16 Things to Do in Maui
ハワイのネイバーアイランド(他島)の中でも「渓谷の島」というニックネームを持ち大自然に包まれた美しい島、マウイ島。日の出で有名なハレアカラや美しいビーチをはじめ、ノスタルジックな田舎街、豪華リゾートなど、マウイ島はさまざまな顔で旅行者を魅了する楽園です。
そこでこの記事ではMyハワイ編集部員が、マウイ島のおすすめ観光スポットやそこでしてみたいこと16を厳選! さらに初心者にお役立ちの「2泊3日の旅サンプル日程表」をご紹介します。オアフ島は何度か訪れたから次回はネイバーアイランドへ行ってみたいという方、今年マウイ島行きを計画している方は必読です!
【目次】
1.マウイ島について
2.マウイ島のおすすめ観光16選
3.マウイ島2泊3泊の旅、サンプル日程表
4.マウイ島の関連情報はこちら
先ずはマウイ島について知ることが先決! マウイは初めてという方のためにこの島の基礎知識をご紹介します。
マウイ島について
面積:1,883km²
大きさ:東京都よりひとまわりほど小さく、大阪府とほぼ同じ
郡庁所在地:ワイルク
「渓谷の島」と呼ばれるマウイ島は、世界の美しいビーチにも選ばれたカアナパリ、ハワイ語で「太陽の家」という意味を持ち山頂からは息をのむような絶景が広がるハレアカラ山など、大自然の魅力がいっぱい詰まった美しい島。
その傍ら、島の西側や南側には豪華なリゾート地が集中しており、ショッピングも出来るラハイナをはじめとするノスタルジックで個性的な街が多いのも特徴。のんびりバカンスを過ごしたり、雄大な自然をアクティブに体験したり、ドライブしたり楽しみ方はさまざま。冬季(12月~4月頃)には、南下してくるクジラのホエールウォッチングも楽しめます。
地理的にはオアフ島より南にあり、ハワイ諸島で2番目に大きなひょうたんの形をした島です。ハワイの伝説によると、半神半人のマウイがハワイ諸島を海から引っ張り上げ、島の最高峰ハレアカラの頂上から太陽を捕まえたという神話から「マウイ」と名付けられました。
カパルア、カアナパリ、ラハイナなど豪華リゾートがある島の西側は、晴天率が高く過ごしやすい気候で内陸部より気温が8~10℃くらい高め。標高3,055mのハレアカラでは11月~4月ころの冬場になると、雪が積もることもあります。
メインの空港は島の北側にあるカフルイ空港。日本からの直行便はなく、オアフ島のダニエル・K・イノウエ空港(旧ホノルル空港)から約35分で到着します。
マウイ島のおすすめ観光16選
ここでは編集部おすすめの、マウイ島の観光スポット16ヵ所とそこで出来ることやアクティビティをご紹介します。
1.空港でトラムに乗る
オアフ島からマウイ島のカフルイ空港に到着したらまずは、空港ターミナルとレンタカー会社をつなぐトラム(路面電車)に乗ってみましょう。
カフルイ空港のトラムは3億4,000万ドル(約375億円)をかけて空港の交通渋滞緩和やエコ対策を考慮して、2019年5月に開通しました。
カフルイ空港のトラムステーションからレンタカー会社の場所までトラムに乗って2、3分で到着します。トラムは誰でも無料で乗車できます。
2.イアオ渓谷州立公園(イアオ・ニードル)をハイキング
マウイ島で人気の観光名所のひとつ、イアオ渓谷は渓谷の島と呼ばれるマウイ島の代表的な山です。とんがり棒のような形をしていることから別名「イアオ・ニードル」。この周辺はイアオ渓谷州立公園(Iao Vally State Monument)に指定されています。
公園内には遊歩道や庭園、初心者向けのハイキングトレイル、渓谷を流れる小川などもあり、豊かな自然環境の中でマイナスイオンを浴びながら散策したり、家族でもアウトドアを楽しめるスポットです。
さらに、イアオ渓谷はハワイの史跡の一つでもあり、ハワイ島出身のカメハメハ大王がマウイ島を侵略した際の激戦地だったことでも知られています。
◎イアオ渓谷州立公園
Iao Vally State Park
場所:54 S High St, Wailuku, HI 96793
営業時間:毎日7:00-18:00
入場料:駐車料金は$5(ハワイ在住者は無料)
ウェブサイト(英語):https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/maui/iao-valley-state-monument/
3.マウイ郡庁がある、ワイルクの街
カフルイ空港から車で10分ほど行くとマウイ郡庁があるワイルクがあります。マウイ島の経済や政治の中心で便利なワイルクは、レトロな建物が並び独特な雰囲気が魅力的な街。
ノスタルジックな古い町並みはインスタ映えしそう! 中心を通るメイン・ストリートには個性的なショップや可愛いカフェ、グルメレストランなどが点在していて、ランチやコーヒータイムに最適です。
ワイルクのおすすめ観光スポットのひとつに、マウイ郡庁の目の前にあるハワイ最古のキリスト教会「クイーン・カアフマヌ教会(Queen Ka`ahumanu Church)」があります。白亜の壁と翠色の屋根が美しい洋風建築のこの教会は、カメハメハ大王の妻、カアフマヌ女王が建築させたという歴史ある建造物です。必見の価値あり!
ワイルクはイアオ渓谷に行く途中にあるのでセットで訪れるのをおすすめします。
4.マウイ・トロピカル・プランテーション
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マウイ・トロピカル・プランテーションは、ワイルクにあります。マウイ島ワイカプの山あいに位置する農園で、敷地内のトロリーツアーやジップラインなどのアクティビティが楽しめます。小さな子どもから楽しめるアクティビティがあり、子連れや家族旅行におすすめです。入場料は無料。
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ハワイの固有植物や季節の草花、名物のひまわり畑もこの農園のみどころです。サトウキビプランテーション(植民地)時代のレトロな雰囲気が再現されている建物で、当時使用されていた農耕具などの展示物の見学もできますよ。
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敷地内の商業施設にはレストラン、カフェ、アイスクリームスタンドなどが入店。マウイ島の絶景を楽しみながらお食事を楽しめます。お土産の種類も豊富なのでマウイのお土産をここで探してみては?
イアオ渓谷と近いので渓谷に行ったついでにぜひ立ち寄ってみたい場所です。
◎マウイ・トロピカル・プランテーション
Maui Tropical Plantation
場所:1670 Honoapiilani Hwy, Wailuku, HI 96793
電話:(808)244-7643
営業時間:7:00-21:00(施設内店舗の時間はお店によって異なる)
ウェブサイト(英語):https://mauitropicalplantation.com/
5.ハレアカラの朝日を見る
ハレアカラはハワイ語で「太陽の家」という意味をもつマウイ島のシンボル的な山。標高3,055メートルある世界最大級の休火山です。
半神半人のマウイがハレアカラの山頂で太陽の脚をつかまえたという伝説もあり、ハワイ先住民にとっては神聖な場所でもあります。
ハレアカラと言えば、山頂から拝めるサンライズとサンセット、特にハレアカラの日の出はマウイ島のベスト観光スポットとして世界的に有名です。
山頂の展望台からはマウイ島、ハワイ島のマウナケア山、ラナイ島やモロカイ島などの眺望を雲海の下に360度のパノラマビューで見下ろせます。
周辺はハレアカラ国立公園に指定されており、途中3ヵ所にビジターセンターがあります。山頂まで道路が舗装されているのでレンタカーで行くことも可能ですが、そのためには許可証が必要です。
許可証の取得はこちらのページから、60日前から入手可能です。チケットは一人につき3日間で1枚と限定されています。2ヵ月前から売り出される許可証は一日の数が限られるので早めに予約しないとなくなってしまいますが、チケットが売り切れの場合でも「ラストミニッツチケット」が数限定で販売されます。こちらは登山2日前の午前7時から購入可能です(2日前の7時まで予約不可)。
入場料は2020年1月1日より、車は1台につき$30、オートバイ1台$25、歩行者とサイクリスト(自転車)は1人$15。入場料は1度払うと7日間有効。
ハレアカラ国立公園にはさまざまな絶滅危惧種も生息しています。20年に一度しか開花せずハワイ島とヒマラヤの世界で3ヵ所にしかない高山植物、「シルバーソード(Silver Sword、銀剣草)」も見られます。ぜひ探してみてくださいね。
クレーターの部分はスタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅(1968年)」のロケ地にもなった場所で、ここではまるで別の惑星に来ているような神秘的な光景を見ることができます。
早朝日の出を見た後まだ一日は長いので、周囲にあるいくつかの街をゆっくり観光できますよ。
◎ハレアカラ国立公園
Haleakala National Park
場所:Haleakala Highway, Kula, HI 96790
電話:(808)572-4400
アクセス:カフルイ空港から車で約1時間
ウェブサイト(英語):http://www.nps.gov/hale/index.htm
6.アップカントリー、クラ
(写真はクラ・ロッジ・レストラン)
ハレアカラの中腹にあり「アップカントリー」と呼ばれる、マウイ島の高原地帯の標高900メートルほどのところに位置する農業タウン、クラ。
地元産の新鮮な食材をふんだんに使用した料理を提供するレストランも多く、グルメを満喫するのに絶好の街です。ハレアカラで日の出を見たあとお腹を空かせてクラに立ち寄ってみましょう。
気候は、標高が高いため昼間でも涼しく感じるのでジャケット持参をおすすめします。
7.アリイ・クラ・ラベンダーファームで癒される!(クラ)
クラのゆるやかな勾配(こうばい)に沿って広がる一際美しい場所にある、「アリイ・クラ・ラベンダー・ファーム」。ハワイにいながら南フランスのプロヴァンスにでもいるような気分が味わえるラベンダーの庭園には、25種類、5万株以上のラベンダーが栽培されておりクラの名所となっています。
ここに来たらまずは庭園を散策してみましょう! ラベンダーのなんともいえない清々しい香りが漂いもうそれだけでロマンチック!
庭園にはラベンダーだけでなく、アジサイや南アフリカ原産で花の女王とも呼ばれるプロテアなどもみられます。
庭園の中にある邸宅のテラスからパノラマ状に広がるマウイ島の絶景を眺めつつ、ラベンダー・ハニーとリリコイ・ジャム付きのラベンダー・ティーとラベンダー・スコーンを頂けば優雅な気分に浸れること間違いなし。
ハレアカラの中腹にあるラベンダーファームからの眺めは視界が開けて最高です。
ギフトショップでは、この農園で採取されたラベンダーを使って作られたアイテムを購入できます。アロマセラピー用の精油などここでしか購入できないお土産を探してみませんか?
◎アリイ・クラ・ラベンダー・ファーム
Ali’i Kula Lavender Farm
場所:1100 Waipoli Road Kula, HI. 96790
電話:(808)878-3004
営業時間:9:00-16:00
入場料:ひとり$3(12才以下の子どもは無料)、ラベンダーと庭園の植物について学べるガイド付きウォーキングツアーひとり$12
ウェブサイト(英語):https://www.aliikulalavender.com/
8.マウイ・ワインのツアーに参加(クラ)
クラに行くならワインツアーにも参加してみましょう。「マウイ・ワイン」はカラカウア王訪問の歴史をもつ「ウルパラクア」とよばれる牧場内にあります。
かつては「テデスキ・ヴィンヤード」として知られていたこの場所は、1974年の創業当時はパイナップルのワインが人気を呼んでいました。
マウイ・ワインの敷地内にはかつてハワイ王室のカラカウア王とカピオラ二女王が夏の避暑地(別荘)として利用していた歴史ある建造物があり、その中でワインの試飲が行われています。
マウイ・ワインではツアーが一日2回30分ずつ行われており、テイスティングルームでマウイ産のパイナップルから作られたワインをはじめとするワインの試飲、ワイナリーの歴史について学べたり、ワイン造りの現場を見学できます。7名以上のグループは予約が必要です。ツアーは$12〜 $16です。無料でも少しのワインのテースティングが可能です。
珍しいパイナップル風味のマウイワインを試飲しながら購入できるチャンスです!
◎マウイ・ワイン
Maui Wine
場所:14815 Piilani Hwy. Kula
電話:(808)878-6058
営業時間:毎日10:00-17:00(ワインテースティング 10:00-17:00)
ワイナリーツアーは、10:30、13:00スタート(所要各30分)$12〜$16
ウェブサイト(英語):https://mauiwine.com/
9.マカワオの街を散策
牧場に囲まれたパ二オロ(カウボーイ)タウンとして有名な町がマカワオです。今もプランテーション時代の名残が色濃く残るノスタルジックなこの町には、1888年に創業された「ハレアカラ・ランチ(Haleakala Ranch)」という広大な牧場もあります。
パ二オロタウンのマカワオに行ったらウェスタンショップを覗いてみましょう! カウボーイハットやウェスタンブーツなどカウボーイグッズをハワイでゲットするのも面白いかも!
日系アメリカ人が経営するレトロなお店やセレクトショップが立ち並ぶマカアオの街で、グルメ散策やお土産探しをしてみましょう。
10.コモダ・ベーカリーでマラサダスティックを食す!(マカワオ)
マカワオに行ったら絶対に立ち寄りたい! 日系移民コモダ・ケンゾウ氏が1916年に創業した老舗ジェネラルストア「コモダ・ベーカリー」。
そしてこのお店でトライしてみたいのが、日用品を取り扱うこのお店を有名にした素朴で昔懐かしいスイーツ。中でも群を抜いて人気の名物、串刺しのマラサダスティック(ポルトガル風の揚げドーナツ)はマウイ島に行くなら絶対トライしたい名物グルメ。
早朝から行列が出来るという人気のスイーツはすぐに売り切れてしまうので、なるべく早めの来店をおすすめします。
◎コモダ・ベーカリー
T. Komoda Store & Bakery
場所:3674 Baldwin Ave, Makawao, HI 96768
電話:(808)572-7261
営業時間:月~金7:00-16:00、土7:00-14:00
11.クジラの見学ツアーに参加してみる(冬季のみ)
マウイ島は、12月~3月の冬季には北から南下してくるクジラが見える確率が最も多い島です。もし冬にマウイ入りするならホエールウォッチ(クジラ見学)に参加してクジラを肉眼で見てください。ハワイでこの時期にしか出来ない体験です。
編集部員が体験したのは「パシフィック・ホエール・ファンデーション」が企画するホエールウオッチングツアーです。マウイのラハイナ港から出発してクジラをごく間近で見ることができます。
このツアーでは、海からマウイ島の絶景を楽しみながらクジラやその他の海洋生物を見学するだけでなく、クジラの生活や生態系などについて学べます。
2018年2月にマウイ島のクジラ見学ツアーで撮影(提供者:Chizuko Telescoさん)
◎パシフィック・ホエール・ファンデーション
Pacific Whale Foundation
場所:300 Maʻalaea Road, Suite 211 Wailuku, HI 96793
電話:(808)650-7223
営業時間:6:00-20:00
ウェブサイト(英語):https://www.pacificwhale.org/pacific-whale-foundation/
12.マウイオーシャンセンター
マウイ島中部マアラエア湾に位置する「マウイ・オーシャン・センター」は、ハワイ最大規模の水族館です。約3,673坪の敷地内には60以上のサンゴ礁やウミガメ、ハワイ固有の海洋生物を展示してあり、子どもも楽しみながら学べるので、子連れ旅行におすすめの観光スポットです。
館内には、ハワイの海に生息する海洋生物がもっとも生態系に近い環境で飼育されています。2,000種類以上の熱帯魚やサメ、マンタレイなどを間近で鑑賞できる全長16.5メートルのトンネル水槽はみどころです。
海洋学者による説明や最先端の展示物を通して、ハワイの歴史や海洋環境について学べます。タンクの中でのダイビング体験(有料)や子ども向けのツアーも実施されています。館内にはカフェやギフトショップもあります。
◎マウイ・オーシャン・センター
Maui Ocean Center
場所:192 Maalaea Road Wailuku, HI 96793
電話:(808)270-7000
営業時間:年中無休、9:00-17:00
ウェブサイト(英語):https://mauioceancenter.com/
13.海辺の町、ラハイナでショッピングを
カフルイ空港から車で約40分の場所にある海岸沿いの町「ラハイナ」。ハワイ語で「レレ(照りつける太陽の意味)」と呼ばれるこの街は、19世紀前半はハワイ王国の首都として栄え、捕鯨船と船員が休息するための基地でもありました。多い時には400隻、1,500人もの船員がラハイナに立ち寄ったと言われており、捕鯨産業が衰退した後も当時の景観を保存するためラハイナの町自体は国家歴史登録材に指定されている歴史ある街です。
メインストリートのフロント・ストリートにはお洒落なブティックやギャラリー、レストランが連立し、マウイ島の素敵なお土産を見つけるのに最適です。ラハイナにはステーキレストランとして有名なルースズ・クリスなど人気レストランもあります!
冒頭で述べたようにラハイナには王朝時代、そして捕鯨時代と独特の歴史があり、それを伝える史跡も数多くあります。中でも中心となるバニヤンツリーはちょうどフロント・ストリートの中心あたりにあり、この木陰で一息ついている人がたくさんいます。バニヤンツリーの海側には昔の裁判所が博物館になっており、このほか宮殿や墓地などの史跡もラハイナのあちこちに残されています。
ラハイナには医師・宣教師としてマウイ島発展に尽力した、ドワイト・ボールドウィン(1798-1886)の旧邸宅を博物館にした「ボールドウィン・ホーム・ミュージアム」もあります。
マウイ島の中で西側にあるラハイナは、海越しにきれいなサンセットが見えるベストスポットでもあります。夕暮れにラハイナを訪れるならシャッターチャンスをお見逃しなく!
14.カアナパリ・リゾートの遊歩道を散策
マウイ島西部にあり白い砂浜が4.8キロ続くカアナパリビーチは全米で何度もベストビーチに選ばれた美しいビーチです。かつてハワイ王族の離宮があった場所でもあり、現在は多くの観光客がビーチやゴルフ、ショッピングに興じる豪華リゾートです。
カアナパリを訪れるならビーチ沿いに設けられた遊歩道を散策してみましょう。このビーチから向かって左側にラナイ島、右手にはモロカイ島が望めます。海に沈むサンセットも有名で、11月から4月頃にはアラスカ諸島から南下してきたクジラをビーチから肉眼で見られることもあります。
さらに、美しいカアナパリ・ビーチの見どころのひとつに「ブラックロック」があります。岩が海に突き出ており、岩から海に飛び込んだり、魚がたくさん集まることからシュノーケリングスポットとしても有名です。古代ハワイアンが恐れた場所でもあり、当時の伝説を称して夕刻に巨岩から海にダイブする「クリフダイビング・セレモニー」も、シェラトン・マウイ・リゾート&スパ主催で毎日行われています。カアナパリ・ビーチを訪れたのならこのイベントは必見です。
カアナパリ・ビーチのちょうど中心にはショッピングセンター「ホエラーズ・ビレッジ」があり、ここにはルイ・ヴィトンやコーチといった一流ブランドからトミー・バハマなどのカジュアルなアパレルショップのほか、ジュエリーショップ、コンビニエンスストアまで充実。レストランも充実しており休憩するのに最適のスポットです。
また、カアナパリから約10分ほどのところにあるラハイナはかつて捕鯨で栄えた場所で、その歴史に関する資料をホエラーズ・ビレッジの2階にあるホエラーズ・ビレッジ博物館(入館料無料)で展示しています。またホエラーズビレッジの正面入口近くにはクジラの骨格標本がディスプレイされていますので、ぜひ見学を!
15.パイアでお洒落な雑貨やお土産探しをする!
マウイ島のカフルイ空港から車でわずか15分の海の近くにある、サトウキビ畑に囲まれた街パイア。かつではサトウキビのブランテーションで働く日系人、70年代ごろにはウィンド・サーファーやヒッピーたちが米本土から移住してきた、サーファーが集まる街です。アップカントリーのマカワオとともに、マウイ島のロハス・タウンとして人気を呼んでいます。
徒歩で散策できる小さなメインストリートには、サーファーが好むおしゃれなアパレルショップや雑貨屋さん、アーティスティックなお店が立ち並び、お土産探しにも最適。徒歩20~30分くらいで見て回れる大きさです。
パイアの中心から車で5分ほどいくと、マウイ島の絶景ポイント、ホオキパ・ビーチがあります。このビーチは夏は穏やかで海水浴を楽しむローカルたちで賑わい、冬には高波が訪れウィンドサーフィンのメッカとして有名です。※冬の波は危険なので海に入る際は「高波注意」などの警告に従うようにしましょう。
海に近いパイアには新鮮なシーフードを使ったレストランやカフェがたくさんあるので、ぜひグルメにも舌鼓を打ってみてはいかがでしょう?
16.マウイブリューイングカンパニーに行く!
マウイ島ではワインツアーもできますが、ビール派の方には「マウイブリューイングカンパニー」がおすすめです。マウイブリューイングカンパニーはマウイ島キヘイに醸造所を設けて、毎日見学ツアーを開催しています。カフルイ空港からは車で約25分で行けます。素敵なレストランも併設しているので、ランチと併せていってもよいかも。
ツアーに参加したい方は事前予約が必要です。ツアーでは醸造所の中に入り現場を見学しながら、ガイドが醸造の過程など詳しく説明してくれます。ビールのテイスティングも出来ます。
天井が高くて半オープンエアのレストランは心地よくお洒落な雰囲気の中で美味しいビールや食事を楽しめます。
工場見学についての記事は下の記事をご覧ください。
◎醸造所見学ツアー
開催日時:毎日11:30、12:30、13:30、14:30、15:30、16:30に開催。
所要時間:50分
参加費用:ひとり$15 ※子どもは親の同伴が必要。ただし10才未満の子どもは大人が同伴しても参加できません。
事前予約:要
ウェブサイト(英語):https://mauibrewingco.com/experience-our-brewery/brewery-tour/
◎マウイ・ブリューイング・カンパニー(キヘイ店)
Maui Brewing Country(Kihei)
場所:605 Lipoa Pkwy, Kihei, HI 96753
電話:(808)201-2337
営業時間:11:00-23:00
ウェブサイト(英語): https://mauibrewingco.com/
さて、マウイ島で行きたいことやしたいことは決まりましたか? それでは早速計画を立ててみましょう。
マウイ島2泊3泊の旅、サンプル日程表
下にご紹介しているのは、編集部員のマウイ旅の体験をもとに作成した初心者でも楽しめる2泊3日の旅のスケジュールです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
<1日目-空港到着後、レンタカーを借りてGO!>
カフルイ空港のトラムでレンタカー会社まで
ネイバーアイランドを個人で旅行する場合はレンタカーを利用するのをおすすめします。マウイ島のカフルイ空港に到着してバゲージクレームで荷物を受け取ったら、空港トラム(無料)でレンタカー会社へGO! レンタカーを借りる手続きをしましょう。
マウイ島にも営業所があるアラモレンタカーなら、日本から日本語で予約出来るうえ、日本語GPSや24時間ホットラインもあり便利です。
マウイ島でレンタカーの手続きが心配な方は、借りる手続きからレンタカーのノウハウを詳しく説明したこちらの記事をご覧ください。
まずはワイルク&イアオ渓谷観光へ
カフルイ空港を出たらまずはハナ・ハイウェイをワイルク方向に進み、イースト・カアフマヌ・アベニュー(East Ka`aumanu Ave.)に入ります。
カアフマヌ・アベニューはそのまま真っ直ぐ行くと「イースト」から「ウエスト」に変わります。マウイ郡庁が位置するワイルクに入るとさらに名称が「メイン・ストリート(Main Street)」に変わります。ワイルクはノスタルジックな古い街並みが素敵な町です。
ワイルクの中心を通るメイン・ストリートには可愛いカフェもありますので、ひと休みして軽食やコーヒーはいかがでしょうか?
ワイルクでは歴史ある観光名所、ハワイ最古のキリスト教会「クイーン・カアフマヌ教会(Queen Ka`ahumanu Church)」を訪れてみましょう。
ワイルク中心部からさらに山間部に入っていくと、通りの名前は「イアオ・バレー・ロード(Iao Valley Road)」に変わります。
この道を突き当りまで行くと、奇岩「イアオ・ニードル」で有名なイアオ渓谷州立公園(Iao Valley State Monument)があります。州立公園ですので、入場料は車1台につき$5かかります(ハワイ州民は無料)。
公園の開園時間など、詳細に関してはハワイ州政府の州立公園課(Division of State Parks、英語)のウェブサイトをご覧ください。
大自然の中でマイナスイオンをたっぷり浴びながら公園内を散策しましょう。
ラハイナ観光後、宿泊地のカアナパリへ
イアオ渓谷州立公園を出たら、来た道を戻り再びワイルクへ戻りましょう。メイン・ストリートからカアフマヌ教会のあるサウス・ハイ・ストリート(South High Street)で右折し、そのまま直進します。
サウス・ハイ・ストリートは途中でホノアピイラ二・ハイウェイ(Honoapi`ilani Highway、30号線)に名前が変わり、このハイウェイを道なりにたどって行けば、交通量により約40分~1時間程度でマウイ島西部の町ラハイナに到着。
ラハイナにはフロント・ストリート沿いに駐車可能な場所や公共の駐車場がいくつかありますが、その数は限られており、夕方にもなると混雑します。
観光ならば昼間早い時間に訪れるとスムーズに駐車出来ますが、カアナパリのホテルからラハイナまでのシャトルが出ている場合もあるのでそれを利用するという手もあります。ホテルのコンシェルジュに問い合わせてくださいね。
ラハイナの海沿いに連立する素敵なショップやレストラン、アートギャラリーなどを散策してみましょう。
ラハイナでは歴史的な旧邸宅を博物館にした「ボールドウィン・ホーム・ミュージアム」も訪れてみましょう。
ボールドウィン家の歴史や、古き良きマウイとその暮らしぶりを垣間見ることが出来ます。
フロント・ストリートでは有名な巨大バニヤン・ツリーを見るのもお忘れなく!
ラハイナ観光を済ませたらホノアカピラ二・ハイウェイに戻りましょう。さらに海沿いに北上すると、すぐ海側にオーシャンフロントのリゾートタウン「カアナパリ(Ka`anapali)」が見えてきます。
カアナパリに着いたらホテルにチェックイン。カアナパリの宿泊でおすすめは、改装を終えたばかりの広大なオーシャンフロントホテル「シェラトン・マウイ・リゾート&スパ(Sheraton Maui Resort & Spa)」です(以下シェラトン・マウイ)。
1日目の残りは、ホテルのプールや目前に広がる美しいカアナパリ・ビーチでのんびり過ごして、早朝からアクティブに行動する明日に備えましょう。
◇関連記事/【アクティビティ】シェラトン・マウイで海洋生物について楽しく学べます!
ディナーはシェラトン・マウイ内のレストラン「クリフ・ダイブ・グリル(Cliff Dive Grill)」がおすすめ。
「アップカントリー・クラ・ワイポリ・グリーンズ」や「マウイ・タロ・バーガー」など、マウイの地産農産物をふんだんに使用した料理の数々が堪能出来ます。
◇関連記事/【編集部体験レポート】のんびり滞在しながら”遊・買・食”も満喫できるシェラトン・マウイ
マウイのオーシャンビューとクリフ・ダイビング、そしてトーチライティング・セレモニーを楽しみながら、贅沢に美味しいディナーとドリンクを満喫してくださいね!
◎シェラトン・マウイ・リゾート&スパ
Sheraton Maui Resort & Spa
場所:2605 Ka`anapali Pkwy. Lahaina, HI
電話:(808)661-0031
ウェブサイト(日本語):http://www.sheratonmaui.jp/
料金&予約(日本語):http://sheratonmaui.com/rr_packages.htm
フェイスブック公式ページ(日本語):https://www.facebook.com/SheratonMauiJP
<2日目-ハレアカラとクラを巡る>
マウイ観光の目玉「ハレアカラ」へ
マウイ旅行といえば、ハレアカラ(Haleakala)を外すわけにはいきません!
2泊3日旅行なので、ゆっくり出来る2日目の早朝に行きましょう。ハレアカラで朝日を見るツアーも出ていますのでホテルへの迎えがあるかどうか調べて見てくださいね。
レンタカーで行く場合、午前6時〜7時頃出発すると日の出は見えないですが、ハレアカラ観光後に下山しても十分観光の時間が取れますよ。
カアナパリからハレアカラ頂上までは、車で約3時間30分前後かかります。まずはホノアピイラニ・ハイウェイを南下し、マアラエアからカフルイへ向かうクイヘラ二・ハイウェイ(Kuihelani Highway、380号線)へ。
カフルイでハナ・ハイウェイ(Hana Highway、36号線)に乗り、そこからクラ・ハイウェイ(Kula Highway、37号線)に移ります。
37号線にはハレアカラ方向への標識が所々に出ているので、それに従って進めば大丈夫。
「キング・ケカウリケ高校(King Kekaulike High School)」が見えたら、そこで左のハレアカラ・ハイウェイ(Hakeakala Highway、377号線)に曲がります。
曲がりくねった道を上がっていくと、牧草地が広がるのどかな風景と遠くに広がる海の景観が望めます。
自分よりも低い位置にこんな風に虹が見えることも。ハレアカラは上に行くに従い天気が崩れることも多いので、ジャケット持参で、スニーカーなど足全体が隠れる歩きやすい靴を履いて行くことをおすすめします。
ハレアカラ国立公園の入り口から頂上までは25~30分前後。途中ゲートがあり、ここで入園料を支払います(車一台につき$25、3日間有効)。この後すぐに売店と博物館もありますのでまずはここに駐車。ここまで来ると空気も冷えてかなり肌寒くなってきます。
こちらが頂上の一歩手前にあるビジターセンター。頂上にはトイレがありませんので必要な方はどうぞ。
ビジターセンターの周囲には展望台があります。駐車場の横からは下のトレイルにもアクセスが可能です。
「パカオアオ・トレイル」は短いトレイルで、上からハレアカラ・クレーターの神々しい景観を見渡すことが出来ます。国立公園のレンジャーによる短いガイドツアー(英語のみ)が行われることもあります。
レンジャーの方々は記念写真にも快く応じてくれますよ。分からないことがあったら何でも尋ねてみましょう。
そして、こちらはずっと下まで続く赤砂の「スライディング・サンズ・トレイル(ハワイ語名:Keonehe`ehe`e、ケオネヘエヘエ)」。
滑りやすい砂地であることからこの名前が付いたようですが、まるで別の惑星に迷い込んだかのような不思議な光景が見られます。下りは簡単ですが、空気が薄いためか、なだらかに見えても実は上がって行くのは容易ではありませんので、十分注意してくださいね。
このルックアウトで止まった後はハレアカラ山頂へ向かいます。山頂は、なんと標高1万23フィート(3,055メートル)!
そしてこちらはハレアカラ山頂から見渡す「雲上」の景色。
この日はお天気が良く、マウイ島の景観とその先に続く太平洋までよく見えました! 雲の上に立つというのは何とも不思議な気分です。マウイに行って、この感動をぜひ味わってみてくださいね。
ハレアカラ中腹の町クラを満喫!
ハレアカラ観光が終わったら来た道を戻って降りて行きます。この後は中腹にある一大農業地帯、クラ(Kula)の観光に出かけましょう。
まず訪れたいのは、ハレアカラ標高1,200メートルに位置するラベンダー農場「アリイ・クラ・ラベンダー(Ali`i Kula Lavender)」です。
ラベンダーのシーズンは毎年5月~9月頃だそうですが、通年咲く種類もあるそうです。
敷地内にはローションやバスソルトなどラベンダー製品を販売するギフトショップがあります。ギフトショップ内の小さなカフェでラベンダーを使ったスコーンやティーを楽しんでみては?
農場を出たらクラ・ハイウェイに戻り、そのまま進んで行きます。
次は、マウイのワイナリー「マウイワイン(MauiWine)」へ行きましょう。アリイ・クラ・ラベンダーからは車で20~25分程度で到着します。
クラ・ハイウェイは途中で「ピイラニ・ハイウェイ(Pi`ilani Highway、31号線)」に名称が変わりますが、上のような一本道なのでまず迷うことはありません。
どこまでも続くのどかな牧草地を抜け、海を見下ろす曲がりくねった道のドライブは、マウイならではの息をのむような美しさ。素晴らしい景観を楽しめるドライブですが、道が狭いので反対方向から来る車には十分気をつけてくださいね。
上の建物はなんと、カラカウア王とカピオラニ女王が夏の避暑用の別荘として利用していたという由緒あるもの。歴史やワイン作りの現場を覗ける敷地内のツアーもありますので、ぜひ参加してみてください。
ワイナリーの斜め向かいにあるのが、こちらの「ウルパラクア・ランチ・ストア&グリル(Ulupalakua Ranch Store & Grill)」です。
ここではハワイらしい雑貨の他にデリとグリルがあり、軽食を食べられます。
この店の名物は牧場で飼育されているエルク(鹿の一種)の肉を使った「エルク・バーガー」。鹿肉を食べるのが初めてだった編集部員も恐る恐る食べましたが、くせがなく脂肪分が少ない感じで美味しかったですよ。
クラ観光が終わったら、遠くに広がる青い海の景観を楽しみながら牧草地を走るハイウェイをドライブして帰ります。ただし「ハイウェイ」という名前は付いていても普通の道なので、制限速度を超えないようご注意!
まずはハレアカラ・ハイウェイに戻ってからカフルイ方向へ。カフルイからはまた来た道を戻り、カアナパリに帰りましょう。帰る頃にはもう夕方になっているはず。
ホテルのレストランで海を見ながらのんびり夕食
遠くまでドライブしたので、ホテルに帰ったらのんびり過ごしたいですよね。夕食はシェラトン・マウイのカジュアルなオーシャンビューレストラン「ロックソルト(ROCKsalt)」がおすすめ!
2日目はアクティブに動いたので、ディナーやカクテルを楽しんだ後は、早めに休んで明日に備えましょう。こちらはシェラトン・マウイの「デラックス・オーシャンビュー・キング」。
こんなに素敵なお部屋なら、ゆっくりと休んで旅の疲れを癒すことが出来そうですね!
<3日目-可愛くてお洒落な町パイアとマカワオへ~>
マウイ島2泊3日の旅も最終日に。まだまだ行きたい場所はありますが、3日目は飛行機の時間があるので、まずはホテルをチェックアウトしたらカアナパリの一大ショッピングセンター、「ホエラーズ・ビレッジ(Whaler’s Village)」へGO!
ここには、「ルイ・ヴィトン」や「コーチ」、「ケイト・スペード・ニューヨーク」などの高級店から、マウイ発のサーフブランド「ホノルア・サーフ」、リゾートウェアの「トーリ・リチャード」など様々なブランドが入店しています。
また、ワイキキでもおなじみの「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」もあります。ここでは美味しいコナコーヒーやアサイーボウルなどが楽しめます。
ハワイ最大規模の水族館でひと休み
カアナパリを出たら、ホノアピイラニ・ハイウェイを南下します。まずは、中間地点のマアラエアにある「マウイ・オーシャン・センター(Maui Ocean Center)」でストップ。
マウイ・オーシャン・センターはハワイで最大規模の水族館です。こちらで飼育されている海洋生物は、一定期間を過ぎると海に還されるそうです。
マウイ郡では海洋哺乳類(イルカやクジラなど)の捕獲飼育が禁じられているため、この水族館にはこれらの哺乳類やハワイアンモンクシールはいません。
しかし、トンネル状の大きな水槽の中を優雅に泳ぐサメや他の大型魚類、エイ、ハワイの熱帯魚など、数多くの美しい海洋生物を観賞することが出来ます。
お洒落なビーチタウン、パイアを歩く
水族館を出たら、マアラエアからカフルイへ向かい、ハナ・ハイウェイからパイアの町に向かいましょう。パイアは以前サトウキビプランテーションで栄えた町でしたが、現在ではハナ・ハイウェイとボールドウィン・アベニュー(Baldwin Avenue)沿いにお洒落で可愛い店が並ぶビーチタウンとして有名です。
マウイ島ではノースショアに当たるパイアと隣町ハイクはサーファーが集まる町としても知られています。パイアを過ぎるとすぐ左側にはウインドサーフィンの聖地として知られる「ホオキパ・ビーチ(Ho`okipa Beach)」があります。
パイアに有名な「ママズ・フィッシュ・ハウス(Mama’s Fish House)」を始め、「フラットブレッド・ピザ(Flatbread Pizza)」、「パイア・フィッシュ・マーケット(Paia Fish Market)」など、多くのレストランがありますので、ここでランチを食べるのがおすすめ。
牧場の町マカワオの有名ベーカリー
パイアでショッピングを楽しんだら、次は内陸部にある小さなカウボーイタウンのマカワオへ向かいましょう。パイアからマカワオへはボールドウィン・アベニューを走っていくと10分前後でたどり着くことが出来ます。
マカワオは今もノスタルジックなプランテーション時代の名残が色濃く残る町です。マカアオでは、大きな牧場「ハレアカラ・ランチ(Haleakala Ranch)」を訪れてみてはいかがでしょう?
10分も歩けば町の終わりまで来てしまいますが、素敵なブティックや雑貨店、アートギャラリーなどもあるので、ぜひ寄ってみてくださいね。
さて、このマカワオで最も有名な店といえば、こちら「コモダ・ベーカリー(T. Komoda Store & Bakery)」。
100年以上の歴史がある同店には、ホームメードのパンやペストリーを目当てに毎朝行列が出来るほどの大人気。日系の一家が切り盛りする親しみやすいお店です。
たくさん並ぶスイーツの中でも、食べたいのはやはり名物の「マラサダスティック」!
これを食べなければコモダ・ベーカリーに来たとは言えませんので、見つけたら必ずゲット! ただし、朝早くから列が出来るため午前中に来ないとマラサダスティックは売り切れかも…がんばってくださいね。
上のインスタグラムのように、この店ではペストリーを「大人買い」していくお客さんが非常に多いのです。見つけたら即買いですよ!
マカワオを出たらカフルイ空港へ
マカワオを出たらそろそろ空港へ向かう時間。マカワオからカフルイ空港まではまずボールドウィン・アベニューをパイア方向へ戻り、ハリイマイレ・ロード(Haliimaile Road)で左折。ハレアカラ・ハイウェイに乗ってカフルイ方向へ向かいます。
ハレアカラ・ハイウェイからハナ・ハイウェイに戻り、エアポート・ロード(Airport Road)に右折すれば空港に帰ることが出来ます。レンタカーを返却したら再びトラムに乗ってターミナルへ向かいましょう。
さていかがでしたか? オアフ島とはまったく違う景観や独自の歴史を誇るマウイ島は、一度訪れるとその魅力の虜になること請け合いです。次回のハワイ旅行ではぜひマウイ島旅行をスケジュールに入れてみてくださいね! ALOHA!
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