Aunty Ayaのゆるゆる~な海のお話 第9回 ハワイのキュートなイベント♪ (後編)
■ハワイの子供たちによる日本向けのチャリティー・イベント♪
友人のエイミーはベトナム出身。彼女は比較的裕福なベトナムの家庭に育ちましたが、ベトナム戦争のあと、国を脱出し、アメリカに移住するまで難民キャンプに2年間も住んでいました。まだ13歳だったエイミーには地獄のような生活だったといいます。彼女は現在ボランティアとして、ベトナムの禅寺で開催される日曜学校で母国語を教えています。教科書も彼女のお手製だそうです。 そんなエイミー、今回の東日本大震災が人ごとのように思えず、4歳から12歳の教え子たちと話し合い、放課後に絵を描いて売り、義捐金を募ることにしました。教え子の4歳の女の子2人が自分たちのフラショーも提案したそうです。ハワイの子供達が日本向けのチャリティー・イベントをしてくださるとは日本人の私はだまってみているわけにはいきません。日本人代表?! としてハワイを訪れていた友人ファミリーと参加しました。
到着すると大歓迎を受け、お皿に山盛りのお手製のベトナム料理をふるまわれ、皆に紹介されました。ハイ! 日本人代表としてお礼を申し上げました。笑。4歳の女の子達の1時間にわたるフラショーも見事なものでした。ハワイ語の歌も立派に歌い、真剣に踊る姿に感動しました。他の子供たちが一生懸命にお絵かきをするのを見て友人ファミリーの11歳のヒナちゃんと9歳のハルト君も参加し、ちょっとした日ハ交流の場になりました。 日本はハワイにとって、とても近くに感じる国。毎日のように大小のチャリティー・イベントが開催されています。少しずつ、少しずつ前に進んで、いつかハワイで「あの時は大変だったね~。」って一緒に笑える日が来る事を心より願っています。
(2011年4月更新) |
ハワイ在住Aunty AYA(アンティ・アヤ)のプロフィール | |
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オーストラリアと関西育ち。ボケ担当の関西のオバチャンで~す。2000年に初めてヨットレースのためにハワイに来て、超ワガママで釣りバカのダンナと出会い結婚。現在はハワイの文化にも興味が出てきて、ゆるゆる~とマリンスポーツをしながらコオラウ山脈のふもとの自然に囲まれた野性的な環境でスローライフを楽しんでいます。ライター業以外でもハワイのブランドのノア・ノアのヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチリゾート&スパ内レインボー・バザール店の新米マネージャーとしても奮闘中。応援よろしゅ~お願いします。
ブログはこちらhttp://auntyaya.hapagirlpikake.com/ アンティ・アヤへのファンレターはこちらへどうぞ。editor@hawaii-arukikata.com |
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