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ハワイでのフレンドリーすぎる出来事

投稿者: キョーコ
投稿日: 2014年01月31日
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キョーコのブログ、ハワイの暮らし、地元ニュース情報カキ氷屋さんで会ったフレンドリーな女性が実は…!?

オバマ大統領が28日、米議会で2014年の施政方針を示す一般教書演説を行いました。社会格差の是正に向け、最低賃金の引き上げに取り組むことなど、力強く訴えていましたが、私はといえばそんな演説はあまり耳に入らず、オバマ氏がテレビ画面に映し出されるたびに、2年ほど前のある日の出来事を思い出していました。

それはとても暑いある午後のことでした。娘を学校に迎えにいき、「かき氷が食べたい」という彼女のリクエストをなぜかこの日は聞き入れ、帰宅途中にかき氷屋に寄ったのです。注文を済ませ待っていると、店のドアが元気に開きました。「ハロー!」と入って来たのは、オバマ大統領の妹のマヤさんではありませんか。ハワイ大学で教鞭を執っているという話は聞いていましたが、まさかこんなところに、しかもビーサンで…。

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どうやら先に来ていた5、6人の学生と待ち合わせていたようです。マヤさんはカウンターの横に立っていた娘となにやら話をしたあと、私のところに来て「娘さん、おしゃべりで可愛いねえ」って。まるでフレンドリーな近所のオバちゃんです。そのオバちゃん、いえ、マヤさんはかき氷を頬張りながらしばらく学生たちと話をしたあと、「バーイ」とテーブルを立ち、ご丁寧に私たちにも「バーイ」と手を振り、店を出て行きました。「オバマ大統領の妹さんだよ」と教えたら、娘はびっくりしていました。てっきり私の知り合いだと思っていたそうです。

数分後、まだ興奮冷めやらぬ私たちの前にマヤさんが再び登場します。彼女のような人でも車の鍵とか忘れちゃうのね、などと思っていましたら、マヤさんはスタスタと娘のところに来て、「これあげる」とカップケーキの形をした置物をくれました。呆然とする私たちに軽くウィンクすると、マヤさんは去っていきました。カップケーキを開けると中から可愛い犬が出てきました。どう見ても新品ではありません。車内に置いてあったものを娘にあげようと、わざわざ戻ってきてくれたのでしょうか。小さなシミの跡がなぜか無性に愛おしく思えました。

日本の家族にこの話をしたら、「日本でもロシアでも中国でもありえない。ハワイだからこそ起こりうることなのよ、きっと」とびっくりしていました。

以来、オバマ大統領をテレビで見るたびに、かき氷屋での夢のような出来事を思い出します。「ハワイだから…」か。ますますこの島が好きになりました。

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