12月に入ると街中がワサワサしてきます。そのワサワサはスーパーの店内に入ると頂点に達し、そんでもって「早くしなきゃ」とその場では具体的にはなにを早くしなくちゃわからないのですが、とにかく焦りと店内の混雑に、ストレスも頂点に達します。
そしてそんな気の毒な人を癒すかのように(と勝手に思っていますが)、どこのスーパーでもワインの大セールが行なわれています。「まあ一杯飲んで、落ち着いて」と。(これも勝手な解釈です)
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ワインより手っ取り早くビールを飲むほうが多かったこれまでの私、でもつねに「いつかワインを極めたい」という願望はありました。でも奥が深すぎてなにから勉強したらいいのか…。
そんな人のために、コストコやサムズクラブのワインコーナーには、「甘口はこのワインで、一緒に食べるのはこれ〜」と分かりやすい説明書が掲げてあります。さっそく写真に収めました。
ワインビギナーの私は、 甘口だったら赤ならポート、白ならモスカートということをいまさらながら学習し、以来スーパーのワインコーナーに頻繁に通い、いろいろと飲み比べています。
気に入っているのがこの「ベアフット」というカリフォルニアワイン。ネットで調べたらカリフォルニアワイン愛好家大注目の、世界各国で大ブームを巻き起こしている超人気ワインとありました。先週、ウォルマートのセールで1本たったの4ドル97セントでした。セールでなくても6ドル前後で購入できます。
この2本のベアフットは甘くてフルーティでとっても飲みやすいワインです。スウィートレッドは室温でも冷蔵庫で冷やして飲んでもよく、レッドモスカートはぜひ冷やしてということです。女性ワインメーカーが造ったこのベアフットワイン、これまでに金賞や最高金賞など2000もの賞を受賞しているんですって。なのにこの値段、嬉しいですね。
右端のイタリア産の白ワイン「バルテヌーラ」が、私の今一番のお気に入りです。サムズクラブで12ドルぐらいでした。甘くて飲み心地が素晴らしい。夕飯の準備中に冷蔵庫内でこのワインを見るたびに、「就寝前の一杯が待ち遠しい」とワクワクしてしまいます。
その隣の「BIN NO 27」はポルトガル産の赤ワインです。「BIN」とは「棚」という意味で、このワインはつねにフォンセカ・ギマラエンス家の27番目の棚に保存してあったことから、この名がついたといわれています。フルーティではありますが、複雑な味です。アルコール度が高く、一口飲むと胸の辺りがカーッとなって、15分もすれば夢の中です。そうそう、これからはパイナップルやパッションフルーツを使ったハワイ産ワインにもトライしてみようと思ってます。
12月のワサワサに焦っている方、まあワインでも飲んで落ち着いて…。
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