ハワイ!ソ〜ナイス!
ワタクシの大好きなTUBEが歌っていましたっけ。ハワイでは「自由と海が待っているよ」と。
物価は高いし、交通渋滞はひどいし、日々の暮らしは大変だけど、やっぱり「ハワイ!ソ〜ナイス!」って思います。
それでもやっぱり人間ですので、このどこまでも続く青い空と海が、ちょっと眩しすぎるって日もあります。はい、すみません。わがまま言って。
「早く起きて」「弁当ちゃんと持った?」「すいません、原稿1時間ほど遅れます」「宿題終わったの?」「夕飯できたよ〜」「順番にシャワー浴びちゃって」などと、ここ数年は毎日が目まぐるしく過ぎていき、立ち止まって昨日の自分を省みたり、明日の自分を夢見たりすることもなく…
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珍しく朝早い時間に、アラモアナビーチに寄ったら、こんなに天気が良いのに、「自由と海が待っているよ」という気分にはなれないワタクシです。
人影がまばらなこともあるでしょうが、この寂しい気持ちはきっと高校の同窓会のせいであります。
3月下旬、卒業してから3回目の同窓会が開かれました。確か『50歳だよ!全員集合』とかいうちょっとマヌケなタイトルが付けられていたと思います。
これまで同窓会に出たことはなく、「これを逃したら次に会うときは誰が誰だかわからなくなっている」と、今回はぜひとも出席したかったのですが、都合が合わず残念ながら欠席となりました。
幹事さんが律儀に同窓会のアルバムを作ってくれました。
そしたら、みんな当たり前だけど50歳になっていて、
当時すでに老けていた先生たちと、まるで同年代のような同級生もいて、
でも、やっぱりみんな30年前と同じように笑っていて、
相変わらずジャンケン大会とかして盛り上がっていて、
年を取っているんだけど、それを認めたくない自分がいて…
ソ〜ナイスなはずの、アラモアナビーチのサンセットも少し寂しく感じました。
さて、場所は変わりまして、高級住宅街のカハラ地区を望むこちら。
ホノルルマラソンのコースにもなっている、日本の方にもおなじみの坂ですね。最近陸上競技をはじめた娘、足を鍛えるためにときどきこちらの坂を走っています。
先日、 高いところから「ワタクシの人生もこれからこんな風に下っていくのね」などと夕暮れの写真を撮っていましたら、ゼーゼーしながら娘が「こっちの夕焼けのほうがキレイだよ」と、逆の方向を指差しました。
坂道のもっと上のほうには、ハッとするほど美しいピンクとオレンジ色の夕焼けが広がっていました。
「アジア人だけどオリンピックでメダルを取る」となんの迷いもなく宣言する娘の姿に、「まだまだ坂の上を目指そう」と思った、頼りない母でございます。
やっぱり、ハワイ!ソ〜ナイスです。
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