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キョーコ

楽しいハワイの図書館

投稿者: キョーコ
投稿日: 2017年06月07日
コメント: 3 Comments »

ハワイの図書館をいろいろと見て回るのが大好きです。

 

各図書館の職員の方々の趣味が反映しているのでしょうか、展示や子どもの読書コーナーなどそれぞれ違いがあって、見て回るだけでも面白いです。

 

図書館に行くと、ワタクシがチェックするのは日本の書籍コーナーと、ハワイ関連本の「ハワイアナ」のコーナー。

先日初めて訪れたソルトレーク図書館は、ハワイアナのコーナーが充実していてビックリしました。

ハワイアナコーナーの入口には、この日サモアのアートが展示されていました。

地元ハワイで発行された本は、自費出版も多く、発行部数が極めて少ないなど、一般の本屋さんではなかなかお目にかかれませんが、図書館にはかなりレアな日系移民関連の本も置かれています。

 

こちらは『ハワイ語−日本語辞典』。こういう辞典、ずっと探していたのよ〜。

訳者の西沢佑さんという方にも興味をそそられます。「1973年にフラスタジオに入門」とあります。日本にフラブームが訪れるずっと前のことです。あとがきに「好きで好きでたまらないハワイのことを、少しでもたくさん知りたいという気持ちから、まずはハワイ語を勉強しようと思い辞典から単語を書き写し、意味を調べることから始めました」とあります。最終的に自ら訳者として辞典を出してしまうとはスゴイ!心より尊敬いたします。

 

そして今回辞典といっしょに借りてきたのがこちらの本『我慢』。

マウイに住む日系3世の女性が、彼女の幼少時代から大人になるまでのごく普通の日系1世〜3世の日々の暮らしを綴ったものです。

 

彼女の本職はブックキーパーということです。だからでしょうか、彼女の文章は「よりドラマチックに」というサービス精神のようなものは感じられず、日系家庭の当時の暮らしぶりが日記のように詳しく記されており、肩の力の抜けた彼女のストーリーは、まるで自分が家族の一員としてその場にいるような気分にさせてくれます。

 

この本のタイトル「我慢」をはじめ、「おかげさまで」「仕方がない」「頑張る」など、これらの言葉は日系人の間ではいまも日本語のまま、若い世代に語り継がれています。

 

そうそう、「我慢」といえば…

 

5月末の終業日を前に、学校から借りていたラップトップコンピューターを返さなくてはいけないと、娘は1年分のレポートや学習記録などをフラッシュドライブに保存しておりました。

 

「どんなこと習ったの?」と、いくつか見せてもらっていたのですが、その中に5年生の初めのころに作成、発表したという自己紹介のパワーポイントがありました。

 

どこで生まれ、人種は何で(いかにもハワイですね)、特技や将来の夢などが画像とともに紹介されており、「なかなか上手だね〜」と眺めていたのですが…

 

最後のところで夫とワタクシが登場してきまして(あ〜嫌な予感)、

 

「私の決断をいつも100%応援してくれる父と…」

 

「“ガマンシナサイ(原文のまま)”が口癖の母に育てられ、今の私があります!」と、笑顔の彼女の写真とともに締めくくられていました。

 

案の定、クラスメートや先生から「ガマンシナサイ」の意味を問われたそうで、懇切丁寧に説明したということです。はあ〜。

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3 responses to 楽しいハワイの図書館

  1. 千葉のキョーコさん、お久しぶりです!元気ですか。よくこのブログにたどり着きましたね。
    嬉しいです!これからもよろしくお願いします。ハワイに来られるときはご一報ください。

  2. 千葉のキョーコです。お元気ですか~~。
    楽しいブログ拝見しました。ご家族の様子が、目に浮かびます。
    素敵なパパとママに囲まれてるお嬢さん、うらやましい限りです。
    これからも、楽しみにしてますね。

  3. お元気ですか~~。千葉のキョーコです。
    ご家族の皆さんのお顔がうかんできます
    ハッピースマイルのお嬢さん、すばらしいご両親に囲まれてうらやましいです。
    懐かしいです。これからも楽しみにしてますね。

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