How to Distinguish American Coins
ハワイに何度も旅行に来ている方でも、なかなか使い慣れないアメリカ硬貨。硬貨自体には値段の数字も書いていないし、どの硬貨が何セントなのか良くわからない。会計時に戸惑ってついつい札ばかり使ってしまい、気付いたら小銭で財布が厚くなってる~! なんて経験をしたことがある方も少なくはないのでは?
日本とはちょっと違ったアメリカのコイン。今回はハワイで主に流通している4種類のコインの特徴をご紹介します(他にも1ドル硬貨や50セント硬貨もありますが、主流ではないので今回は省略します)。これで、小銭だらけの財布にさよならできるかも!?
■1セント:唯一のブロンド「ペニー(Penny)」
まずは1セントこと「ペニー」。4種類のコインの中で唯一ブロンドなので覚えやすいです。日本で言う1円玉ですね。覚えやすいのですが、賢く使わないとついつい貯まってしまうのがペニー。観光地でたまに見かけるペニーマシーンで、ペニーに刻印して記念メダルにすることもできます。
■5セント:ふちがツルツル「ニッケル(Nickel)」
お次は5セントの「ニッケル」。色は他の2種類のコインと同じく白銀色なのですが、ふちの部分がツルツルでコイン自体も少し厚めです。日本で言う5円のような感覚で、ペニーと上手に組み合わせて支払って小銭を減らしてみましょう。
■10セント:小さいBodyなのにすごい「ダイム(Dime)」
10セントなのに、5セントであるニッケルよりも小さい「ダイム」。さらに「10セント」とはどこにも書いていないので、混乱してしまう方も多いのではないでしょうか? ダイムはコインの中で大きさ的には一番小さいのですが、10枚集めれば1ドル!
■25セント:一番Bigで豪華、大活躍の「クォーター(Quarter)」
最後は様々な場面で使える25セントの「クォーター」。4種類のコインの中で一番大きいコインです。25セント…というとなんだか中途半端な数字のような気がしますが、クォーターは英語で4分の1という意味。
コイン上に「Quarter Dollar(クォーター・ダラー)」と書いてありますが、つまり、4枚集めると1ドルというわけです。
コインパーキングやコインランドリー、さらにお釣りの出ないバスに乗る際にはとても便利なコインなので、お店での会計時には使わずに取っておくとよいですね。
価値 | 名称 | 特徴 | 主な使い道 | |
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1セント | ペニー |
・唯一銅色 ・表はエイブラハム・リンカーン |
・ペニーマシーン ・店での会計 |
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5セント | ニッケル |
・ふちがつるつる ・一番厚い |
・コインパーキング ・店での会計 ・バス運賃 |
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10セント | ダイム |
・一番小さい ・表はフランクリン・ルーズベルト |
・コインパーキング ・店での会計 ・バス運賃 |
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25セント | クォーター |
・一番大きい ・州の記念コインあり |
・コインパーキング ・コインランドリー ・バス運賃 |
いかがでしたか? 日本とはちょっと違ったアメリカのコイン事情。まずは混雑していないお店での買い物から小銭を使う練習をしてみてもよいかもしれません。
また、どうしても小銭が余ってしまう場合にはお店のレジに置いてある募金箱に寄付することをおすすめします。
カフェやテイクアウトのお店などのレジのそばにある「Tip(チップ)」の瓶に小銭を入れるのはOKですが、レストランで席について飲食する場合に残すチップでは小銭は使うのはアメリカではNGとされているので、気を付けてくださいね。
(2020年10月更新)
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