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前回より続く…

今回もゲンさんは、ほんの少しの自由時間をみつけては初めてのスカイダイビングに挑戦したりと、以前と変わらないやんちゃぶりを発揮。でも今は壇家を抱える身、責任重大です。事故を起こしちゃいいけないと大好きだった車は全部売ったそうです。 ゲンさんは現在、熊野古道の無量寺のご住職、八田尚彦さんです。無量寺には串本応拳芦節館があり、芦雪作の絵が描かれた襖などは国重要文化財として指定されているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。以前から美意識の高い方だとは思っていましたが、現在はネズミならぬ、今にも襲いかかりそうな虎と龍の絵に囲まれて生活をしているようです。

串本という地で新しい船を購入したゲンさん、美しい太平洋の海に囲まれた絶好な環境でクルージング三昧かと思えば、ヨットに乗る時間がないくらい忙しいそうです。以前所有していた28フィートのラットパトロールを「ハワイまで持って帰ってくれたらあげるよ～。」と、またまた気前がいいのですが、主人に相談をしたら1番安全なアラスカよりの海流にそってハワイを目指すと2カ月近くかかるとのこと。そして28フィートの船の上で、ずっと陸も見ずにお互いに顔を突き合わすことができるのかと聞かれて…考えてしまっている私です。

あ～、船なし人の私達。船はあっても乗る時間のないゲンさん、どっちが良いのでしょうね～。10年ぶりの再会に私の懐かしいニックネームも聞きました。関西のヨット仲間には「キョンちゃん」って呼ばれていたのです。その由来はと…これは長くなるので、又、いつか。これを読んで無量寺に行きたいなって思っていらっしゃる方、「キョンちゃんのコラムを読んできましたっ！」って言って頂けたら、ゲンさんがコロヘな面を披露してくれるかもです。

ゲンさん、又、一緒にハワイの海に出ましょうね♪

(2012年1月更新)