熱帯低気圧「ギラーモ」の影響で、この数日、蒸し暑く、厚い雲に覆われてどんよりした天気のハワイです。
こんなときは、せめて家の中だけでもスッキリしようと思い、家族に迷惑がられながら、「断捨離」に取り組んでおります。
「いつか着るかも…(絶対着ない)」と捨てられなかった衣類や、「いつかスクラップブックにしよう(絶対しない)」と取っておいた記事の切り抜きや雑誌なども、頑張って処分。
引き出しの中のモノが少しだけ減って、開け閉めがラクになりました。
以前読んだ掃除に関する記事で、引き出しは満タンにしないで70%ぐらいにおさえて、スペースに余裕をもたせなさいとアドバイスしていました。もう何も入れられないパンパンの状態は、心理的にもよろしくないそうです。
読み終えた最近の雑誌も、面倒臭がらずにコンドのロビーに設けられている図書コーナーに寄付しました。
「ちょっとはスッキリしたな」と満足感に浸っていたところ、断捨離とは無縁の夫が、月刊誌「ホノルルマガジン」の最新号を買ってきました。
「このタイミングで買ってくるなよ〜」とむっとしながらも、パラパラと雑誌に目を通していました。そして最後のエディターのページで「おおっ!」。
それは「レジ袋」に関する記事でした。
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慣れ親しんだいろんな店のレジ袋の写真が載っていて、「思い出として懐かしむのには早すぎるか」というような内容でした。
ご存知のように、オアフ島では7月1日からレジ袋の利用が禁止されています。この記事を書いたエディターさんは、これまでもらってきた袋が台所の棚の引き出しの中に沢山突っ込んであり、最近は買い物のたびにこの袋を取り出しては、再利用していたということです。
ところがある時、ふと「あ、もうこのレジ袋は2度とつくられないんだ」と思ったら、ちょっと愛おしく感じてしまったそうです。
うちも引き出しを開けるのが大変なぐらいにレジ袋がたまっていましたが、毎日ゴミ袋に利用しているので、かなり少なくなりました。
この記事を読み、「なくなったらもう2度とお目にかかれないのか」と思ったら、私も急に愛おしくなり、慌ててまだ残っている袋を引っぱりだして、テーブルの上に並べてみました。
さんざんお世話になった「タイムスマーケット」や「ロングス」「ジッピーズ」の袋が見当たらず、ちょっと寂しい気分に…
とりあえず整列させたレジ袋を写真におさめ…
丁寧にたたんで…
引き出しの中にギューギューと押し込みました。
あ、断捨離ですか? また頑張りまっす。
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