日本でおなじみの「ダイエー」カヘカ店 |
◎日本食ならダイエー 早いもので、ハワイでのインターン生活が15カ月目に突入しようとしています。笑いあり、涙あり!? のインターン生活を綴ってきました「インターン日記」も今回で最終回となりました。最後に「ハワイでの衣食事情」をお届けします。海外生活をしていても、やはり日本食は毎日でも食べたくなってしまうものですよね。日本人にはとても嬉しいことに、日本食がなんでも揃う、ここハワイ! ハワイ通のみなさんなら、すでにご存知と思いますが、ワイキキ周辺であれば、アラモアナ・センターに近い「ダイエー」、ワード周辺では「マルカイ」(会員制ですが、パスポートなどを呈示すれば観光客でもワンデーパスがもらえます)などの日本食料品店が挙げられます。
日本食なら何でも揃うダイエー |
◎一体いくらぐらいなの? 私は毎週末になると、いつも「ダイエー」(カヘカ店:アラモアナ・センターから北東に徒歩約10分)で食材などを調達をしています。ダイエーでは、日本食だけではなく、日用品まで何でも揃っているから、まるで日本にいるかのように本当に便利です。ただ、さすがに日本食材は輸入となるせいか、日本での価格と比較すると、少し高めかもしれませんね。では、ダイエーで売っている食材は、一体いくらぐらいなのでしょうか、気になるところです。その一部を調査してみました。
ダイエーで販売されている食材の価格(一部) |
米(カリフォルニア産コシヒカリ):$10.77
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納豆:$1.79 |
イクラ鮭弁当:$4.99 |
豚カツソース300ml:$3.29 |
ゴボウ1本:$1.49
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焼きそばUFO:$1.99 |
いなり寿司4コ:$2.59 |
おせんべい:$1.69 |
コンニャク:$1.49
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焼き海苔:$3.99 |
サンマ3匹:$2.93 |
イチゴポッキー:$.79 |
レンコン:$2.59/1lb*
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冷凍餃子:$1.99 |
サバ2切:$3.83 |
桜餅2コ:$2.49 |
*lb(ポンド)=453グラム
日本での料金と比較すると、少し割高な商品もあるかもしれませんが、これだけ日本のものが何でも揃うところは世界広しといえど、海外でも日系人が多いハワイくらいではないでしょうか。毎日の食事は欠かせないものだけに、やっぱりハワイ、というかダイエーがあることは助かりますね(ただ、いま一部ですが、日本のダイエー本体が経営上大変みたいなので、いずれハワイからも撤退するのでは、という噂もチラホラ… でも、在住日本人や日系人だけでなく、アジア系、ローカルにも人気があるので、地元では存続を望む声が非常に強いです。ハワイのダイエー頑張って!)。ちなみに、ダイエーの中には$1ショップ(日本の100円ショップに相当)もあり、そこでも日本の生活グッズが売っていて、これまた便利なのです。
タイムスなど他にもスーパーはたくさんあります |
◎肉は最初からスライス加工済 ダイエー以外にも、「フードランド」、「タイムス」、「コスコ」(会員制)、「ウォルマート」、「Kマート」などのスーパー・マーケットもたくさんあるので、もちろんアメリカ食材店で買い物をすることもあります。ただ、一つ難点なのは、アメリカの食材店で購入する肉類は巨大な肉塊のままで売っているので、お料理するには大変なんです。お店の肉売り場でスライスをお願いすれば、すき焼き用の厚みに薄切りにもカットしてくれるようです。しかし、ダイエーでは日本と同じように、細切れ、シャブシャブ用などと、すでに最初からスライス加工してあるので、「やっぱり、こうでなきゃね!」。以前、ダイエーの関係者からお聞きした話では、わざわざ日本から専門の職人さんをハワイに連れてきて、慣れていないハワイのスタッフに薄切り肉などのスライスの仕方を従業員に伝授したのだそうです。肉のサイズや切り方でも、まさに作る料理の味は変りますからね。人気の秘密は、そういう地味な努力と工夫の賜物なのだそうですよ。だから、「ハワイで食材ならダイエー」と、日系人だけでなく、ローカルにも根強い人気があるのでしょうね。
レジの端で他の店員さんが次々に品物を袋に詰めてくれます |
◎エクスプレスやセルフ・レーン!? さらに、ハワイのスーパー・マーケットで便利なのは、レジカウンターに「エクスプレス・レーン」があるのをご存知でしょうか? 1品だけとか、少量のお買い物(大体10品目以内が目安で、お店によって異なります)をしたいのに、レジの前で長蛇の列にショッピングを諦めたことはありませんか? このエクスプレス・レーンでは、10品目以下の物を購入する人だけが使えるレジがあります。購入する品物が少ないときは、このレーンを通ると会計を早く終わらせることができるので、とっても便利!ハワイのスーパーで購入品数が10点以下の際は、是非、エクスプレス・レーンのレジに並んでみてくださいね。 時々、このエクスプレス・レーンのことを知らずに10品目以上を購入しようとした観光客の方が、レジで注意されていることもある(優しいレジのお姉さんの場合は、通してくれることも)ので、お気をつけくださいね。
また、日本では自分が購入した品は、あとで自分で袋に詰めるのが普通ですが、こちらではレジでスーパーの店員さんがその場で購入した品物をバックに詰めてくれるので楽チン。その他、自分で精算するセルフのレジ(操作法などは英語とスペイン語が通常)もKマートやウォルマートなどにあります。ここでは商品にあるバーコードを自分でスキャンすれば、自動的に料金が表示され、あとは合計金額をクレジットカードや現金で支払うだけ。操作法が分からなければ、大体近くにスタッフがいるので尋ねてみてください。
アラモアナ・センターから近いケアモク店 |
◎ロコのショッピング・スポット 洋服などのお買い物でオススメなのが「Ross Dress for Less」。ブランド品なども破格の安値で売っているのがこのお店。洋服のほかにも、生活用品、バス用品、キッチン用品、インテリア用品など、とてもお買得な値段で揃えています。私もハワイに来て、ベッドカバーやタオルなどを買うために、まず連れて行ってもらったのがこの「ロスドレス」でした。
「ハワイなので夏服しか必要ないし、そんなに買い物はしなくていいでしょう〜」と思いきや、やはりお買い物は楽しいもの。一歩店内へ足を踏み入れると、洋服がズラリと並んでいます。その中から、ブランド品で自分の好みの安いドレスを探し出すのが、結構楽しかったりするのです。ネブラスカで暮らしていたときは、ロスドレスを見かけたことがなかったので、「ハワイのお店?」とすっかり思い込んでいたのですが、実は全米26州とグアムに500店舗以上のチェーン店を構えています。アラモアナ・センターでのショッピングも楽しいですが、こういうお店で上手に掘り出し物を探せば、日本で買うより半額以下というものも見つかるのでオススメです!
◎最後に… 1年にわたって掲載してきました「インターン日記」ですが、とうとう今回で最終回となりました。この1年間、ハワイでなければ学べないことを、仕事やプライベートを通してたくさん学ばせていただきました。この1年間の経験を糧に、今後もさらに努力していきたいと思います。そして、この「インターン日記」を通じて、様々な方に知り合えたことも深く感謝します。それでは、またどこかでお会いしましょう。マハロ!
(Mika)
●ユミコも一言 私もダイエーはよく利用しています。ダイエーに行くと、日本食を買い込んじゃいますね。やっぱり、私は日本人。あと洋服などはロスドレスの他に、ワードにある「ノードストローム・ラック」も利用します。ここではBCBGなども安く手に入るので、マメにチェックしています。この日記を掲載して1年。あっという間に過ぎてしまいました。私たちの日記に含まれた情報が少しはお役に立てたでしょうか? インターン日記を楽しみに読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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