オアフ島のダウンタウンは歴史的建造物が多いので知られていますが、そこに「クム・カフア」という小さな劇場があります。
現在、「カイウラニ」を上演しています。
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11才の友人サマーがカイウラニ王女の少女時代を演じ、相棒のマブダチのサマーの実のお父さんスティーブがカイウラニ王女のお父さん役を演じています。
会場に入ると、真ん中に小さなステージがあり、150人ほどが入る客席で囲まれています。
女優達がステージの上でメイクアップをしながら、観客に話かけていました。これも演出の1つ。
素顔も美しい女性たちがさらに美しくなるのを見るのも楽しいものですね。
俳優11人が90分間、ずっとステージに出っぱなしで、役に徹したり、その他多勢になったりで、とても興味深い演出でした。流暢なハワイ語にフラもあり、見応えもたっぷり。
全ての俳優が他に本業があるとは思えない素晴らしい演技力です。
チケットは劇場の窓口でしか買えないのだけど、連日売り切れ、土日は1ヶ月前から完売だそうです。この公演は4月26日まで。
クム・カフア劇場のウェブサイト :http://kumukahua.org/
サマーといえば、利発で釣りの名人でした。
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でも、今は釣りにも魚を食べるのも全く興味がないんだって。
青白く華奢な容姿からは想像できないけど、マーシャル・アーツ(柔道などの競技)では、サマーの体重のクラスでは負け知らず。男の子たちがサマーの顔を見ると試合を棄権するそうです。
戦う相手を探しに今度はアメリカ本土に進出するって言ってますよ〜。
先週はハワイ・シアターでパーカッション・デビュー。
そして、役者は小学校1年の時から、サマー・スクールの子供劇場で演技をしています。
大人に混じっての演技は今回が初めて。
とっても多彩で利発な女の子です。夢は子供の時から変わらず、美術の先生になるのこと。
小さい時に
「あや、アート好き?」と聞かれ、うんと答えるとお絵描き。。。失礼。。。アートをくれたものです。
5才まで自分がスコットランドのプリンセスだと信じていたサマー、この劇で本当のプリンセスになりました。お父さんとのやり取りでは迫真の演技。。。というか、そのままというか。。。おしゃまな面もチラチラ見せ、思わずクスクス笑ってしまいました。
お父さんのスティーブはサマーをオーディションに連れていった時にカイウラニのお父さん役としてスカウトされたそう。 😆
いつもジョークばかり言って人を笑わせているのだけど、こう見えても判事なのです。人の一生を変えかねない仕事なのでかなり真面目に取り組んでいるそう。
サマーはここ2ヶ月は毎週、木金土日とお父さんと一緒に舞台に立っています。
こちらの人の仕事オンリーでなく、人生を楽しむ姿勢っていいですね。
きっと、サマーにとってもスティーブにとっても一生忘れることのできない素敵な想い出になることでしょうね。
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