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ハワイ歩き方事務局
人気連載「インターンの生活」

第01回 インターンのお仕事事情

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2004年05月21日

第1回 インターンのお仕事事情


初ハワイでのお仕事では何が起きるのでしょう?

皆さん、こんにちは 2004年1月から、「ハワイの歩き方編集部」で、インターンとして研修中の「ミカ」といいます。「ハワイで働くって、どんな感じなの?」、「毎日、どんな生活しているの?」「お休みの日は何しているの?」などと、みなさんも思ってらっしゃるかもしれませんよね。実は、かつて旅行でマウイ島とビッグアイランドには来たことがあったのですが、ワイキキはもちろん、オアフ島に来たのは今回が初めてなのです そんな私たちの笑いあり、涙あり!? のハワイでのインターン生活を、赤裸々にお伝えしようと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

日本で4年間WEBシステムの開発を担当していたので、編集部での私の主な仕事は、「ハワイの歩き方」上のシステムのメンテナンスや修正などが中心。時々、突撃インタビューやニュースなどの取材にも同行させてもらっています(読者の皆さんとも、お会いすることがあるかもしれませんね)。これまでインタビューや取材といった仕事の実務経験が無いため、今はベテランスタッフの後ろについて、ひたすら勉強する毎日 仕事用のデジカメの使い方でさえ四苦八苦する私に、遠い眼差しで「可愛いね〜」と漏らすベテランスタッフ。みなさんにできるだけ早く追いつけるように、「頑張るぞ」と心に誓ってはいるのですが、ウイークデーは家と会社の往復だけ。日々の通勤や帰宅の途上で、雲一つ無い澄み切った青空の下、遠目に見える海を眺めたり、会社帰りにテニスレッスンへ通ったり、同僚と近くのバーへ飲みに行ってはハワイアンなカクテルを飲んだり、ショッピングモールでブランド品のセールを漁ったりしていると、「あ〜、私ってハワイで働いているんだなぁ」と実感する今日この頃なのです。

●ハワイのオフィスは…


常夏ハワイ、でも寒さ対策は万全に

ハワイの会社にきて、まず驚いたのは、オフィス内がものすごく寒いこと 日本の冬並みに寒いのです。これじゃ、まるで冷蔵庫!? 日本を出発する朝は-4度だった実家を背に、ハワイへ到着した日、早速、「常夏を満喫するぞ」とばかりに薄い半袖のシャツを着てオフィス見学に行きました。ところが、オフィス内のあまりの寒さに、「すみません… 何か着るものお借りできますか?」とスタッフの方にカーディガンとひざ掛けを借りたほどなのです。最近は、あまりにも私たちスタッフが寒そうにしている姿を見てか、あまり冷房は強く効いてないようですが、「ハワイのオフィスでは、靴下を履くことが鉄則だ」というのが当初の実感。(でも、外を歩いているローカルの人達といったら、短パンにTシャツが正装? で、足元を見ればゴム草履というのが定番なんですけどね)。ハワイでは、冷房の温度がかなり低く設定されているので、レストランやバスの中など、どこへ行っても寒いところが多いんです。某スタッフの話では、「どうも体質的に、白人の人達と日本人の体感温度は結構違うみたいだから、日本人が寒いと感じてもこっちの人はあまり寒く感じてないようなんだよ」とか。欧米人と日本人の体感温度は5度ほど違うという情報もあり… そんな訳で、常夏のハワイにいるけれど、オフィスではセータ(ひざ掛けも欲しいなぁ)が必須なのです。


会社前のS.King St.の景色。比較的静かな場所にあります

●ハワイで働くには
ところで、読者の皆さんの中にも、きっと「ハワイで働いてみたい」と思っている方は多いはず。しかし、アメリカなどの海外で働くとなると、まずクリアしなければいけないのが、就労ビザの問題。当編集部で働くフルタイムの日本人スタッフは、グリーンカード保持者や就労ビザを持っているほか、アメリカの短大や大学または大学院を卒業すると発行される、12ヶ月間フルタイムで働ける「OPT」ビザで働いている方など、やはりいずれかのビザをきちんと持っています。私が保持するインターン(J-1)ビザは、18ヶ月間アメリカの企業で研修を目的とした労働を許されるビザ。日本でインターンシップを仲介する企業を通し、このビザを取得しました。「ハワイで働いてみたいな…」と思われている方、まずはこれらのビザを取得し、働く機会を得るのもいいかもしれませんね。ハワイに来て以来、大勢の人から頂くアドバイスは、「ここで格好良いボーイフレンドを見つけて、結婚して、グリーンカードを取得しなよ ハワイは暮らすには、いい所だよ」。「う〜ん、アドバイスは、ありがたく頂戴します。でも、まだそこまで考えてません」。ビザ情報など、詳しくはハワイの歩き方編集部がスタッフに参加した「地球の暮らし方 ハワイ」に掲載されているので、そちらも参考にしてみてくださいね

●ユミも一言
同僚の「ユミ」です。ハワイでの生活を始めて、はや2カ月あまり。「仕事をする」というのは、どこにいても同じです。インターンといっても、仕事は仕事。楽しいことや苦労、困難も、もちろんありますよ。私達は幸い、自分達が経験してきた実績を生かしながら、新しい分野に挑戦する機会も与えられ、貴重な経験を積み重ねています。研修生という立場になることに、怪訝(けげん)な顔をした友人もいたけれど、私はもう一度勉強する機会を得られたことはとても良いことだと思っています。何事も、チャンスがあったら挑戦してみるのが一番 だって、大切な人生は一度きり、なんですからね。

*こんなことが知りたい、こんなことを教えて欲しい、などのご希望がありましたら編集部まで、お気軽にメールください。お待ちしてます

プロフィール
ミカ: 日本の企業で4年間システムプログラマーとして働いた後、さらなる経験を積むためにインターンシップに参加。2004年1月からハワイの歩き方編集部で研修中。生まれも育ちも長野県の信州人。海に囲まれた生活は初めてなので、新しい環境を満喫しています。「ずく(気力)」だして、インターン生活に励んでますよ 日本の短大を卒業後、ネブラスカ州の大学に編入したため、アメリカ生活は今回で2度目。ハワイでのインターン生活に奮闘中。

ユミ: 九州の大学を卒業後、東京で就職。文学部卒業のくせに、なぜかIT企業へ。コンピュータ言語と格闘し、社会の荒波に揉まれて9年が過ぎようとしていた頃、アメリカ西海岸に語学留学を決意。半年間の超お気楽な生活を送った後、再び東京へ。2度と同じ仕事には戻るまいと決心していたのに、なぜかまた同じ職業に(社会は厳しいのです)。2年後、経験を踏まえ、自分の活躍できるフィールドを広げたいという思いを実現するために、インターン研修へ。さて、30歳を過ぎてから日本を飛び出してしまって、これから先どうなることでしょう? 「一度しかない人生だから」といろいろ挑戦してみるのも良いのでは。これは達観? それとも言い訳? 良くも悪くも私の人生 と現在、ハワイで充実した研修生活を送っています。


この記事が属するカテゴリー: アロハダイアリー, ハワイ留学・学ぶ・英会話
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