前回につづいて三線の話題でございます。
昨年から三線のお稽古に通いはじめている娘、この週末にラジオデビュー致しました。あ〜ハラハラした〜。
ワタクシが愛聴しております地元の日本語ラジオ局KZOO放送で、毎週日曜の夕方に放送されている沖縄情報の番組に、娘が通っている教室の先生と生徒さんが出演したのでした。
この日の演目は…
・渡りぞう
・道輪口説(みちわくどち)
・てぃんさぐぬ花
・安波節
・美童(みやらび)ゆんた
・デンスナー節
・めんそーれ
そして娘が安波節をソロで演じました。
小心者のワタクシとは違い、彼女は肝が据わっているというか、ラジオで、ソロで、しかも生放送というのにまったく緊張しておらず…
放送時間が近づいているというのに「(KZOOスタジオの横にある白木屋ジャパン・ビレッジ・ウォークで)たこ焼き買ってきていい?」などと言っておりました。
この日はワタクシもスタジオの中に入れてもらい、ほぼ30分間ビデオ撮影していたのですが、あまりの緊張のため、途中で「いよいよダメかな」というレベルの腹痛に2度ほど襲われました。
一方の娘は終始ニコニコ顔でして、ソロ演奏もミスなく無事に終えました。
帰宅してビデオを観ましたら、ソロ演奏する娘を見つめる先生やベテラン生徒さんたちの眼差しの優しいこと!みなさん、彼女が歌詞を間違えないか、途中でわからなくならないかなど、きっとハラハラしていたことでしょう。
終わったときの、みなさんの安堵の表情に、ワタクシ泣けてきました。
それにしても、日本の伝統芸能の魅力を幅広い世代の人たちに紹介し、普及、振興に取り組んでらっしゃるKZOO放送の努力に、心より敬意と感謝申し上げます。
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