• ハワイ基礎知識・観光ガイド

    ハワイの気候

    ハワイの歴史、気候、地理などを扱った「知識編」と、旅行者にとっての必須トピックを扱った「実践編」にわけてお届けする「ハワイの基礎知識」。取り上げて欲しい内容がありましたら、編集部宛にお知らせください。
    「常夏の島」と言われるとおり、Tシャツに短パンで一年中過ごせるのがハワイ。気候に関しては本当に恵まれたリゾートです。でも、夏と冬では気候も少し違うし、雨が降る日だってあります。「雨期はいつ?」「冬でも泳げるの? 」。そんな質問にハワイの基礎知識はお答えします。統計データおよびハワイ住民の感覚的意見を織り交ぜながら、ハワイの気候について特集します。

    ホノルルの位置は北緯21度19分、西経157度55分。太平洋の真ん中にあって年間をとおして貿易風(偏西風)が吹き抜ける温暖な気候です。この風とハワイ諸島の周囲を取り巻く海の状態が天気を左右しています。

    まず気温ですが、夏の間、6月から8月くらいまでは最高気温が29〜31℃、最低気温が21〜23℃くらい。冬の12月から2月くらいまでは最高気温21〜23℃、最低気温18〜21℃くらいといわれています。こうして数字で見ると本当に過ごしやすい気候です。ただし、この数字はあくまでも日陰の温度を計ったもので、ホノルルの場合はホノルル空港の数字が発表になるので、ワイキキ周辺とは少し違うかもしれません。それに日射しの強さは相当なもので、照り返しの強いビーチ等では気温はずっと高くなります。逆に風のある日は日が沈んだ後、急に気温が落ち込んで肌寒く感じることも特に冬には多くなります。ですからこの数字よりも実際の体感気温はかなり上下があるということを覚えておいて下さい。

    ハワイでは日本のようなはっきりとした四季はないかわりに、大きく分けて乾季と雨季に分けられています。雨の多い冬場、大体11月から4月頃までがこの雨季にあたるのですが、最近の世界的な異常気象のためかその年によってずいぶん違います。9月になると蒸し暑い日が増えて、気温は7、8月より低くなっているのに暑く感じることもしばしば。そして11月に入る頃からは雨の降る日が多くなり、たとえば96年の11月のように毎日雨だったという年もあるくらい。でも日本のように一日中ずっと降り続けることは少なく、「断続的なシャワーが日に何度かある」という程度。なので傘が必要なことはほとんどありません。たまに梅雨のように一日中降り続くこともありますが、折り畳み傘を持ってくれば安心です。ハワイの住人はクルマで移動することがほとんどなので傘を使わない人が多いです(3年半暮らしていて傘をさした記憶はほんの1〜2回程度かな)。 傘を売っているお店も日本みたいにたくさんはないので、急に傘が必要になっても買えない! ってことも。年間の晴天率はホノルルが70%とかなり高く、雨量の多いハワイ島ヒロは、晴天率が40%です

    去年も12月のホノルル・マラソンのスタート時は土砂降りでしたが、ゴールの時刻には雨もあがっていました。イベントレポートを見るとわかるように、雨降りで悲惨だったイベントは4月にひとつあっただけ。去年の冬は一昨年よりドライだった感じで、逆に4月の終わり、ちょうどイースターの頃ずっと天気が悪かったような記憶があります。ちなみに今朝(8月28日)は昨晩から続いた雨が残っていて、久しぶりに一日中雨かなと思っていたら10時過ぎから日が出て来ました。でも蒸してます。

    それから冬は虹の季節、朝晩のシャワーが多くなるのにあわせて雨上がりにきれいな虹が架かる日が増えます。ダブルで架かることもしばしば。レインボー・アイランドならではの素晴らしい眺めをぜひみなさんにも見ていただきたいなと思います。夕日も冬のほうが断然ダイナミック。太陽が沈んだ後、空がオレンジからパープルのグラデーションがかかったように刻々と変化してゆく感動的なサンセットは冬のほうが圧倒的に多いのです。もっともこれを最後まで見ているとけっこう身体が冷えてしまいますが。

    身体が冷えるといえば、ハワイでは寒いところが結構あります。寒いところというのは「冷房がガンガンかかっている場所」という意味。レストラン、ショップ、バス、ネイバーアイランドにいく時の飛行機&ターミナル、そしてホテルの部屋など、なにもここまで冷やさなくても、というくらい冷房が効いています。サンセットクルーズも海上の風にあたると体が冷えてきます。ですから出かける時には長袖のものを1枚持っていくのが基本。カーディガンとかウインドブレーカーのような薄手のもので十分です。特にザ・バスで遠出を考えている人は足下も冷えるのでご注意! バスタオルを一枚持って行くとバスの中ではなにかと重宝すると思います。

    ハワイ各島は小さな島とはいえ、場所によってずいぶん天気が違います。ワイキキからダウンタウンにかけては晴天率が高めですが、アラモアナビーチから見える山の上にはいつも雲がかかっています。島によっても多少違いがありますが、だいたい島の北東地域は雨が多く、南西地域は天気がいい傾向にあります。これは北東から吹いている貿易風が運んでくる雲が、島の中央にある山地にぶつかって雨を降らせるからで、ハワイ島では東部にあるヒロでは年間降水量が3,000ミリを超すのに対し、西側のカイルア・コナ地区はたった630ミリあまりと極端に違ってきます。マウイはカアナパリからラハイナはいつ行っても蒸し暑くて、ワイレアはドライな感じがします。オアフ島ではカネオヘやマノアが雨の多いエリアです。
    ハワイで最も気温が低いのはハワイ島マウナケアの山頂で、月間平均最低気温はなんとー3.8度、最高でも5.8度で、10月〜3月はハワイでただ一カ所スキーが出来るところとして知られています。(雲の上に突き出た山の頂上は、ハワイといえども、とても寒い。観光の際には、防寒の用意をお忘れなく。)

    次に気になるビーチでの体感温度ですが、ワイキキやアラモアナビーチは冬でも泳げます。が、曇っていたり風が強かったりすると結構寒いです。ワイキキは人が多いしビーチも狭いのでお勧めはアラモアナビーチ。リーフの内側にあるので沖にうねりがある時でも波打ち際は穏やかでファミリー向け。ビーチに飽きたらアラモアナ・センターもあるし‥‥。ハワイの水温は真夏でもそんなに高くなくて27〜28℃程度。冬場は24〜25℃くらいと気温より少し暖かくなっています。でも実際にはもう少し冷たく感じるかな。冬場はビーチに行っても水には入らず、砂浜で日光浴だけというパターンが多くなります。ハナウマ湾も通年で泳げますが、夏でも水は冷たく風も強いので、朝から出かけて午後は早めに引き上げるのが得策。そして、年間を通して日射しは思っている以上に強ですから冬でも日焼け止めを忘れずに。紫外線対策もお忘れなく!

    ハワイの波といえばご存じ冬のノースショア。ワイメアからパイプライン、サンセットビーチにかけて30フィートを超えるビッグウエイブの凄さは「お気楽なにわサーファーの日記」をお読み頂くとして、冬になると遥かアラスカやアリューシャン列島付近で発生するうねりが、ハワイまで到達。マカハからノースショア一帯にサーファーズ・パラダイスを作り出すのです。もちろんこの時季はノースのビーチは遊泳禁止。でも夏はびっくりするほど波も穏やかでもちろん遊泳もOK! 透明度の高さも抜群ですよ。そして夏はワイキキなどのサウスショアに波が立ちます。3フィート前後のおとなしい波なのでビーチの遊泳には問題ありません。何か問題がある時はライフガードが警告や遊泳禁止のサインを出すので注意して見てください。クラゲが出ることもあり、それもサインで知らされます。

    今回も随分長くなってしまったので最後に少しまとめてみましょう。
    まず服装は、長袖を一枚持って出ること。飛行機の中も冷えるので夏でもお忘れなく。ワイキキやアラモアナのビーチは一年中泳げます。でも水温は低め。冬はホテルのプールサイドが一番快適! また冬は雨季になってシャワーが多くなるので折り畳み傘があると安心です。ハワイは太平洋に浮かぶ小さな島。ちょっとした気圧の変化や雲の動き、あるいは海のうねり具合で天気は簡単に崩れてしまいます。でも2〜3日すれば「いつもの良い天気」が戻ってくるのが常夏の島、ハワイの良いところ。1週間程度の滞在中、ず〜っと雨に降られっぱなしなんてことは、まずないと思います。抜けるような青空と眩しく輝く青い海、風にそよぐ椰子の木、そしてカラッとした爽やかな気候。レッツ・エンジョイ・ビューティフル・デイズ・イン・ハワイ!


    (2000年取材)


    お役立ちリンク

    ハワイ各島の天気や気候、日の出・日の入りの時間や潮の干満、ワイキキビーチのライブカメラなどお役立ちリンクを集めました。

    Yahoo! 天気予報(英語)
    ロケーション別にむこう5日間の天気予報を見ることができます。
    ◆オアフ島ホノルル
    ◆マウイ島ラハイナ
    ◆ハワイ島コハラ・コナ
    ◆カウアイ島リフエ

    日の出、日の入り
    ハワイの日の出と日の入りの時間、潮の干満がわかるサイト。見たい日付と期間を入力してね。

    Current Predictor(英語)

    ●ライブカメラ
    シェラトン・ワイキキのカメラからワイキキビーチのライブ映像が見られます。波に乗ってるサーファーも見える!
    ◆シェラトン・ワイキキ・ハワイライブ


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