったのですが、それでも普段なかなか目にすることのない美術品に触れることができて、心が洗われたような気持ちになりました。
次回はもう少し時間を取ってじっくり見に行きたいと思ってます!
ワイキキからもトロリーやバスで1本で来れるので、日本人観光客もたくさん訪れています。
海や山などのアウトドアのアクティブなハワイとは一味違った一面が楽しめると思います♪
Saori
◆ホノルル美術館◆
開館時間:火~土 10:00~16:30、日 13:00~17:00
休館日:毎週月曜日、元旦、7/4(独立記念日)、11/24(サンクスギビング)
アクセス:ワイキキからThe Bus2番。約20分
※帰りのバスはS. King St、Braisdell Center前のバス停からになります。
入館料:大人10ドル、17歳以下無料
無料入館日:毎月第一水曜、第三日曜日
コメントを残す