What You Need to Know Before Travelling to Hawaii?
現在コロナ関連による渡航規制がかなり緩和され、コロナ禍前のようにハワイ旅行がしやすい状況に戻ってきています。また日本政府は、5月8日から新型コロナウイルス感染症に係る水際措置(臨時的な措置を含む)を終了する予定とも発表しています。今回のMyハワイでは、改めて最新のハワイ渡航に必要なコロナ関連の手続きや書類を分かりやすくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
またコロナ関連以外で、ハワイ旅行に必要な準備や手続きなどはこちらの記事「 ハワイ旅行、出入国・到着ガイド」で詳しく紹介していますので、併せてご参考ください。
<目次>
1. 日本からハワイへ渡航する場合
1-1 ワクチン接種証明書(接種2回以上)
1-2 米国CDC指定の宣誓書
1-3 コンタクトトレーシング(接触歴追跡)の提出
2. ハワイから日本へ渡航する場合
2-1 事前ウェブ手続き、「Visit Japan Web」への登録
2-2 ワクチン接種証明書(接種3回以上)
2-3 出国前72時間以内の陰性証明書(ワクチン接種が2回の方のみ)
1.日本からハワイへ渡航する場合
日本からハワイへ行くための事前準備は、新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませている場合、ハワイから日本へ行くときに比べると至ってシンプルです。
日本の空港でチェックインをする際に、以下に示す渡航に必要な書類(1-1、1-2を参照)の確認がされるので、ハワイ到着後はパンデミック以前と同じ手順で空港から出られます。一方で、書類に不備があれば飛行機に搭乗できなくなるので気をつけましょう。
また、90日以下の観光で行く場合には、出発72時間前までにESTAの申請手続き(https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/esta-information-ja/)を済ませるのも忘れずに!
1-1 海外渡航用新型コロナウイルスワクチン接種証明書(接種2回以上)
接種を受けた際に住民票のあった市区町村(通常は接種券の発行を受けた市区町村)で「海外渡航用」のワクチン接種証明書を発行してもらう、あるいはデジタル庁が出している「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」より「海外用」の証明書を取得しておきましょう。
またワクチン接種証明書の発行には時間がかかるので、早めに準備を始めましょう。
なお、追加(ブースター)接種は米国入国の際には必須ではありません。最低2回接種していれば大丈夫です。また接種証明書は、2回目接種から14日以上経過していることが必須なので、旅行の直前に2回目を接種する予定の方などはご注意ください。
18歳未満の場合、接種証明書の提示は不要です。
1-2 米国CDC指定の宣誓書の提出
米国CDCが規定している米国渡航時のワクチン接種条件を満たしていることを宣誓する書類です。2歳以上で米国市民権または米国永住権を持たない旅行者は提出が必要です。2〜17歳の子どもの場合は、保護者が代理で記入して提出します。
宣誓書は事前に印刷してサインし、チェックイン時に航空会社に提出しても良いですが、プリンターがない場合には、チェックイン時に航空会社が用意したものに記入することもできます。
CDCの宣誓書(Attestation)はこちらのリンクから印刷できます。
1-3 コンタクトトレーシング(接触歴追跡)の提出
こちらは、米国政府が航空会社に対しチェックイン時に回収を義務付けている書類です。書類のフォーマットは航空会社によって異なります。米国在住者もコンタクトトレーシングへの記入が必要です。事前に印刷・記入して持参してもいいですし、事前準備できない場合は空港のチェックインカウンターで用紙を入手することも可能です。
記入する内容は以下の通りです。
・パスポートに記載された氏名
・米国滞在中の住所
・米国で連絡可能な連絡先電話番号
・予備または緊急連絡先の電話番号
・米国滞在時につながるEメールアドレス
ハワイ行きに必要な事前準備は以上です。2023年2月にMyハワイ編集部員が実際に日本からハワイ行った際の渡航体験記で、事前準備に関するレポートもしているので、あわせてチェックしてみてください!
◇関連記事:日本からハワイへの渡航体験記 【2023年2月 福岡→羽田→ホノルル】
2.ハワイから日本へ渡航する場合
日本政府が、「2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症に係る水際措置(臨時的な措置を含む)を終了する予定」と発表したことを受けて、以下でまとめている手続きは全て撤廃されることが期待されていますが、まだ具体的な点が明らかにされていません。引き続き外務省のウェブサイトなどで最新状況を確認するようにしましょう。
一方で、米国は先ほど紹介した米国入国に必要な手続きの撤廃時期をまだ発表していませんので、5月8日以降の渡航であっても引き続き準備が必要です。
それではハワイから日本に渡航する際に必要な手順をみていきましょう。
2-1 事前ウェブ手続き、「Visit Japan Web」への登録
日本の空港内で実施している入国手続き(検疫、入国審査、税関申告)を事前にウェブ上で済ませておくことができるサービスです。登録は日本到着予定時刻の6時間前までとなっているので、遅くとも飛行機の搭乗前までに済ませておきましょう。
Visit Japan Webの登録はこちらのリンク:https://vjw-lp.digital.go.jp/ja/ から行ってください。
同サービスでは、日本入国に必要な以下の書類をウェブ上で提出し、事前に書類の有効性確認をしておくことができます。「日本到着後にこの書類が受理されなかったらどうしょう…」というような不安も解消されます。
・ワクチン接種証明書(接種3回以上)
・出国前72時間以内の検査陰性証明書(ワクチン接種が2回の方)
※同サービスの利用には、ひとりにつき1アカウントの登録が必要。原則ひとりずつ異なるEメールアドレスでアカウントを作成する必要があります。ただし、乳幼児など一人で操作ができない子どもに関しては、「同伴家族」として、保護者などの同行者と同じアカウント(Eメールアドレス)でサービスを利用できます。
2-2 ワクチン接種証明書(接種3回以上)
日本入国のためには、ワクチンを3回以上接種している必要があります。2回までという方は、ワクチン接種証明書に加え、アメリカ(ハワイ)出国前72時間以内の陰性証明書を提出する必要があります。
また18歳未満の子どもで、有効なワクチン接種証明書(3回以上)を保持していない場合、 有効な接種証明書を保持する同居する親等の監護者が同伴し、その子どもの行動管理を行っている場合は、 特例的に、有効な接種証明書を保持する者として取り扱い、その監護者と同様の陰性証明書の免除が認められるとのことです。子ども単独での入国は特例なしです。
(抜粋:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00013.html#Q3)
2-3 出国前72時間以内の陰性証明書(ワクチン接種2回の方のみ)
ワクチン接種が2回の方は、日本に戻るフライト出発予定時刻より72時間前以内に検査した、陰性証明書の提示が必要です。
日本の厚労省は以前、原則として日本政府の所定書式で発行された陰性証明証を要求していましたが、現在は書式に指定はなく、任意書式による提出で可能としています。ただし、証明書に記載されるべき必須項目に漏れがあると無効となるのでご注意ください。検査の種類や陰性証明書へ記載すべき内容などの詳細は、厚生労働省のこちらのページを参照ください。
検査機関ですが、ハワイには日本語で対応してくれるところが比較的多いので安心してくださいね! 検査機関のリストは以下の記事を参考にしてください。
ハワイから日本行きに必要な事前準備は以上です。2022年12月にMyハワイ編集部員が実際にハワイから日本へ行った際の渡航体験記で、Vijit Japan Webの詳しい説明や羽田空港到着後の入国までの流れなどもレポートしているので、ぜひあわせて読んでみてください。
◇ハワイから日本への渡航体験記 【2022年12月、ホノルル→羽田→福岡】
これからハワイに来られる皆さんの事前準備に対する疑問や不安が少しでも解消され、多くの方に早くハワイに来ていただけることを願っています!
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(2023年4月更新)
ハワイ歩き方事務局 said on 2022年06月10日
>aki様
陰性が出てよかったですね。3年ぶりのハワイ、素敵なご旅行になりますように!
aki said on 2022年06月10日
事務局の皆さんへ
連絡ありがとうございます。
結果は「陰性」でしたので教わったとおり証明書に簡単に追加・追記できました。
午後には羽田空港に出発します。
3年ぶりに飛べます。
ハワイ歩き方事務局 said on 2022年06月10日
>aki様
お返事が遅れましてすみません。スクリーンショットから写真ソフト内で文字を追加しても良いですし、印刷して手書きでも問題ありません。参考になれば幸いです。
aki said on 2022年06月05日
6月10日にハワイへ渡航します。
1-2の陰性証明書の事を教えて下さい。
編集委員の方が日本からハワイへ出国したレポートを読みました。
木下グループの陰性証明書の画像へ自分で名前の下に生年月日を追加したと書いていましたがその方法を少し詳しく教えて下さい。
また、証明書を印刷し名前の下に手書きで生年月日を追加しても大丈夫でしょうか。
Eriko said on 2022年05月11日
匿名様、コメントいただきどうもありがとうございます。ESTAと同じように、手順どおりに行えば意外とシンプルでゴールデンウィークにも多くの旅行者が実際に来ていますので、ぜひチャレンジしてみてください。
匿名 said on 2022年05月09日
事前に準備する資料やスマホのダウンロードなどを旅行出発の数日以内に間違い無く用意する事が『簡単』でしょうか?このサイトでは『簡単に準備出来る』みたいな事が書いてありましたが、かなり厳しいと考えますよ。1つでも間違っていたら当日飛行機に乗れないのですから!