ホノルル市内のあちこちのオープンハウスに足を運び、喜んだり、がっかりしたりを繰り返しながら、ようやく緑豊かなパロロバレーというところに8月半ば、ホームスイートホームを見つけました。
築60年以上の古い家で、目下室内のほぼすべてを改装工事中です。30年の住宅ローン、返済完了するころの年齢を考えるとボー然としてしまいますが、とにかく「家探し」というストレスいっぱいの日々から解放されてほっとしております。
朝、玄関を出ると、目の前にはこんな美しい景色が広がっています。
引っ越しを前にワタクシはあることを決意しました。
「近所のみなさんと親しく付き合う」
そんなわけで、こんなお菓子を準備しまして、
向こう三軒両隣に挨拶に向かいました。
パロロバレーは古い住宅街なので、親子三代でこの地に住み続けているというファミリーも珍しくありません。そしてほとんどが日系ファミリーでございました。
引越しの挨拶をしてから10日余り。
玄関の横で片付けものなどをしていますと、向かいの家の窓から、車の中から、庭の木の間から、ご近所さんが手を振って挨拶してくれます。
この週末には真向かいの親切な奥さんから、手作りのスイーツをいただき、

写真を撮る前に食べるなっつーの…
通路側のお隣さんからは、アボカドをお裾分けしていただきました。
20年ほど前に夫の両親と同居していたとき、近所の人たちがとても親切にしてくれました。コンドミニアムに暮らしはじめて、仲良しさんも少し出来ましたが、ほとんどが「ハロー」と挨拶する程度でしたので、
「うちでとれたパパイヤ、食べて」
「お義母さんのリウマチの具合どう?」
ご近所さんと、こういう会話をすることが憧れでした。
近所付き合いは面倒だな、という気持ちも分からなくはないですが、
地域のおじいちゃん、おばあちゃん、おばちゃんやおじちゃんたちから
「学校楽しい?」
「宿題たくさん出た?」
「家のお手伝いえらいね」
などと可愛がってもらいながら、この町で娘が健やかに育ってくれることを望んでいます。
ビバ!パロロバレー!
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