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ビザ取得まであと少し! |
思ったより長いJ1ビザ取得への道のり、後編です。 DS-2019が届いたらまずSEVIS費用($180)を支払います。SEVISとは「Student and Exchange Visitors Information System」の略で、留学やインターンでアメリカにいる人が、学校を卒業もしくはトレーニングプログラムを終了するまで管理されるシステムです。クレジットカードで支払いを済ませたら領収書を印刷しておきます。 ここでやっておくことは証明写真を撮ること、そしてまたもや書類を集めること。2インチ×2インチ (5cm×5cm)の背景が白、その他にも細かい規定はありますが、ビザ用サイズを取り扱っている写真店で「アメリカのビザです」と伝えれば問題ないと思います。プリントされたものと、デジタルデータも必要になります。その他、アメリカ滞在に必要な費用が書かれた英文残高証明書や日本に帰国する意思が確認できる書類(私はインターン終了後東京支社に戻る旨が記されたレターを会社に書いてもらいました)などです。 ■関連情報/【ハワイ女子ひとり旅】気になる滞在先・治安・語学学校・婚活情報 ![]() 次にビザ申請書DS-160をインターネット上で作成します。名前・住所の基本情報から職歴や学歴、過去のアメリカ渡航歴などとにかく質問項目が多く、完成までに45分くらいかかります(正直嫌になりました…)。一気に入力しなくても、途中でデータを保存してダウンロードできます。再度作成をする際には始めに表示される「申請ID番号」が必要になりますので、メモするのを忘れないでくださいね。最後の方で先日撮った写真のデータをアップロードします。最後にDS-160確認ページを印刷したら終了です! あとはビザ申請料金を支払い($160と表示されますが支払いは円建ての17,600円)、大使館面接の予約をします。申請は東京の米国大使館もしくは大阪、那覇、札幌、福岡の領事館で可能で、予約は混雑具合にもよりますが数日〜1週間後から取ることができるようです。このとき表示される面接予約確認書も印刷します。ここまで進むと、いよいよハワイが近くなってきたな~と実感が湧いてきました。 上記手続きの詳細は米国大使館のビザサービスのページをご覧ください。 ここで持ち物の確認です。 写真、DS-160確認ページ、過去10年に発行されたパスポート、DS-2019、DS-7002(トレーニングプラン)、残高証明書、日本への帰国意思を記した書類、面接予約確認書。全てをクリアファイルに入れます。忘れ物がないよう、何度もチェックをしました。 ![]() そして迎えた当日。面接予約時間までに大使館に着くようにします。30分くらい並びセキュリティチェックを受けます。携帯電話をここで預けますが、その他の電子機器は預けることも持ち込みも不可なので家に置いておきましょう。チェックを受けたら別の建物に誘導され、書類を提出。1時間くらい待つこともあると聞いていたので本を持って行きましたが、この日はとても空いていて、読書どころか心の準備をする暇もなく面接をすることに…。 「ハーイ!」とにこやかな女性が担当でした。面接はもちろん英語、銀行窓口のようなブースで立ったまま行われます。気をつけなければいけないのが、言葉。というのも、J-1ビザ(交流訪問者ビザ)は「給料(salary)」をもらって「仕事(work)」をするのではなく、アメリカの文化も学びつつ「報酬(stipend)」付きの「トレーニング(training)」を受け、その後はアメリカで学んだ技術を母国で生かすことが目的です。 ![]() 1週間後、預けたパスポートがビザとともに郵送されてきました。ここまでかかった期間は1ヶ月半、人によっては3ヶ月から半年かかる人もいるようです。日本で仕事をしながら手続きを進めるのは正直きつかったですが、家族や友人、上司や同僚に励まされながら乗り越えることができて、本当にほっとしました。 ※ビザに関する情報は2014年5月現在のものです。 |
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