Man faces charges after dog caught on camera harassing Hawaiian monk seal
ハワイの野生動物の侵害は罪に

写真はワイキキ水族館のモンクアザラシです
11月1日(火)、ハワイ州当局は、数週間前にハワイ島のカラコホノウ国立歴史公園にてハワイアンモンクシール(モンクアザラシ)に飼い犬が吠えた件で、飼い主の男性がいくつかの団体から違反の通知を受けたと述べています。
ハワイ州国土自然資源局(DLNR)によりますと、この男性(52)は米本土からハワイ島に移住したばかりで、10月10日、男性の飼い犬がモンクアザラシに近づいて吠えている動画を目撃者が撮影しました。
この動画をもとに飼い主を追跡し、男性は絶命危惧種の侵害やペットの放し飼い、野生動物の妨害、米国絶命危惧種法への違反などで、4つの団体から訴えられています。男性は2023年1月に出廷する予定です。
ハワイで海洋生物と接触している人を見かけたら通報を呼び掛け
ハワイ州では、絶滅危惧種指定のハワイアンモンクシールに触れる、もしくは虐待行為は5年以下の禁錮刑、ならびに5千ドル以下の罰金を伴う重犯罪にあたります。
2021年7月にはルイジアナ州在住のカップルがカウアイ島の海岸でアザラシの体に触れる動画を撮影TikTokで公開し罰金が課せられました。また、2018年にはカウアイ島でモンクシールに触り、海亀に嫌がらせをした罪で、アラバマ在住の男に1,500ドルの罰金が科されています。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)当局は、ビーチやSNS上で海洋生物に接触している人を見かけたら、その様子を動画に撮影して送るなど、アメリカ海洋大気庁(NOAA)当局に報告するように呼び掛けています。
◎NOAA Marine Wildlife ホットライン: (888) 256-9840
- NOAA 法律管理局: (800) 853-1964
- DLNR DOCARE(ハワイ保全資源執行部): (808) 643-DLNR (3567)
- 動画の送り先:RespectWildlife@noaa.gov
(この記事はハワイ・ニュース・ナウとスターアドバタイザーをもとにしました)
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(Hawaii News Now、Khon2 より)
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