今年、初めてハレクラニホテルの「ハウス・ウィズアウト・ザ・キー」に行きました。
去年、倒れたという樹齢100年以上のキアヴェの木は横たわったまま、素晴らしい生命力で生きつづけ、小枝には若葉が輝いていました。
カノエ・ミラーさんは昨晩、日本から戻っていらしたばかりだというのに、いつものように笑顔で洒落たステージを見せてくださいました。
カノエさんもまた、数年前に命に関わる大手術をし、不死鳥のように蘇りました。
それから、様々なものが吹っきれ、怖いものがなくなったといいます。
吹っきれ感はステージにも大きく現れ、変わらぬ洗練されたフラに以前にもまして表現力が増しましたね。
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ステージをいつも見守るご主人のジョン。この日はカノエさんの衣装とジョンのシャツがお揃いのときもありました。
ジョンは皆とおしゃべりが盛り上がっても、カノエさんがステージに上がるとジーっと眩しそうに見つめています。
本当に仲の良いご夫婦ですね。
ショーの合間にカノエさんとお喋りしていたらパラパラと雨が降りだし歓声が上がりました。
その視線の先を追うとなんと、大きなダブルレインボーが。
次々と記念撮影をお願いされるカノエさん、ダブルレインボーに気づき、それをバックにして撮影した方がいいわねと、さっと移動する気づかい。
今年はハレクラニホテルは100周年を迎えているのですね。
カノエさんから、これから1週間、忙しくしちゃうわよと言われました。
ハレクラニホテル100周年記念の帝国ホテル東京の 「カノエ・ミラーが贈るフラの世界2017」 のお手伝いです。
ステージで見せる日本語の歌にフラの振り付けがしやすいように訳したり、カノエさん自ら、毎年、招待状を書かれるのでその和訳や日本の皆様に送るお手伝いです。
カノエさんのアロハな心はステージの上だけでなく、全ての行動に現れていますね。
今年はどんなステージになるのでしょうか。
毎年、グレードアップしているのでお手伝いするのも楽しみです。
カノエさんと一緒にいると、体の中から背筋がピーンとします。そして、素直な気持ちになります。
とても気品があって稀にみる美しさなのに、自然体で謙虚、飾らないお人柄。
いつも相手のことを考えていらっしゃる。
私の季刊誌フラヘブンのライターデビューはカノエさんのインタビューでした。
「緊張しています。」という私に、
「大丈夫? 聞きたいことは全部聞けた? 私の伝えたいこと理解できた? 質問があったらいつでも言ってね。」
と次の日、電話までくださったのは今でもカノエさんだけ。
おかげで私はインタビューが大好きになり7年もフラヘブンの仕事を続けることができました。
優雅で表現力豊かなフラのステージも人気だけど、その人柄も人を惹きつけてやまないのでしょうね。
人として、女性として尊敬できる方とのお仕事はずっと大切にしていきたいな。
大の犬好きのカノエさんご夫婦もMJに会ったことがあります。
カノエさんのFBのページにも普段の生活とともに愛犬との生活も紹介されていますよ〜。
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