何と息子が…
母に感謝することは数え切れないほどありますが、その中でも特に感謝していることの1つに、3歳からピアノを習わしてくれたことがあります。 シンガーだった母、ピアノが弾けたらよかったのに、という思いから、私にその夢を託してくれた(?)ようなのですが、私の人生このピアノのおかげで、ニューヨーク、そしてグリーンカード取得、ハワイ移住の夢まで果たすことができました。 さて、物心ついた頃に、ふと思ったことがありました。「ピアノの月謝って、結構高いんだなぁ。。。」って。
練習が嫌いで、いっつも(幼稚園の頃から)耳コピで、好きな曲ばっかり弾いてきた私。毎回先生に練習してきていないことがばれて、レッスンの3分の1の時間は、一人にさせられ、練習しなさい!なんて事はザラでした。
母に申し訳ないなあ、と思うのですが、クラッシック音楽がそこまで好きではなかったこと、自分の好きに自由に弾きたいのに、楽譜通りにしか弾かなきゃいけないことがとっても嫌でした。
確かあれは小学校の頃です。
母親に「ピアノ辞めたい!」といったことがありました。
その時母が言ったのが、「とりあえずあと2週間だけ続けなさい。それでも嫌なら辞めていいから。」と言われたように記憶しています。
不思議ですね。。。
その後は、何故か一度もピアノを辞めたいと思ったことはありませんでした。
さすが母親、自分の娘の事よくわかってるなぁ、なんて今更ながらに思います。笑
3歳からピアノを始めたおかげで、絶対音感も知らぬ間についていた私。 そのおかげで、本場ニューヨークでのゴスペル奏者という仕事にも出会え、素敵な人達に囲まれて、ピアノが私の人生を大きく変えた!と言っても過言ではないでしょう。
息子が生まれた時に思った事がありました。ピアノが好きな子に育って欲しい、 3歳になったら、うちの母が私にしてくれたように、ピアノ教室に通わせよう、と。 あの頃母は、一生懸命働いて、高い月謝を18年間もの間払い続けてきてくれたように、私もピアノを習わせるなら、旦那に頼らず、自分のお給料で習わせてあげたいな、と思っていた矢先の出来事でした。
家のキーボードをベッドルームからリビングに移しました。
私が弾いていると、隣で立ったままキーボードを叩きます。
それを見ていた旦那が、「キーボードを弾く時は、椅子に座っている人だけが弾けるんだぞ!今はマミーの番だから、待ちなさい!」と。 その後息子がディナーを食べている間、私は、TVから流れるYoutubeのビデオに合わせて、色々な曲を弾いていました。 それを見ていたんでしょうね。 ご飯が終わり、息子がやっと椅子に座って弾ける番がやってきました。 すると。。。。 音楽に合わせて、首をスティービーワンダーのように振りながら、リサイタルが始まりました!驚きました。。。。!!!! 2歳2ヶ月、こんなに早く息子が鍵盤を弾く日が見れるなんて!笑
将来、ピアノの弾き語りで、「母への詩(うた)」を聞ける日を今から楽しみにしている、そんな妄想をしながら、にやけるハワイ昼下がりからお届けしました。
あ、最後に。。。
改めまして。。。
お母さん本当にありがとう!
Aloha!
Koco♥︎
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