この土曜日、ワードウェアハウスの駐車場で毎週土曜日の午前中に開かれているファーマーズマーケットに久しぶりに行ってきました。
地元産の新鮮野菜やお花、コーヒーや手作りパンなど、もうどれもこれも買いたくなってしまいます。でもどうしても素通りできなかったのが、「Mochi Lab」のバターもち。さんざん迷った末に、タロイモのはいったもちを買いました。おいしい〜。
賑わいから外れた、駐車場から少し奥に入ったところで、美しい水彩画を制作中の男性を見つけました。そして、横に並んでいた彼の作品を観て、「ああ〜」と感激し、気付いたら彼の肩をトントンと叩いていました。
振り返った初老の男性は、前回会ったときより少し老けていましたが、間違いなく、ワタクシの大好きな地元アーティストのロジャー・ウィットロックさんです。
8年ほど前に、ワードセンター内に当時あった画廊で、彼の作品を購入しました。アートに無関心の夫が一目惚れした絵画でした。そのときのことをこちらに綴っております。
ワタクシたちが以前、絵を買ったことを告げると、ロジャーさんはその絵のことを「よ〜く覚えている」と言い、それからしばらくその絵について話しました。
ハワイ大学で30年近く教鞭を執っていたロジャーさんですが、今は地元では有名な画家で、いろいろな賞も受賞しています。水彩画の優しいタッチがとってもステキで、このときはお客さんの依頼で、風景画を描いておりました。
写真はお客さんが撮ってきたものだといいます。「写真を持っていったら、絵を描いていただけるんですか」とたずねると、「描きますよ。写真が素晴らしかったらそれを使いますが、出来れば場所を指定してもらって、自分で撮ったほうがいいですけど」ということでした。いつか思い出の場所を描いてもらいたいなあ。
いままで彼の作品が展示されていたワードセンターの画廊が随分前になくなってしまい、残念に思っていたのですが、今はワードウェアハウスの「ノヘアギャラリー」に置いてあるそうです。
店内にはロジャーさんの展示コーナーが↓。
こちらのお店、絵画だけでなく、地元アーティストが手がけた工芸品やアクセサリーがたくさん置いてあって、まるで美術館にいるかのようです。
Roger Whitlock
Nohea Gallery
Mochi Lab 808
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