2カ月ほど前に自然がつくったロックブリッジ(岩の橋)を目指して、夫と娘と3人でハナウマ湾のトレッキングコースに挑みましたが、運悪く強風に見舞われ、高所恐怖症の夫が「もうこれ以上無理」とギブアップしたため、スタートから30分ほどで下山しました。「ちかいうちにリベンジハイキングするぞ」と誓いながら…
そしてこの週末、風がないことを確認して再挑戦しました。
風がないから暑い暑い。舗装されたトレールをフーフー言いながら3人で上っていました。すると脇の小道から小学生の子ども3人を連れたお母さんが、疲労困憊といった感じで出てきました。
「ここを下りても岩の橋に行かれるんですか?」とたずねると、お母さんは「行けるけどちょっときついので、ぐるりと回っていったほうがいいわよ」と。
行って戻ってくるまで、3人の子どもから「戻ろうよ」「疲れた」と言われつづけたそうで、「もううんざりよ〜」とお母さんは半泣きでした。
彼女のアドバイスに従い、上に向かって進んで行きます。てっぺんに着いたら、海沿いに向かって下りになります。トレールらしき道はあるのですが、舗装されておらず、このへんから夫の歩くスピードが落ち始めました。怖がってる〜。
トレールはかなり崖ぎりぎりのところにつづいています。「この道でいいの?」という不安がよぎりますが、他にトレールらしきものも見当たらないので、そのまま進み続けます。
いつ止めてもおかしくない雰囲気の夫と娘。テンションを上げてもらおうと「海がキレイ〜。岩の橋はもっとすごいよ、きっと」と励ましたり、大きな木の枝を探して「これを杖にしたら歩きやすいよ」などと頑張っていました。
しばらく進むとさらに危険度が増してきまして、「さすがに怖い」と立ち止まると、絶妙なタイミングで夫が「危なすぎる。あのお母さんたちのコースを行ったほうが確実だよ」と言うので、素直に戻ることにしました。
この時点ですでにスタートから2時間を経過していました。
そこからまたかなり歩いてお母さんたちと遭遇したところに戻り、下りはじめると、真っ赤な顔の青年2人がこちらに向かってきました。
「ここを進むと岩の橋に着けますか?」と聞くと、かなりきついけど1時間以内でたどり着けるということです。
「小学生の娘も?」「行けますよ。でも途中すべるので気を付けて」と言い、ずっとずっとずーっと先の大きな木の群生地を指差して「あれを越えて下におりたところに岩の橋がありますよ」って。ゲゲ〜。
「また出直してこよう」と、この日は断念しました。即断即決です(笑)。
そんなわけで、リベンジハイキングでも憧れの岩の橋を見ることはできませんでした。
でも真っ青な海が美しかった〜。癒される〜。
途中で誰かがつくったこんな可愛い「ALOHA」も発見。
今回も残念でしたが、必ずちかいうちに再リベンジします。みなさん、もう少しお付き合いくださいませ〜。
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