いまどき、犬でもハワイ移住できます! |
■グリーンカード取得は楽じゃない!? 日本での入籍と対照的に、グリーンカード取得の手続きはなかなか面倒だった(日本でのビザ申請の詳細はアメリカ大使館のホームページを参照)。アメリカ大使館にビザ申請をする前には請願書と書類の提出が必要。その中に「扶養宣誓供述書」というのがあって、結婚して外国人がアメリカに住む際に配偶者やその家族などが、嫁(や婿)の経済的スポンサーとなり、「扶養できる」ことを公式な書類で証明しなければならないのです。当時、アンちゃんの収入がアメリカ国内になかったので私の経済的スポンサーになれず、バリバリ現役で活躍しているエンジニアのアンパパ(アンちゃんのパパ)に頼んでスポンサーになってもらって納税記録を送ってもらい、それが受理されてから本格的なビザ申請を開始したのでした。ちなみに、経済的スポンサーは貧困ライン(アメリカ政府が設定する最低限の生活に必要な収入額)からはじき出した金額を支援できるという証明が必要なのだけど、ハワイとアラスカは物価が高いせいかその貧困ラインさえ他の州と比べるとお高いのですよ(詳しくはこちら)。
アメリカ人が外国人と結婚する場合、配偶者の経済的なスポンサーが必要になります! |
そして、請願書が受理されると本格的にビザ申請開始。必要書類には警察が発行した無犯罪証明書や指定診療所での健康診断などがあり、そのまま日本に住んでいたら二度と見ることはなかったであろう小学生の時の予防接種の記録を引っ張り出したり、当座の生活費保証を証明するためのお金をかき集めたり(アンパパの経済的スポンサーもあったのだけど念のため)… また、グリーンカード取得に必要な健康診断の中にはエイズ検査が入っていて、ちょうどその頃「あなたは彼氏の元カノの元彼を知っていますか?」という感じのエイズ教育コマーシャルがテレビで放映されていたため、いろいろ考えてしまい一人でビビリまくり、実は正式な健康診断の前に市の検査機関でエイズ検査やってきました。 …はい、小心者っす。
そして、アメリカ大使館で行われた最終インタビュー。本当は私一人でも良かったのだけど、結婚に関することなのだから二人で行ったほうが心象がいいだろうということで(偽装結婚と疑われる確率が低くなる?)、アンちゃんと二人で行きました。二人とも心象を良くするためスーツまで着てるところが小心者です。行ってみればほとんどの人がジーンズにシャツといったカジュアルな格好で、私たちだけ「仕事を途中で抜けてきたんですか?」といわれそうな服装。そしてしばらく待った後、インタビュー開始。 |
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