「納豆が好きならいいじゃない」?
世のお母さま方、「母の日」はいかがでしたか。私は娘から手作りカードをもらいました。学校の授業で作ったものだそうです。「お母さんが日本人だから、日本語でメッセージを書いていいか聞いたら、先生にグッドアイデアだと褒められた」とドヤ顔でくれたのですが…
あれ、ちょっとひらがなが変ですよ。意味が「?」の箇所がいくつかあります。娘に読んでもらいながら、意味を確認することにしました。
上から時計回りで解説いたしますと…
「おかし。」→ 可笑しい
「いいe(の)うた。」→ 歌がうまい
「なかないよ。」→ 泣かなくてたくましい
「おいし おべんとう。」→ お弁当がおいしい
「がんばるよ。」 → がんばっている
ということだそうですが、私は「お」といい「の」といい、娘がひらがなの書き方を忘れてしまったことに驚きました。少し前までひらがな、カタカナはよく練習していたのに。「お」と「を」の使い方だって勉強していたのに、びっくりです。
確かに小学校に入ってから英語漬けの生活ですからね。小学校低学年とはいえ、宿題はほぼ毎日あって、サッカーやバレーボールの練習も忙しく、日本語を勉強する時間もなくなってしまいましたから。このカードを見て大反省しました。
その晩、日本の母にこのことを話すと、「まだ遅くないわよ。毎日ちょっとずつ日本語を書いたり、読んだりしたら大丈夫」」と相変わらずポジティブです。さらに「いいじゃない、日本のことにいろいろ興味もっているし、好きなものもいっぱいあるんだから。だって、納豆大好物なんでしょ」って。え、そういう問題か?
確かにかなり小さい頃から納豆は食べていますけど…
昨日も学校から帰ってきたら、お菓子の前に納豆ごはんを食べていましたし…
シャワーを浴び、パジャマに着替えてゲームをしている最中に、「小腹がすいた」と納豆を…
昨日も学校から帰ってきたら、お菓子の前に納豆ごはんを食べていましたし…
レストランに行けば、ハンバーグとかチキンカツなどには目もくれず、「アヒの納豆がけ」をオーダー。しかもだらだらと糸引きながら、こんなおっかない顔で…
ちなみに娘のお気に入りブランドはこちら。彼女曰く「納豆と梅の最強コンビ」だそうです。
ポジティブな(?)母の意見は有り難いですが、やはり娘には日本語の読み書きと会話は最低限学んでもらいたいので、これからしっかり頑張ろうと決意した今年の母の日でした。
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